標的69
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9月6日
最近風紀委員が襲われる事件が多発していた
##NAME1##は警備の為に学校に早く来ていた
「まだ見付からないの」
「す、すみませんっ!
見回っていますが見るのは倒れているだけで犯人の情報は全く入っていません」
「そう…」
誰が見ても雲雀の機嫌の悪いのがわかる
意味もわからず風紀委員(という名の下僕)が襲われている
しかも昨日、今日に限っては一般人まで襲われている
だが、##NAME1##はやられる方が悪いと思い、そんなに気にしていなかった
『雲雀さん…あれ、止めてあげましょうよ…
かわいそ…』
##NAME1##は校門にいる風紀委員を指差した
校門には風紀委員が四人いて、その風紀委員の間を生徒が通るだけのこと
しかし生徒からしたら巨体で顔が厳つい風紀委員の間を通るのは恐い
「なんで」
『恐いからです』
「…」
雲雀は何も言えなかった
『あ、綱吉とリボーン』
塀の上を歩いているリボーンと、隣を歩いているツナがいた
「………あんな事件が多発してるんだ
ピリピリもするぞ」
「やっぱ不良同士のケンカなのかな…」
「ちがうよ」
リボーンとツナの話に割り込む雲雀
「ヒバリさん、##NAME1##!!」
『チャオ!』
「いや…僕は通学してるだけでして…」
ツナは雲雀に恐れておどおどしている
「身に覚えのないイタズラだよ…
もちろんふりかかる火の粉は元から絶つけどね」
『同感です!』
ツナは雲雀の言葉に背筋を振るえさせた
<緑~たなびく♪並盛の~大なく小なく 並~が・いい~~…♪>
どこからか並中の校歌が流れてきた
それに反応したように雲雀が携帯を開いた
『今、ありえねーって思ったでしょう』
「え、あ…うん」
雲雀に聞こえないよう、二人で話していた
「じゃ、あ 俺行くね」
『はい』
ツナは##NAME1##と雲雀に背を向けて歩き出そうとした
「君の知り合いじゃなかったっけ」
ツナを止めたとは雲雀だった
『?』
「笹川了平……
やられたよ」
「『!』」
ツナとリボーンは走って病院に向かった
『大丈夫ですかね…』
「他よりは軽傷だって
意識もあるみたいだし」
『! なら犯人も…!』
「うん
だから僕行ってくるね」
『え』
雲雀がいくら強いからって一人では危険だ
「大丈夫だよ
君も風紀委員だから気をつけて待ってなよ」
『でも雲雀さんだけじゃ無理です!私もいきます』
「む…
僕が負けると思ってるの?」
『負けます
私の勘は当たりますよ…?』
「ならその勘、外してあげる」
雲雀は##NAME1##の頭を撫でて行ってしまった
##NAME1##は心配だったが、ここで後を着いていってしまったら雲雀のプライドを壊してしまうことになる
##NAME1##は仕方なく見送る事にした