標的72
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ツナが獄寺達のもとへ戻ると、六道骸を発見した
そして獄寺も山本も倒れてい、ビアンキが倒れている二人の前に立ち庇っていた
ツナはランボに怒るように、六道骸相手に怒ってしまう
リボーンがツナに死ぬ気弾を撃つのと、六道骸がビアンキに仕掛けるのは同時だった
それを見ていたのは先程##NAME1##と話していた男と、柿本千種だった
千種は窓の硝子に手をつけ、外を見る
「アルコバレーノが0.05秒以下の早撃ちで放ったのは恐らく特殊弾」
「しかし最後の一発だったとは
まんまと術中にはまってくれましたね」
##NAME1##と同じ髪色の男・六道骸はソファーに座り、隣に寝ている##NAME1##の髪を撫でた
実は六道骸とはこの男のことで、今、ツナと闘っているのは偽物。ランチアという骸の罠に嵌められた哀れな男だった
「これでまた一歩ボンゴレ10代目の略奪に近付きましたよ」
骸は笑った
「骸様、負けました」
千種は骸を見ずにいう
「口封じをしてください」
骸も千種を見ず、##NAME1##の顔を見ている
千種は愛用の武器をつかってランチアに毒を投与した
─ここどこ…
##NAME1##は薄暗い部屋の中にいた
6面全て同じ白だが、明かりは部屋の真ん中に小さいものしかなく、壁まで光りが届いていない
─何でこんなところに……っ!
この場所にくる前のことを思い出した
私と同じ髪色
私と同じ目
そして私が闘う時(男装時)の顔がそっくりだった
「貴女が一番知っているはずですよ」
「可哀相な##NAME1##
記憶を奪われ
偽りの記憶を埋め込まれ
偽りの家族と過ごした10年間」
「本物の記憶はボンゴレの手によって消された」
「貴女の罪を貴女の記憶から、自分の記憶から消そうと
そして僕達の関わりも消した」
なにより
「僕と##NAME1##、貴女は…──
─血の繋がった兄妹です」
一番驚いた
同時に私と彼がそっくりな理由がわかった
だけど私は彼のことを知らない
もし本当なら…
彼がいった通り、記憶を消されたの?
偽りの記憶を埋め込まれたの?
でも御祖父様がするわけない
なら親は?
小さい頃に亡くなってしまっただけ
証拠もないのに?
………、でも御祖父様が嘘をつくはずがない
だけど、何故か彼の言葉のほうを信じてしまう
──やはり、血が繋がっているから?
兄妹だから?