標的81
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骸は##NAME1##を抱き締めた
##NAME1##も黙って受け入れている
「いつか、また出逢う時まで、あの娘を頼みます」
『あの娘…?』
「はい。
不本意ですが、彼女ならボンゴレを助けてくれます。
沢田綱吉にはあの娘も##NAME1##も勿体無いくらいです」
##NAME1##はどう返答していいか解らず、抱き着いたままの骸のシャツを握った
骸は笑っていた
精神を元の場所に還す間際、骸が気をつけてと言った意味がわかったのは、精神が戻って直ぐだった
バシッ
先程まで座っていた場所が抉(エグ)られていた
『あ、ぶな…』
汗が一滴垂れた
「精神統一してる時、どこいっテタ」
緑色の髪が揺れる
ブイオから妖しいオーラが漂う
『ま、まってください!
私は骸に呼ばれてっ…!』
「ムクロ?」
キョトンとするブイオ
その顔は何故骸が。というよりは、誰?という顔になっている
『今、復讐者に囚(トラ)われている、私の兄らしいですよ』
「……そう」
ブイオは黙りこくってしまった
『文句は骸に言ってください。
私は勝手に飛ばされただけです』
「飛ばされたとイウことハ、力が弱いカラ
明日は幻術を跳ね返らせない特訓ネ」
ブイオはそれだけいうと、茂みに入って消えてしまった
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―――
―――――
沢田家に帰ると、既にブイオは居た
そして今日も菜々が豪華な調理を作り続けている
『あれ…
家光は?』
「情報収集とか言って何処か行ったぞ」
##NAME1##の独り言に答えたのはリボーン
『ヴァリアーの?』
「ああ。大方ザンザスについてだろ」
『…』
##NAME1##は"ザンザス"という言葉を聴いて眉をひそめた
「8年間行方不明になったザンザスが、いきなり行動を取り始めたんだ。
本部で何かあったか調べてるみてーだ。
それに、##NAME1##も九代目と連絡とれてねーんだろ?」
『はい…』
確かにザンザスの事も気になるが、今は九代目の事の方が心配だ
今は落ち着いているが、九代目はツナやディーノと同じよう仲間の為なら何でもやる
『――…今はツナ逹の為に強くなるだけです
本当はお祖父様に逢いに行きたいですが、私はこのリングの守護者を貫きたい』
##NAME1##はそれだけ言うとお風呂に入りに行ってしまった