崩壊の後の再生して混同した世界
幽助「つーか、単純に恋愛話を聞きたかっただけだったりすんじゃねーのか?この姉ちゃんの感じだとよ」
ルーク「一見そんなタイプじゃねぇように見えるけど・・・まぁ恋愛事に関して禁句っつーか、あんま心地よくない顔をするやつもここにはいるってのは知っといてくれ」
あやね「・・・貴方達、ではないわよね?」
シンク「ちょうどあそこにいる鉢巻き姿の二刀流剣士の事さ。多分ルークもビュウの姿が見えたからそう言ったんだろうね」
あやね「・・・何か彼にあったの?」
ルーク「流石に俺らの口からは言えねぇよ。プライベートな事だしな」
ビュウ(バハムートラグーンより)「・・・いや、俺の口から話をする」
幽助「何だ?聞こえてたのか、ビュウ?」
ビュウ「まぁな」
あやね「えっと・・・無理矢理聞く気はないから、嫌なら言わなくていいけれど・・・」
ビュウ「構わない・・・確かにあまり話したくないことじゃあるが、自分の中だけで溜めておいてばかりだと逆にどんどん気分が悪くなるんだ」
あやね「・・・一体何があったの?」
ルーク「あ~・・・俺達が聞いた限りじゃ、恋人って言ってもよかったような相手が敵の国に拐われてその国の騎士にホレて関係が壊れたにも関わらず、その騎士がいなくなったから寄りを戻そうって感じになったんだよな。相手側がそんな風にしてきて、周りもそうした方がいいみたいに言う形でよ」
あやね「・・・想像以上に酷い答えが返ってきたけど、どうして周りもそうした方がいいだなんて風になったの?」
シンク「それはビュウの立場や周りへの影響があってだってさ・・・話を聞くとビュウの世界ってある帝国が世界を侵略といったことをしてて、ビュウはその帝国を打倒したレジスタンスのリーダーでそのビュウの相手は元々所属していた国の姫で幼馴染みのような存在・・・そんな状況で帝国から解放された国を導くのに、政治的に有効な手段が何かって言えば英雄と姫の結婚・・・って美談さ」
あやね「・・・政略結婚ってことね」
ビュウ「あぁ・・・だけど俺はもうその時には完全にあのお姫様に対しての気持ちはなかった・・・お姫様とは拐われる前は恋人関係とまではいかなくとも、将来そういう関係になるかもと思っていた。だけど帝国からあのお姫様を助け出した後は俺に対する気持ちがどこかに消えていることには気付いていたが、それでも拐われた事によるショックだって思いたかった・・・だが色々事情が重なって俺達レジスタンスの所に来た騎士のそいつと、俺といた時には見せなかった顔と態度・・・そして何より事実上俺じゃなくその騎士を選んだ事から、お姫様に対する気持ちはなくなったんだ」
あやね「・・・事実上ってどういうこと?」
ビュウ「古い言い伝えで二人で入れば幸せになれる場所に俺とは行かず、その騎士と二人きりで入りたい・・・そう申し訳なさそうに言ってそこに入った時だ・・・ただこれくらいなら事実じゃないんじゃないかみたいに思うかもしれないが、レジスタンスの活動の中で拠点にしていた所で・・・騎士の部屋にお姫様が一人で入っていって、よろしくやっていたって話を聞いたんだよ・・・」
あやね「それは・・・流石に同じ女の立場から見ても、もう擁護できないわね・・・」
ビュウ「・・・事実、ここまで知ったことで俺もお姫様の心は完全に離れたと思ったんだ。だがそうまでしたのに、全部が終わろうとまとまりかかった時に騎士と離れることが確定したからか・・・お姫様は俺にアプローチをしてきた。自分がさも悪いと言ったように言っているようでいて周りもそうだけど・・・貴方も私と結ばれることが正着点みたいな言い方をしてな」
あやね「っ!・・・確かにそこまで来たら、もう貴方の立場からしたらお姫様に対しての気持ちなんか抱けないわね・・・そして恋愛事を避けたいと思うような気持ちも・・・」
ビュウの恋愛、と言っていいか分からないような体験にあやねも感じた・・・ビュウの体験は恋愛事にしては相当な事だと。
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ルーク「一見そんなタイプじゃねぇように見えるけど・・・まぁ恋愛事に関して禁句っつーか、あんま心地よくない顔をするやつもここにはいるってのは知っといてくれ」
あやね「・・・貴方達、ではないわよね?」
シンク「ちょうどあそこにいる鉢巻き姿の二刀流剣士の事さ。多分ルークもビュウの姿が見えたからそう言ったんだろうね」
あやね「・・・何か彼にあったの?」
ルーク「流石に俺らの口からは言えねぇよ。プライベートな事だしな」
ビュウ(バハムートラグーンより)「・・・いや、俺の口から話をする」
幽助「何だ?聞こえてたのか、ビュウ?」
ビュウ「まぁな」
あやね「えっと・・・無理矢理聞く気はないから、嫌なら言わなくていいけれど・・・」
ビュウ「構わない・・・確かにあまり話したくないことじゃあるが、自分の中だけで溜めておいてばかりだと逆にどんどん気分が悪くなるんだ」
あやね「・・・一体何があったの?」
ルーク「あ~・・・俺達が聞いた限りじゃ、恋人って言ってもよかったような相手が敵の国に拐われてその国の騎士にホレて関係が壊れたにも関わらず、その騎士がいなくなったから寄りを戻そうって感じになったんだよな。相手側がそんな風にしてきて、周りもそうした方がいいみたいに言う形でよ」
あやね「・・・想像以上に酷い答えが返ってきたけど、どうして周りもそうした方がいいだなんて風になったの?」
シンク「それはビュウの立場や周りへの影響があってだってさ・・・話を聞くとビュウの世界ってある帝国が世界を侵略といったことをしてて、ビュウはその帝国を打倒したレジスタンスのリーダーでそのビュウの相手は元々所属していた国の姫で幼馴染みのような存在・・・そんな状況で帝国から解放された国を導くのに、政治的に有効な手段が何かって言えば英雄と姫の結婚・・・って美談さ」
あやね「・・・政略結婚ってことね」
ビュウ「あぁ・・・だけど俺はもうその時には完全にあのお姫様に対しての気持ちはなかった・・・お姫様とは拐われる前は恋人関係とまではいかなくとも、将来そういう関係になるかもと思っていた。だけど帝国からあのお姫様を助け出した後は俺に対する気持ちがどこかに消えていることには気付いていたが、それでも拐われた事によるショックだって思いたかった・・・だが色々事情が重なって俺達レジスタンスの所に来た騎士のそいつと、俺といた時には見せなかった顔と態度・・・そして何より事実上俺じゃなくその騎士を選んだ事から、お姫様に対する気持ちはなくなったんだ」
あやね「・・・事実上ってどういうこと?」
ビュウ「古い言い伝えで二人で入れば幸せになれる場所に俺とは行かず、その騎士と二人きりで入りたい・・・そう申し訳なさそうに言ってそこに入った時だ・・・ただこれくらいなら事実じゃないんじゃないかみたいに思うかもしれないが、レジスタンスの活動の中で拠点にしていた所で・・・騎士の部屋にお姫様が一人で入っていって、よろしくやっていたって話を聞いたんだよ・・・」
あやね「それは・・・流石に同じ女の立場から見ても、もう擁護できないわね・・・」
ビュウ「・・・事実、ここまで知ったことで俺もお姫様の心は完全に離れたと思ったんだ。だがそうまでしたのに、全部が終わろうとまとまりかかった時に騎士と離れることが確定したからか・・・お姫様は俺にアプローチをしてきた。自分がさも悪いと言ったように言っているようでいて周りもそうだけど・・・貴方も私と結ばれることが正着点みたいな言い方をしてな」
あやね「っ!・・・確かにそこまで来たら、もう貴方の立場からしたらお姫様に対しての気持ちなんか抱けないわね・・・そして恋愛事を避けたいと思うような気持ちも・・・」
ビュウの恋愛、と言っていいか分からないような体験にあやねも感じた・・・ビュウの体験は恋愛事にしては相当な事だと。
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