標的86
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家光に言われ来た場所は、いつかきた黒曜ランド
何でもここに霧の守護者がいるらしい
『ここ、あんまいい記憶がないんですが…』
1ヵ月前、六道骸によって連れられてきた場所
殆ど寝てはいたが、おぞましい夢を見た場所でもある
「六道骸だっけ?」
『えぇ…
夢で見るかぎりは、私の兄』
「…
それ、もしかしたラ外れてナイかもね」
『…』
「ボクはあまりボンゴレのこと知らなイけど、##NAME1##とザンザスが血縁関係とは証明されてはイナイ」
『そういえば…』
血縁関係なんて証明するものなのだろうか
マフィアという関係上、戸籍なんて曖昧に作られている
なので血縁関係なんて特に気にもしたことがなかった
「特に、##NAME1##とザンザスに共通した部分が見受けラレナイ」
『それはただたんに似てない兄妹とかでは?』
「そういうコトもあるケドね」
『あ゙あ!もうわけわかんないっ!!』
こういう時に限って九代目とも連絡がつかないから、本当のことを知る方法がない
だが、もし骸と自分が兄妹でも、九代目と家族というのは変わらない事実なのだ
以前リボーンに言った通り、##NAME1##は九代目を恨むことはない
「ほら、止まってないで早く行くヨ」
『んも~!置いていかないでくださいよー!』
先に行ってしまったブイオを慌てて追いかける
ボロボロな階段をのぼって上の階に行き、何時だか行ったボーリング場に着いた
『──…ここですかね…?』
「ん。アソコに3人いル」
ボーリング場の端にある扉の向こうから3人の気配を感じた
扉に近付いていくと、勝手に扉が開く
「buonasera(こんにちは)」
『お、んなのこ?』
現れた紫色の髪の女の子
黒曜中の制服を着ている
女の子の後ろからもう1人出てくる
「うお!##NAME1##しゃんじゃん!」
『ぇっ』
「犬、うるさい」
『えぇっ!?』
後から出てきたのは以前闘った城島犬と柿本千種であった
『───つまり、このクローム髑髏が六道骸であって霧の守護者だということですか』
あれから女の子と柿本千種に説明してもらった
女の子の名はクローム・髑髏
瀕死の処を六道骸に助けて貰い、生きるかわりにクローム・髑髏は六道骸の憑依体となった
千種と犬が此処にいる理由は、復讐者から脱獄し、骸だけが脱獄の最中二人を助けて捕まった
しかも以前より深い地下層に身体も動かないくらいに拘束されているらしい
3人は身元の安全のため、家光に引き取られ、そのかわりに霧の守護者になった
『骸の憑依体って…クロームはそれでいいんですか?』
「うん。骸様に助けられた命。骸様の為になるなら使ってほしい」
やはり六道骸という存在はわからない
世界を滅ぼしたいと言ったり、だが人助けなど優しい心を持っていたり…
『(骸と話してみたい)』
「骸様、##NAME1##に会いたいって言ってた
でも今は骸様、寝ているみたいで…なるべく体力は使いたくないみたい」
『ぇっ!?(心読まれた?!)
そう、ですか…
…いつか会って話がしてみたいです』
「出来る…必ず」
クロームは同情なのではなく、確信を持って言った
更新17.01.18
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