意地と真意の乖離と、気付けば遅い結末
「・・・私も聞いていて陛下達がそういったように言ってくれる可能性は低いと思うし、仮に陛下達が何かを言ってもアッシュやナタリア達もその言葉に従わない可能性もあると言うのがな・・・」
「まぁそこについちゃ確かに有り得るとは思うが、今更聞くのかってなっけどお前としちゃ婚約が無くなってくれるってなった方がいいって思うか?これに関しちゃ役割だから受け入れるとかみたいな事は言わずに答えてくれよ」
「・・・本音を言うならそうなってくれた方が断然にいいと思っているのは確かだ。理由としてはやはり今まで散々アッシュもそうだがナタリアの態度を見てきたことで、結婚したとしてもまともに夫婦としていられるとは思えないことからな・・・」
「・・・まぁそりゃそうなるだろうな」
そしてクロエも同意といった言葉を口にしたことにルークが本音で答えてほしいと婚約についてを聞くと、苦々しげながらも無くなってくれたらと返す様子に妥当だというように頭をかく。
「だが私からはそうしてほしいとは決して言えるはずもない・・・もう祖国には見捨てられたような物だということは承知してはいるが、それでもヴァレンス家の者としての最後に命じられた役割を果たす為にもそんなことはな」
「そうだろうね。私もクロエ君の誇りというものは君と接してきたからよく理解している。だからこそもし何かがあれば私を頼ってほしいと言ったんだ」
「まぁ先に言ったように婚約の見直しがされる可能性は低いでしょうが、もしそうなったら逃げるのを恥だと思わずウッドロウを頼られた方がいいと思います。ヴァレンス家の人間としてという誇りを持たれるのは構いませんが、望まぬ婚約に心を許さない婚約者を相手に何年も耐えてきた・・・そう考えれば貴女はもう十分に役割を果たしたと言えると思いますから、そこから先はもう自由に生きる道を選択していいと私は思います」
「俺もジェイドの言ったような事になったらそうした方がいいと思うぞ・・・まぁそんなことにならねぇ可能性の方が高いのは今までの話から分かってるだろうが、それでもそうなったらそうするようにしろよ。俺も出来る事があるなら手伝うからよ」
「・・・ありがとう、三人共」
しかしそれでもヴァレンス家の者として・・・と自分は動く旨を揺るぎなく口にするクロエに三人は各々の立場からクロエを気遣うような言葉を口にしていき、それらを受けて淋しげな微笑を浮かべながらクロエはそっと礼を告げた。話に何度も出たが現実にはそうならない可能性が高いと分かっているが、それでもこうして気遣いを向けてくる三人に対しての心からの礼を・・・
・・・それでその四人の会話は終わり、バンエルティア号は各々の帰る場所や行く場所へと向かってアドリビトムのメンバーを降ろしていった。そしてライマではルーク達と共にクロエも行く形でだ。
そうして全員を送った後でしばらくは何もない状況が続いたが、アドリビトムに所属していた面々が元いた場所やらでやることに一段落を告げた後に、またしばらくアドリビトムに身を寄せる為にとアドリビトムに続々と訪れることになるのだが・・・その中にはライマに所属している面々もいたのだが、ライマから来たのはルークとクロエとガイにアニスの四人だけであった。
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「まぁそこについちゃ確かに有り得るとは思うが、今更聞くのかってなっけどお前としちゃ婚約が無くなってくれるってなった方がいいって思うか?これに関しちゃ役割だから受け入れるとかみたいな事は言わずに答えてくれよ」
「・・・本音を言うならそうなってくれた方が断然にいいと思っているのは確かだ。理由としてはやはり今まで散々アッシュもそうだがナタリアの態度を見てきたことで、結婚したとしてもまともに夫婦としていられるとは思えないことからな・・・」
「・・・まぁそりゃそうなるだろうな」
そしてクロエも同意といった言葉を口にしたことにルークが本音で答えてほしいと婚約についてを聞くと、苦々しげながらも無くなってくれたらと返す様子に妥当だというように頭をかく。
「だが私からはそうしてほしいとは決して言えるはずもない・・・もう祖国には見捨てられたような物だということは承知してはいるが、それでもヴァレンス家の者としての最後に命じられた役割を果たす為にもそんなことはな」
「そうだろうね。私もクロエ君の誇りというものは君と接してきたからよく理解している。だからこそもし何かがあれば私を頼ってほしいと言ったんだ」
「まぁ先に言ったように婚約の見直しがされる可能性は低いでしょうが、もしそうなったら逃げるのを恥だと思わずウッドロウを頼られた方がいいと思います。ヴァレンス家の人間としてという誇りを持たれるのは構いませんが、望まぬ婚約に心を許さない婚約者を相手に何年も耐えてきた・・・そう考えれば貴女はもう十分に役割を果たしたと言えると思いますから、そこから先はもう自由に生きる道を選択していいと私は思います」
「俺もジェイドの言ったような事になったらそうした方がいいと思うぞ・・・まぁそんなことにならねぇ可能性の方が高いのは今までの話から分かってるだろうが、それでもそうなったらそうするようにしろよ。俺も出来る事があるなら手伝うからよ」
「・・・ありがとう、三人共」
しかしそれでもヴァレンス家の者として・・・と自分は動く旨を揺るぎなく口にするクロエに三人は各々の立場からクロエを気遣うような言葉を口にしていき、それらを受けて淋しげな微笑を浮かべながらクロエはそっと礼を告げた。話に何度も出たが現実にはそうならない可能性が高いと分かっているが、それでもこうして気遣いを向けてくる三人に対しての心からの礼を・・・
・・・それでその四人の会話は終わり、バンエルティア号は各々の帰る場所や行く場所へと向かってアドリビトムのメンバーを降ろしていった。そしてライマではルーク達と共にクロエも行く形でだ。
そうして全員を送った後でしばらくは何もない状況が続いたが、アドリビトムに所属していた面々が元いた場所やらでやることに一段落を告げた後に、またしばらくアドリビトムに身を寄せる為にとアドリビトムに続々と訪れることになるのだが・・・その中にはライマに所属している面々もいたのだが、ライマから来たのはルークとクロエとガイにアニスの四人だけであった。
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