崩壊の後の再生して混同した世界
・・・あやねからある依頼を受けたルーク達。その際にギルドに所属するかどうかについては考えるようちゃんと言い含めた後、二人は慰安旅行を終えてギルドの拠点へと戻った。
デフテロス「・・・戻ったか」
シンク「あれ、デフテロス?どうしたの?」
デフテロス「いや、旅行に行ったというお前達がほとんど休んでないんじゃないかという報告を受けたからな・・・どういうことかと思ったが、ちょうどこの拠点に来たんでな」
ダンテ「ちなみに俺もいるぜ」
ルーク「ダンテもか・・・悪魔退治の依頼でも入ったのか、ここまで移動するなんて珍しい」
ダンテ「いや、今回はデフテロスにバイクの乗り方を教えるついでに遠出をしてここまで来ただけだ」
シンク「・・・大丈夫だったの?何かダンテの事だからバイクがとんでもないことになりそうだと思うけど」
デフテロス「いや、問題ない。やたらとダンテがノっていたのは確かだったが、バイク自体は使えるように教えはしてもらった」
ダンテ「ギルドのバイクは最高だぜ!あれならバイチャクにしても持ちそうだ!」
ルーク「止めろ。バイクは移動手段の物であって武器じゃねぇ」
シンク「一応支給品じゃあるが、何個もぶち壊されたら流石に給料差っ引かれた上に仕事を無理矢理ぶちこまれるよ。と言うかバイチャクって何さ」
デフテロス「・・・やはりダンテの乗り方はおかしかったか。空をグルグル回ったり剣の衝撃波で割った海の狭間を走るのは」
ダンテ「HAHAHA!つい楽しくなってな!」
ルーク「・・・ま、この辺りはダンテだからで済ませるしかないか」
シンク「そうだね、僕達に関係しないならいいや。ついでにデフテロスが正しい知識を身に付けたなら尚更さ」
デフテロス「それならいいが・・・先程の質問の答えを聞いてないぞ」
シンク「あぁ、まぁ何て言うか・・・成り行きなんだよね、どれも全部」
ルーク「俺達が望んでトラブルに巻き込まれに行った訳じゃないしな。特に時空管理局の連中に絡まれた時なんか」
シンク「そうそう。絡まれる時は絡まれるって分かっちゃいるけど、面倒じゃあったよね。でも僕達のせいでギルドに迷惑になるってのは嫌だったからちゃんと連絡はしたけどね」
デフテロス「義理堅いのはいいのだろうが、休みの意味がなかったのではないかと連絡を受けたギルドの人間が言っていたぞ。一応お前達はちゃんと働いてる分がある上、新しい依頼も獲得してきたからまた休みを取っても問題はないともな」
ダンテ「いいじゃないか、また行ってきたらどうだ?」
シンク「遠慮するよ。何か今行ってもまた面倒な事になりそうだし、それならまだ依頼を受けて金を稼いだ方が建設的だろうし」
ルーク「と言うかそういうこと言うならむしろお前は働けダンテ。お前にだけは気楽に休んでもいいとか言われたってそんな気になれねぇんだよ」
ダンテ「いいじゃないか、休みたいなら休めば・・・ただ疑問に思ったが、シンクはともかくとしてもルークはどうしてそんなに働くんだ?元々貴族で働かなくてもいい生活をしてたってんだから、働く事に面倒臭さを感じないのか?」
ルーク「ん~・・・まぁ初めはそりゃな。つーか事情ありだからっつっても世界からどころか屋敷を出ることすら初めてで、自分一人じゃ何をしてもいいかすら分からなかった・・・働くとかそういった事すら頭に無かった。今まで世話ばかりされてた生活をしてたもんだからな」
ダンテ「世話ばかり、か・・・ピザにストロベリーサンデーを食えて何もしなくていい生活も悪くはないが、刺激のない人生になりそうで退屈しそうだ」
デフテロス「悪魔が関わらなければそんな生活になっているだろう奴が何を言う」
デフテロスの容赦のないツッコミがダンテに向けられるが、いつもの事なので誰も大した反応もせずに話は進む。
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デフテロス「・・・戻ったか」
シンク「あれ、デフテロス?どうしたの?」
デフテロス「いや、旅行に行ったというお前達がほとんど休んでないんじゃないかという報告を受けたからな・・・どういうことかと思ったが、ちょうどこの拠点に来たんでな」
ダンテ「ちなみに俺もいるぜ」
ルーク「ダンテもか・・・悪魔退治の依頼でも入ったのか、ここまで移動するなんて珍しい」
ダンテ「いや、今回はデフテロスにバイクの乗り方を教えるついでに遠出をしてここまで来ただけだ」
シンク「・・・大丈夫だったの?何かダンテの事だからバイクがとんでもないことになりそうだと思うけど」
デフテロス「いや、問題ない。やたらとダンテがノっていたのは確かだったが、バイク自体は使えるように教えはしてもらった」
ダンテ「ギルドのバイクは最高だぜ!あれならバイチャクにしても持ちそうだ!」
ルーク「止めろ。バイクは移動手段の物であって武器じゃねぇ」
シンク「一応支給品じゃあるが、何個もぶち壊されたら流石に給料差っ引かれた上に仕事を無理矢理ぶちこまれるよ。と言うかバイチャクって何さ」
デフテロス「・・・やはりダンテの乗り方はおかしかったか。空をグルグル回ったり剣の衝撃波で割った海の狭間を走るのは」
ダンテ「HAHAHA!つい楽しくなってな!」
ルーク「・・・ま、この辺りはダンテだからで済ませるしかないか」
シンク「そうだね、僕達に関係しないならいいや。ついでにデフテロスが正しい知識を身に付けたなら尚更さ」
デフテロス「それならいいが・・・先程の質問の答えを聞いてないぞ」
シンク「あぁ、まぁ何て言うか・・・成り行きなんだよね、どれも全部」
ルーク「俺達が望んでトラブルに巻き込まれに行った訳じゃないしな。特に時空管理局の連中に絡まれた時なんか」
シンク「そうそう。絡まれる時は絡まれるって分かっちゃいるけど、面倒じゃあったよね。でも僕達のせいでギルドに迷惑になるってのは嫌だったからちゃんと連絡はしたけどね」
デフテロス「義理堅いのはいいのだろうが、休みの意味がなかったのではないかと連絡を受けたギルドの人間が言っていたぞ。一応お前達はちゃんと働いてる分がある上、新しい依頼も獲得してきたからまた休みを取っても問題はないともな」
ダンテ「いいじゃないか、また行ってきたらどうだ?」
シンク「遠慮するよ。何か今行ってもまた面倒な事になりそうだし、それならまだ依頼を受けて金を稼いだ方が建設的だろうし」
ルーク「と言うかそういうこと言うならむしろお前は働けダンテ。お前にだけは気楽に休んでもいいとか言われたってそんな気になれねぇんだよ」
ダンテ「いいじゃないか、休みたいなら休めば・・・ただ疑問に思ったが、シンクはともかくとしてもルークはどうしてそんなに働くんだ?元々貴族で働かなくてもいい生活をしてたってんだから、働く事に面倒臭さを感じないのか?」
ルーク「ん~・・・まぁ初めはそりゃな。つーか事情ありだからっつっても世界からどころか屋敷を出ることすら初めてで、自分一人じゃ何をしてもいいかすら分からなかった・・・働くとかそういった事すら頭に無かった。今まで世話ばかりされてた生活をしてたもんだからな」
ダンテ「世話ばかり、か・・・ピザにストロベリーサンデーを食えて何もしなくていい生活も悪くはないが、刺激のない人生になりそうで退屈しそうだ」
デフテロス「悪魔が関わらなければそんな生活になっているだろう奴が何を言う」
デフテロスの容赦のないツッコミがダンテに向けられるが、いつもの事なので誰も大した反応もせずに話は進む。
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