標的79
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「オレを鍛え直してくれるというのはまことか!!?」
入口を派手に開けて入ってきたのは京子の兄・笹川了平
左手の中指の指輪が輝いている
「待ってくださいお兄さん!!状況わかってるんですか!?」
「敵を迎え撃つのだろ!?
相当緊迫しているらしいな!!
昨日のできごと、10日後のこと、指輪の話も聞いたぞ……」
『へぇ』
##NAME1##とツナは感心する
「全部わすれたがな!!」
「たちまち意味ねー―!!」
『……』
二人は落ち込んだ
##NAME1##に限っては声にもでないほどだ
二人はリボーンに抗議する
『なんでこの人なんですか…』
「京子ちゃん心配するよ!」
「こいつにはファミリーにかかぜない重要な役割があるからな」
「極限まかせろ!!」
そういう了平の背景に日光が注していた
「ところでパオパオ老師。
今日はオレのために幼なじみを呼んでいただいたとか」
「え……?幼なじみ?」
「くされ縁だぞ」
『もしかして…』
その時、リボーンの黄色いおしゃぶりが光った
##NAME1##もある気配に気付いた
「近いな」
「おしゃぶりが光ったってことは!」
『アルコバレーノの……』
鳥の羽を動かす音が聞こえた
「久しぶりだな コラ!!」
「こ……
この声…!?
コロネロ!!!」
軍服、ライフル、01のバッチが付いたバンダナ。そして光っている蒼いおしゃぶり
「元気そうだな コラ」
コロネロは着地ついでにツナの顔を蹴る
「なっ…なんでコロネロがここに?」
「リボーンの奴が泣きついてきたからな」
「泣いてねーぞ」
コロネロとリボーンは頭突きをし合う
『頭潰れますよ』
「「潰れるか(コラ)」」
二人の息はとても合っていた
「今回は時間がねーからオレ一人じゃ全員鍛えられねーんだ。
だからリングを持つ奴それぞれに、専属の家庭教師をつけることにしたんだ」
「なぁっ!?」
ツナはどんどん危ない方に話が進み焦る
##NAME1##は誰が家庭教師になるのかワクワクしていた
「噂にあったボクサー小僧はどいつだコラ!」
「オレだ!!」
コロネロの言葉に答える了平
コロネロは了平を見、自分のライフルで了平の胴体を叩く
「こいつ、本当にそんなによわいのか?コラ!」
「ああ。
選ばれたファミリー8人の中じゃ、今最弱の部類だな」
リボーンにそういわれ、コロネロは笑った
「こいつはおもしろい奴を見つけたな コラ!
もし10日間、オレのトレーニングについてこれれば、他の6人なんてぶち抜くぜ コラ!
そのかわり厳しいぜ。やるか?コラ」
コロネロはどこからか自分が付けている迷彩柄のバンダナと同じものを取り出した
しかしバンダナについているバッチの数字がコロネロが付けているものは01で、コロネロが持っているものは02だ
「望むところだ!!オレは負けん!!」
「よし、ついてこい コラ!!」
「おう!!」
了平はコロネロから受け取ったバンダナを付け、コロネロを追って行ってしまった
『凄い熱血師弟ですね…』
「だっ…大丈夫なのか?あの二人…」
ツナは心配する
「心配すんか」
『コロネロは何千という生徒を見てきたんですよ?』
##NAME1##の言葉に続いてリボーンが言う
「そのコロネロを唸らせたってことは、うまくいけば了平は何倍も強くなるぞ」
後ろで見ていたディーノが動く
「そんじゃ、オレもそろそろ鍛えに行くかな」
「え!?ディーノさんも家庭教師!?」
「ああ。さすがに今回の件では同盟の問題でオレは手を出せねーからな。
今やってやれることはこれくらいしかねーんだ」
ディーノは顔を歪める
「そんな~~~!!頼りにしてたのに~~~~!!
あ…もしかして獄寺君と山本のカテキョーですか?」
「いいや…
更なる問題児らしいぜ」
『問題児?』
##NAME1##が考える限り、問題児といえばランボしかいない。
しかしまだランボは5歳児だ。
こんな闘いにいるわけがないと思い、その思考は消した