崩壊の後の混同して再生した世界 二冊目
・・・そして翌日のギルドの拠点の中に場面は変わる・・・
ルーク「・・・ついにダアトが攻めこまれた、か」
トロワ(ガンダムWより)『(テーブルに置かれたモニターの映像)あぁ。予想はしていただろうがとうとうキムラスカにマルクトの堪忍袋の緒が切れたようで、開戦という流れになった』
シンク「堪忍袋の緒が切れたって、ダアトというかヴァンにモースは何をしたっていうんだい?」
カトル(ガンダムWより)『(テーブルに置かれたモニターの映像)詳しい経緯については捜査中なので確定した訳ではありませんが、どうやらキムラスカとマルクトの両国に神託の盾の工作兵が入り込み、破壊工作に勤しもうとしている所を両国の兵士が捕縛して吐かせて明らかになったそうなんです。それも両国の相手側の仕業だという造られた証拠を手に持っていたそうで・・・』
ルーク「・・・両国に戦争させて、自分達に被害が及ばないようにだとか逃げ出すための隙を作ってたとかって事か?」
トロワ『現状ではそうだと確定しては言えんな。両国でそうあったと言われているがそれがどういった状況であるのかを確認出来てないから、体よくダアトを攻めるために両国が示し会わせた話という可能性も否定出来ん。ただお前達の話を聞く限りでは本当にそうでもして自分達から目を背けさせようとした可能性も高いだろう』
シンク「・・・まぁヴァンはともかくとしても、モースは進まない状況にイラついたり焦ったりする形で行動を起こしても不思議じゃないね。実際追い込まれたのなら、それくらいのことはヴァンに言わずに独断で動く可能性も否定出来ないな」
カトル『・・・まだ僕達の調査では真実はどうなのかハッキリしてはいませんが、実際にどっちの可能性が高いと思いますか?モースが刺客を放ったか、キムラスカとマルクトが策を用いて共同で行動をするようにしたのか』
シンク「・・・どうだろうね。モースの元々の感じだとマルクトはともかくとしてもキムラスカに喧嘩を売るとは思えないし、両方に被害を与えるような行動は却って疑いを招く。ダアトは何で被害を被ってないんだってね」
トロワ『・・・と言うことは、両国の策略の路線の可能性が高いということか?』
シンク「いや、モースが何かやったとしたならマルクトの方だ。預言のことがあることに加えて散々な事を言った前科を考えれば、まだキムラスカに好意的にすり寄りはしてもマルクトに対しては気分が良くないのは変わってないどころか悪化してる方が自然な流れ・・・何かやったならマルクトにキムラスカの人間の仕業って思わせといて神託の盾の奴等に襲撃させたがあえなく失敗に終わり、それを利用されたって線が濃厚かな」
トロワ『ふむ・・・カトル、俺はマルクトに行く。お前はキムラスカに行ってどうなのか事実確認をしてくれ。おそらくシンクの言ったことの可能性が高いが、憶測だけで判断するわけにもいかないからな』
カトル『分かりました、トロワ・・・と、最後に聞きたいんですが、もう故郷に関して二人は想うところはないですか?』
ルーク「大丈夫だよ。別に気になることとか何にも残ってねぇから」
シンク「そうだね。あいつらにもう関わる義理もないし、あいつらに振り回されるのもごめんだからね。まぁ報告はダアトが落ちて二人が死んだか何かの形で決着が着いたらそこでお願いするよ。それでもうあっちとの縁切りは勝手に終了するだろうしさ」
カトル『分かりました・・・ではまた連絡します』
カトルの言葉を最後にモニターの映像は切れ、二人は顔を見合わせる・・・過程はどうあれこれでヴァン達との縁は終わる。そうなるだろうと笑顔を浮かべあう形で。
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ルーク「・・・ついにダアトが攻めこまれた、か」
トロワ(ガンダムWより)『(テーブルに置かれたモニターの映像)あぁ。予想はしていただろうがとうとうキムラスカにマルクトの堪忍袋の緒が切れたようで、開戦という流れになった』
シンク「堪忍袋の緒が切れたって、ダアトというかヴァンにモースは何をしたっていうんだい?」
カトル(ガンダムWより)『(テーブルに置かれたモニターの映像)詳しい経緯については捜査中なので確定した訳ではありませんが、どうやらキムラスカとマルクトの両国に神託の盾の工作兵が入り込み、破壊工作に勤しもうとしている所を両国の兵士が捕縛して吐かせて明らかになったそうなんです。それも両国の相手側の仕業だという造られた証拠を手に持っていたそうで・・・』
ルーク「・・・両国に戦争させて、自分達に被害が及ばないようにだとか逃げ出すための隙を作ってたとかって事か?」
トロワ『現状ではそうだと確定しては言えんな。両国でそうあったと言われているがそれがどういった状況であるのかを確認出来てないから、体よくダアトを攻めるために両国が示し会わせた話という可能性も否定出来ん。ただお前達の話を聞く限りでは本当にそうでもして自分達から目を背けさせようとした可能性も高いだろう』
シンク「・・・まぁヴァンはともかくとしても、モースは進まない状況にイラついたり焦ったりする形で行動を起こしても不思議じゃないね。実際追い込まれたのなら、それくらいのことはヴァンに言わずに独断で動く可能性も否定出来ないな」
カトル『・・・まだ僕達の調査では真実はどうなのかハッキリしてはいませんが、実際にどっちの可能性が高いと思いますか?モースが刺客を放ったか、キムラスカとマルクトが策を用いて共同で行動をするようにしたのか』
シンク「・・・どうだろうね。モースの元々の感じだとマルクトはともかくとしてもキムラスカに喧嘩を売るとは思えないし、両方に被害を与えるような行動は却って疑いを招く。ダアトは何で被害を被ってないんだってね」
トロワ『・・・と言うことは、両国の策略の路線の可能性が高いということか?』
シンク「いや、モースが何かやったとしたならマルクトの方だ。預言のことがあることに加えて散々な事を言った前科を考えれば、まだキムラスカに好意的にすり寄りはしてもマルクトに対しては気分が良くないのは変わってないどころか悪化してる方が自然な流れ・・・何かやったならマルクトにキムラスカの人間の仕業って思わせといて神託の盾の奴等に襲撃させたがあえなく失敗に終わり、それを利用されたって線が濃厚かな」
トロワ『ふむ・・・カトル、俺はマルクトに行く。お前はキムラスカに行ってどうなのか事実確認をしてくれ。おそらくシンクの言ったことの可能性が高いが、憶測だけで判断するわけにもいかないからな』
カトル『分かりました、トロワ・・・と、最後に聞きたいんですが、もう故郷に関して二人は想うところはないですか?』
ルーク「大丈夫だよ。別に気になることとか何にも残ってねぇから」
シンク「そうだね。あいつらにもう関わる義理もないし、あいつらに振り回されるのもごめんだからね。まぁ報告はダアトが落ちて二人が死んだか何かの形で決着が着いたらそこでお願いするよ。それでもうあっちとの縁切りは勝手に終了するだろうしさ」
カトル『分かりました・・・ではまた連絡します』
カトルの言葉を最後にモニターの映像は切れ、二人は顔を見合わせる・・・過程はどうあれこれでヴァン達との縁は終わる。そうなるだろうと笑顔を浮かべあう形で。
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