霧雲が起きるとそこは自室だった


『あ、れ……』


(なんで此処に……？)


霧雲はキョロキョロと周りを見回す


コンコン


「霧雲様、お目覚めになられましたか？」

『セバスチャン…』


ここでわかった
セバスチャンが運んできてくれたのだと

霧雲はベッドを下り、セバスチャンがいる扉を開く


「おや、起きていられましたか」

『はい…』

「夕食の準備が出来たのでお持ち致しました」

『ありがとうございます』


霧雲は欠伸をしながら椅子に座る

セバスチャンがテーブルに次々と料理を置いていく


『いただきまーす！』


霧雲は日本人のように手を合わせてから食べ始めた




ーーーーーーー




夕食も食べ終わり、今日もこれから任務があるので仕度をする

霧雲の主な通行手段は自分の翼なので、それにあった服(飛んだ時、下着が見えないようにする)に着替える

屋敷から出る時はいつも自分の部屋の窓から出ていく

そして今日も沢山の人を殺しに行くであった…





　終わり










更新09.11.22