標的70
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帰って来たツナに六道骸の下へ行き倒しに行くと言われた
気が乗らなかったが##NAME1##はボンゴレの為だ。そう思い行く事にした
それに自分にとって六道骸とは何かあると思ったからだ
「ツナ、帰ってたの?」
ツナが着替えていると洗濯物を持った奈々が入ってきた
「あら?お気に入りに着替えて遊びにいくの?」
「えっ
え…まあ…」
『その服お気に入りなんだ…(27…ププッ)』
お気に入りといわれる服には27と書いてあった
ツナのロゴなんだろうなと思い笑ってしまった
「今日はやめといたら?また並中生襲われてるらしいじゃない」
「『(今まさにその元凶にのりこもうとしてるんだけど…)』」
言えるはずもなく、そこは適当にごまかしておいた
「ツナー──!」
ランボとイーピンが部屋に入ってきた
「ガムあげよっか」
ランボは口に入ってるガムを出す
「いらないよ」
口に入ったガムを貰う程ツナは幼稚ではない
「ツナのうんこー──!
ママン!おつかい行く~~っ」
「ハイハイ」
三人が団欒している端ではツナが頭をかかえている
思っている内容は隣にいた##NAME1##には手に取るようにわかった
「そのために奴らを倒すんだぞ」
そういうリボーン
おそらく読心術をつかったのだろう
##NAME1##にはいきなり言われたようにしか見えないが
リボーンは繭になったレオンを頭に張り付け、ツナを驚かせた
「マユになったレオンもつれてこうと思ってな」
「レオン大丈夫なのか~!?」
「レオンより自分の心配した方がいいぞ
レオンがこうなる時はいつもオレの生徒は死にかけるんだ」
『不吉ですね…』
「それってあのディーノさんも~~!?つーか行く前にそーゆーこと言うか~~?」
だが、リボーンだから許されてしまう
いつものことだと
「ああ。それとな、
オレは戦わねーからがんばれよ」
『…え?』
銃にバッテンのマークを付けて見せるリボーン
「マジでー─!?
おまえいるから脱獄犯相手でも何とかなるかもって思ってたのに!!」
「今回の指令はツナへのもんだからな
オレは死ぬ気弾以外撃てない掟なんだ
頼るんなら##NAME1##頼れ」
『私に振らないでください』
リボーンは##NAME1##の言葉を無視して、どんどん話を進める
「ちなみに死ぬ気弾もあと一発しかねーからな」
「へ?」
リボーンは一つの弾を見せながら言う
「死ぬ気弾はレオンの体内で生成されるから今作れねーんだ」
繭になった寝ているレオンを見せる
「死ぬ気弾はボンゴレ伝統の素弾を形状記憶カメレオンの体内に三日間うめこむとできるんだ」
「レオンってそんな重要なペットだったんだ…」
「だから死ぬ気弾をアテにするなよ」
『半裸にならなくてよかったですね』
ツナは撃たれるのもいやだし、一発しかなく不安なのと気持ちがごっちゃまぜだった
インターホンがなって山本が弁当、水筒、山本のバットを持ってツナの部屋に入ってきた
「マフィアごっこだと思ったままつれてっていいのか!?」
『ツナ、いいんですよ!
山本ですからやるときはやります!』
「そ、そう」
ツナは山本から預かった水筒をテーブルの上に置いた
「ケンカ売ってんの?山本武
私の弁当へのケチかしら」
重箱を持って現れたビアンキ
ビアンキは最近山本を嫌っているらしく一々文句をいう
そういう処は獄寺と姉弟なのだと頷ける
「あとは獄寺君だけだね」
「あいつが遅れてくるなんてめずらしーな」
『ほぇ?』
「とっくに外で待ってるぞ」
リボーンにいわれツナが窓から外を見ると、玄関の塀に隠れて家の中の様子を伺っている獄寺がいた
ツナがビアンキに目を隠すよう説得している時にリボーンが##NAME1##に近付いてきた
「##NAME1##、お前は女の正装でいけ」
『え?』
「今日は変装無しだ
九代目からの命令だぞ」
リボーンはそう言ったが本当は命令ではなくお願い、願望だ
だがそうすると##NAME1##は聞かないから
そのためにリボーンは嘘を付いてまで命令といった
『何故ですか』
「さぁな
オレは九代目じゃねーからな、わかんねー」
『そうですか…
着替えてきますね』
##NAME1##は自分の部屋に戻って着替え始めた
白いワイシャツに青と赤のチェックのミニスカ、女性用のスーツ、ニーハイソックスを着込む
首に架かっているネックレスを指の腹で撫でる
『(六道…)』
自分の目に篭っている能力と同じ名前
六道輪廻
恐らく、否、絶対自分は"ろくどうむくろ"と何かある
そう思った
これからろくどうむくろを倒しに行くことは、自分にとって不幸を喚ぶかもしれない
それでも知りたかった
私の能力の事を
##NAME1##はどこからか銃二丁、日本刀を二本取り出し、一度見てからまた仕舞った
家から出ると既に行くメンバーは揃っていた
『……その格好』
##NAME1##はビアンキを見て固まった
「あら、正装になったのね
これは隼人が私と目をあわすのが恥ずかしいって」
『そ、そうですか…
正装なんて久しぶりですよ』
「よし、そろったな」
リボーンが話を中断させるように言う
「骸退治に出発だ!!」
リボーンを先頭に黒曜へと向かった