崩壊の後の再生して混同した世界
ルーク「あ~・・・効くわ~・・・」
デジェル「・・・随分すぐに傷が治ったが、そのグミは何なんだ?」
ルーク「俺のいた世界での回復薬。何でも特殊な木から取れる成分を使ってるから、食べ物ってだけじゃなくて薬としての役割の方で食べられるんだよ。まぁ他の世界でも似たようなグミがあるらしいから、俺らの所だけの特産品って訳じゃないみたいだけどな」
デジェル「そうなのか・・・変わった物があるものだな、異世界には・・・」
シンク「・・・話は通したよ。後はそっちが直接話してほしいんだけど、向こうのカウンターに代表を出すか全員で行ってくれる?」
ミロ「俺が行こう、二人はゆっくりしていてくれ」
アイオリア「あぁ、悪いなミロ」
デジェル「随分と簡単に話が通ったな」
シンク「人手はいくらあってもいいし、まともにデフテロスが働いてきた実績があるからね。オマケに黄金だけが来るってんだから、上としても拒む理由は無いんでしょ」
アイオリア「・・・そんなに働いてるのか、デフテロス?」
デフテロス「前に聖域にいた時はアスプロスのおかげで働かずとも食事にありつけたが、自分の働きだけで生きていく事を考えると飯は出されるから大丈夫などと安穏としているわけにはいかんと思ったからな・・・基本的に依頼があれば積極的に動くようにしている。俺自身腐りたくはないからな」
デジェル「そうか・・・そう聞くと私も負けてられないな。任務だからといって力を抜くようなことなどしたくはない」
アイオリア「あぁ、俺も同感だ」
ルーク「頑張ろうとしてくれるのは別にいいけど、味方はちゃんと区別してやってくれよ。特にアーカードとか多分思想的に合わないのは目に見えてるしよ」
シンク「あぁ、それは言えてるね。基本的にギルドメンバー内での戦いは訓練や修行以外じゃ裏切りが発生した時以外はご法度だし、アーカードは元いた場所じゃ結構な重要人物らしいから世界間の問題になりかねないからね」
アイオリア「そうなのか・・・」
デジェル「任務を承る身としては気をつけねばならないな・・・それに個人的にもあまり他人に迷惑をかけたくはない」
ルーク「分かってくれるんなら何よりだ」
ミロ「・・・待たせたな。一先ず話はついた。ギルドと協力体制を結ぶこと及び、交代制で働くことは問題ないそうだ」
デジェル「・・・重ね重ね本当にあっさりと話がついたな」
シンク「だから気にするだけ時間の無駄だよ・・・取りあえずはやることもやり終わったんだし、もう報告の為に元の所に戻るかい?何をするにしても準備は必要だろうしさ」
デジェル「・・・本来なら早くそうするべきなんだろうが、依頼とはいえここまで私達に協力してくれたのだから何かしたいのだが・・・」
アイオリア「それもそうだな。折角協力してくれたんだから俺としても何かしたい」
ミロ「なら俺達もギルドにいる間は二人に鍛練をつけるというのはどうだ?勿論俺達以外の黄金にも話をして協力してもらった上でだ」
デジェル「あぁ、それはいいが・・・二人はそういった礼の形で大丈夫か?」
ルーク「・・・まぁ構わねぇって言いたいけど、手加減だけはちゃんとしてくれよ?聖闘士の攻撃をまともに一撃でも受けたらおじゃんなのはデフテロス見たから知ってるしよ・・・」
シンク「そうだね。僕もそんなんで死にたくはないしね」
アイオリア「大丈夫だ。流石に力を誤るような事はしない」
ミロ「あぁ、だから大船に乗ったつもりで指導を受けてくれればいい」
ルーク「・・・んじゃ頼むか。これからの事を考えると強くなって損なことはないしな」
シンク「そうだね、そうしようか」
アイオリア達の発案に二人は頷く・・・だがその時二人は想像していなかった。聖闘士の鍛練は他の世界の人間から比べてもあまりにも過酷だということを・・・
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デジェル「・・・随分すぐに傷が治ったが、そのグミは何なんだ?」
ルーク「俺のいた世界での回復薬。何でも特殊な木から取れる成分を使ってるから、食べ物ってだけじゃなくて薬としての役割の方で食べられるんだよ。まぁ他の世界でも似たようなグミがあるらしいから、俺らの所だけの特産品って訳じゃないみたいだけどな」
デジェル「そうなのか・・・変わった物があるものだな、異世界には・・・」
シンク「・・・話は通したよ。後はそっちが直接話してほしいんだけど、向こうのカウンターに代表を出すか全員で行ってくれる?」
ミロ「俺が行こう、二人はゆっくりしていてくれ」
アイオリア「あぁ、悪いなミロ」
デジェル「随分と簡単に話が通ったな」
シンク「人手はいくらあってもいいし、まともにデフテロスが働いてきた実績があるからね。オマケに黄金だけが来るってんだから、上としても拒む理由は無いんでしょ」
アイオリア「・・・そんなに働いてるのか、デフテロス?」
デフテロス「前に聖域にいた時はアスプロスのおかげで働かずとも食事にありつけたが、自分の働きだけで生きていく事を考えると飯は出されるから大丈夫などと安穏としているわけにはいかんと思ったからな・・・基本的に依頼があれば積極的に動くようにしている。俺自身腐りたくはないからな」
デジェル「そうか・・・そう聞くと私も負けてられないな。任務だからといって力を抜くようなことなどしたくはない」
アイオリア「あぁ、俺も同感だ」
ルーク「頑張ろうとしてくれるのは別にいいけど、味方はちゃんと区別してやってくれよ。特にアーカードとか多分思想的に合わないのは目に見えてるしよ」
シンク「あぁ、それは言えてるね。基本的にギルドメンバー内での戦いは訓練や修行以外じゃ裏切りが発生した時以外はご法度だし、アーカードは元いた場所じゃ結構な重要人物らしいから世界間の問題になりかねないからね」
アイオリア「そうなのか・・・」
デジェル「任務を承る身としては気をつけねばならないな・・・それに個人的にもあまり他人に迷惑をかけたくはない」
ルーク「分かってくれるんなら何よりだ」
ミロ「・・・待たせたな。一先ず話はついた。ギルドと協力体制を結ぶこと及び、交代制で働くことは問題ないそうだ」
デジェル「・・・重ね重ね本当にあっさりと話がついたな」
シンク「だから気にするだけ時間の無駄だよ・・・取りあえずはやることもやり終わったんだし、もう報告の為に元の所に戻るかい?何をするにしても準備は必要だろうしさ」
デジェル「・・・本来なら早くそうするべきなんだろうが、依頼とはいえここまで私達に協力してくれたのだから何かしたいのだが・・・」
アイオリア「それもそうだな。折角協力してくれたんだから俺としても何かしたい」
ミロ「なら俺達もギルドにいる間は二人に鍛練をつけるというのはどうだ?勿論俺達以外の黄金にも話をして協力してもらった上でだ」
デジェル「あぁ、それはいいが・・・二人はそういった礼の形で大丈夫か?」
ルーク「・・・まぁ構わねぇって言いたいけど、手加減だけはちゃんとしてくれよ?聖闘士の攻撃をまともに一撃でも受けたらおじゃんなのはデフテロス見たから知ってるしよ・・・」
シンク「そうだね。僕もそんなんで死にたくはないしね」
アイオリア「大丈夫だ。流石に力を誤るような事はしない」
ミロ「あぁ、だから大船に乗ったつもりで指導を受けてくれればいい」
ルーク「・・・んじゃ頼むか。これからの事を考えると強くなって損なことはないしな」
シンク「そうだね、そうしようか」
アイオリア達の発案に二人は頷く・・・だがその時二人は想像していなかった。聖闘士の鍛練は他の世界の人間から比べてもあまりにも過酷だということを・・・
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