ヒロインの一日
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第2回戦目
また竹刀を構える
今度は先に出たのは霧雲だ
竹刀は振らずに沖田に攻め込む
その行動に戸惑いを生む沖田
霧雲は沖田の後ろに回り込み、竹刀を振り上げる
沖田は後ろを向き、霧雲の竹刀を受け止める
「っ…何の真似ですかィ?」
『否、べつに
ただいろんなやり方を知っていた方がいいでしょう』
霧雲は下がり回し蹴りをする
沖田はギリギリで避け攻め込む
霧雲は簡単に避け、隙を作らないように竹刀を振る
沖田はまた受け止め、霧雲に力、体重全てをかける
はそれには対応出来ないのか床に倒れ込む寸前で床に片手を付き、沖田から逃げる
『自分の事、よく知ってるじゃないですか』
「当たり前でさァ
だてにこの体で何年も生きてねーからな」
沖田が走り込む
霧雲も走り込んだ
竹刀と竹刀がぶつかり合い、物凄い音がする
少し霧雲が押されている
『くっ………』
「やっぱなんだかんだ言って霧雲は女なんですねィ」
『煩いっ!!!』
霧雲が押し上げた
沖田はいきなりの事で足を崩してしまった
そこに霧雲の竹刀が沖田の顔面スレスレで止まる
霧雲は竹刀て軽く額を突く
『負け、ですね』
ニヤッと笑う霧雲
「チッ」
霧雲は沖田から離れ、沖田に手を差し上げる
沖田は霧雲の手を掴み立ち上がる
『では、私は行きますね』
「そういやァ用事があるとか言ってたなァ」
『少しね…』
霧雲は竹刀を仕舞い、武道場を出ていった
「用事が男だったらムカつくぜィ」
置いていかれた沖田は霧雲が出て行った方をじっと見る