標的75
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10月13日
##NAME1##は未だベッドの中にいた
頭まで布団を被り、何もかもを遮断するように耳を塞いでいる
バッタンッッ
音がして若干涼しい風が入ってくる
それに加え、かなり煩い声も雑ざって入ってくる
「ガハハハッ」
「ランボー!」
ランボは唐揚げが刺さっている箸を持ちながら##NAME1##の部屋の中を駆け回る
それをイーピンが追い掛ける
『ん~…』
##NAME1##はあまりの煩さに唸りながら布団から顔を出す
『らん…ぼ…?』
どうやら今まで寝ていたようでまだ頭が回転していないようだった
「##NAME1##やっと起きたもんね!」
ランボはまだ眠そうな##NAME1##に飛び付いた
そのせいで
「ぐぴゃっ」
箸がランボの頭に刺さった
『あーもう…なにやってんですか』
##NAME1##はランボの頭から箸を抜く
モジャモジャな髪のお陰で血は出ていないようだ
「##NAME1##」
『なんですか、リボーン』
いつの間にか隣に居たリボーンに問う
「さっき山本から電話が来てな。商店街に来いだとよ。ランボとイーピンとフゥ太も連れてな」
『?』
何故なのか意味が分からず首を傾げる
「ツナが何かやったのかもな」
『綱吉が?
あれ、そう言えば綱吉は?』
「補習だぞ。山本もな」
『(さぼったな…)』
##NAME1##は数少ない洋服へと着替え、少し遅い朝食を食べる
『(――…にしても何ですか、この数)』
唖然としながらご飯を口に入れる
それもこの目の前にあるオカズの量に問題がある
鍋や蒸し、揚げ物にローストチキンまである
何かのパーティーでもあるのか…そう考えたが何も思い当たる節(ふし)がない
『フゥ太、何かあるんですか?』
隣で食べているフゥ太にソッと聞く
「ツナ兄のお父さんが帰ってくるんだって!」
『お父さん…!?』
確か綱吉の父は沢田家光だった気がする…
何か嫌な予感がした