崩壊の後の再生して混同した世界
・・・ギルドに戻ったルーク達は着いての休憩もそこそこに、新たな依頼を受けた。
ケンシロウ「ホワッチャア!」
ルーク「魔神拳!」
シンク「タービュランス!」
ポップ(ダイの大冒険より)「イオラ!」
マァム(ダイの大冒険より)「閃華烈光拳!」
・・・平野部にてルーク達五人が車に襲い掛かろうとしていた魔物達を蹴散らしていく、大したこともないと言った様子で。
・・・そして数分後には車を襲っていた魔物達はいなくなり、目的地に向かう車の移動に付いていく。
ルーク「(自分のバイクに乗ってる)・・・いいよな、お前は。普通に空飛べて・・・」
ポップ「(バイクと並走して飛行中)あのな?これ俺魔法で飛んでんだぞ?魔力が切れたら飛べなくなるんだから、ずっと飛ぶなんて出来ないんだからな」
マァム「(ケンシロウの運転するバギーカーに乗ってる)本当だったら私達も車を使いたいけれど、そんなお金に余裕はないし・・・」
メルル(ダイの大冒険より)「(ケンシロウのバギーカーに乗ってる)ありがとうございました。依頼を達成するついでとは言え私達を乗せていただいて・・・」
ケンシロウ「(バギーカーを運転してる)気にするな。俺達を助けてくれた礼も兼ねているからな」
ポップ「別に俺らが助けなくてもあんたらなら普通に切り抜けてたろうけれどな~」
シンク「(自分のバイクに乗ってる)それだと時間かかって手間取ってただろうし、こっちとしちゃ全然ありがたかったよ」
マァム「・・・でも大丈夫なんですか?今は移動中だから話をしなくてもいいかもしれないですけど、あっちの人達にあんな目で見られて・・・」
ルーク「別に問題ねぇよ。向こうにはこういった事は有り得るって先に言っといたし、こうなるなんて考えてなかったなんていう甘い見方も無くなってくれた方がこっちはありがたいんだよ。考えなしの無茶だったり、軽い気楽な旅行程度のつもりなんて事をこれからしないようにしてくれるだろうしな」
マァム「そう、なの・・・」
ルークのどこか気楽ながらも厳しい言葉にマァムは何とも言い難そうな表情を浮かべる。
・・・マァムが何を言っているのかと言うと、魔物を撃退した後の護衛対象の人物達からの恐怖の目を向けられたことだ。その人物達は戦いが危険だとか、そして強い者達がどういう存在なのか分かっていなかった為に。
ポップ「・・・何でお前らそんなに冷静なんだ?あんな目を向けられたら、普通不安にならないか?」
シンク「今更だよ。僕らはそういった目なんて何度だって向けられてきたし」
ルーク「まぁ初めの内は俺としちゃ嫌な気持ちはあったけど、大抵そういう奴らとは二度と会わなくなるしな。危険を肌で感じて自分の所の世界に引きこもるし」
ケンシロウ「俺の北斗神拳は本来暗殺拳・・・元より人に見せるような拳ではない。それを争いなど縁のない者達が見たなら、このくらいの視線は当然だ」
ポップ「・・・何て言うか、メンタル強いよなお前ら・・・」
シンク「メンタルってよりこれまでの経験でどんな環境にいたかの違いだよ・・・力があれば無条件に正義だったり英雄視される所もあれば、大義のない力は危険だってなって謀殺される所だってあるし、今の二つを織り混たような世界だってある。まぁ絶対に3つに分けられる訳じゃないけど、少なくとも2つ目に言ったような世界や人間達じゃ及びもつかない経験をして生きてきた訳だしね」
ポップ「経験の差か・・・俺達もキツい戦いを経験してきた筈なのにな・・・」
シンク「肉弾戦と人の悪意やら主義主張やらと向き合うのは全く異なる物さ。あんたらは肉体だけでなく精神も戦いで培ってきてタフなんだろうが、暴力に訴えない言葉や視線だけの批難は肉体よりも精神を確実に抉るように突いてくる・・・あんたらはそれをまだよく知らないからそう思うのさ」
マァム「・・・知らない、か・・・」
シンクの答えにマァムだけでなくポップもメルルも複雑な顔を浮かべる、辛い現実がまだあるのかと言われて。
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ケンシロウ「ホワッチャア!」
ルーク「魔神拳!」
シンク「タービュランス!」
ポップ(ダイの大冒険より)「イオラ!」
マァム(ダイの大冒険より)「閃華烈光拳!」
・・・平野部にてルーク達五人が車に襲い掛かろうとしていた魔物達を蹴散らしていく、大したこともないと言った様子で。
・・・そして数分後には車を襲っていた魔物達はいなくなり、目的地に向かう車の移動に付いていく。
ルーク「(自分のバイクに乗ってる)・・・いいよな、お前は。普通に空飛べて・・・」
ポップ「(バイクと並走して飛行中)あのな?これ俺魔法で飛んでんだぞ?魔力が切れたら飛べなくなるんだから、ずっと飛ぶなんて出来ないんだからな」
マァム「(ケンシロウの運転するバギーカーに乗ってる)本当だったら私達も車を使いたいけれど、そんなお金に余裕はないし・・・」
メルル(ダイの大冒険より)「(ケンシロウのバギーカーに乗ってる)ありがとうございました。依頼を達成するついでとは言え私達を乗せていただいて・・・」
ケンシロウ「(バギーカーを運転してる)気にするな。俺達を助けてくれた礼も兼ねているからな」
ポップ「別に俺らが助けなくてもあんたらなら普通に切り抜けてたろうけれどな~」
シンク「(自分のバイクに乗ってる)それだと時間かかって手間取ってただろうし、こっちとしちゃ全然ありがたかったよ」
マァム「・・・でも大丈夫なんですか?今は移動中だから話をしなくてもいいかもしれないですけど、あっちの人達にあんな目で見られて・・・」
ルーク「別に問題ねぇよ。向こうにはこういった事は有り得るって先に言っといたし、こうなるなんて考えてなかったなんていう甘い見方も無くなってくれた方がこっちはありがたいんだよ。考えなしの無茶だったり、軽い気楽な旅行程度のつもりなんて事をこれからしないようにしてくれるだろうしな」
マァム「そう、なの・・・」
ルークのどこか気楽ながらも厳しい言葉にマァムは何とも言い難そうな表情を浮かべる。
・・・マァムが何を言っているのかと言うと、魔物を撃退した後の護衛対象の人物達からの恐怖の目を向けられたことだ。その人物達は戦いが危険だとか、そして強い者達がどういう存在なのか分かっていなかった為に。
ポップ「・・・何でお前らそんなに冷静なんだ?あんな目を向けられたら、普通不安にならないか?」
シンク「今更だよ。僕らはそういった目なんて何度だって向けられてきたし」
ルーク「まぁ初めの内は俺としちゃ嫌な気持ちはあったけど、大抵そういう奴らとは二度と会わなくなるしな。危険を肌で感じて自分の所の世界に引きこもるし」
ケンシロウ「俺の北斗神拳は本来暗殺拳・・・元より人に見せるような拳ではない。それを争いなど縁のない者達が見たなら、このくらいの視線は当然だ」
ポップ「・・・何て言うか、メンタル強いよなお前ら・・・」
シンク「メンタルってよりこれまでの経験でどんな環境にいたかの違いだよ・・・力があれば無条件に正義だったり英雄視される所もあれば、大義のない力は危険だってなって謀殺される所だってあるし、今の二つを織り混たような世界だってある。まぁ絶対に3つに分けられる訳じゃないけど、少なくとも2つ目に言ったような世界や人間達じゃ及びもつかない経験をして生きてきた訳だしね」
ポップ「経験の差か・・・俺達もキツい戦いを経験してきた筈なのにな・・・」
シンク「肉弾戦と人の悪意やら主義主張やらと向き合うのは全く異なる物さ。あんたらは肉体だけでなく精神も戦いで培ってきてタフなんだろうが、暴力に訴えない言葉や視線だけの批難は肉体よりも精神を確実に抉るように突いてくる・・・あんたらはそれをまだよく知らないからそう思うのさ」
マァム「・・・知らない、か・・・」
シンクの答えにマァムだけでなくポップもメルルも複雑な顔を浮かべる、辛い現実がまだあるのかと言われて。
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