崩壊の後の再生して混同した世界
・・・慰安旅行に行く最中、思いがけぬ形で人を救ったルーク達はギルドからの迎えが来たのを見届けた後、再び目的地に向かった。
シンク「・・・あのさ、さっきも言ったよね?僕達に何か言うんじゃなくて、ギルドの上層部にかけあえって」
なのは(リリカルなのはシリーズより)「それは聞きました・・・でも私達は貴方達とお話がしたいんです」
フェイト(リリカルなのはシリーズより)「そうです・・・もっとやり方を変えることは出来ないんですか?」
ルーク「・・・確かあんたら時空管理局っつったっけ?あんたらのやり方に仕事っぷりはこっちにもよく聞こえてくるよ。大抵の犯罪者をボロボロにはするけどちゃんと生かして連れて帰るとある世界の組織だって・・・で、やり方を変えろってのはギルドもそうだけど俺達にも個人としてそっちみたいに人殺しはせず、捕らえるだけに留めろとでも言いてぇのか?」
フェイト「そうです」
・・・それで目的地であるとある温泉地に来たのだが、そこの施設内にて二人は女性二人とピリピリとした空気を滲ませていた。
・・・さて、ルーク達がどうしてこのような状況になっているのかと言えばこの温泉地に来た時に今目の前にいる女性二人に見つかったからだ。その時は二人旅は危ないと言われただけなのだが、ルーク達がギルドの一員だと答えた瞬間女性達は空気を変えたのだ。使命を見つけたと、そう言わんばかりの表情を浮かべて互いを見合せる形で。
シンク「生憎だけど、僕らはあんたらみたいに空を飛べて一方的な攻撃・・・それも非殺傷設定なんか組み込めるような高度な武器も持ってないんだよ」
フェイト「えっ!?どうしてその事を・・・!」
ルーク「ギルドにはギルドの情報網があるって事だよ。それに表向き敵対してるって訳でもないけど、こっちの事を快く思ってなさそうな組織についてギルドが全く調査してないとでも思ったか?」
なのは「つまり・・・その中で私達のデバイスについても、調べはついてると・・・」
シンク「まぁそういうことだよ。それでもっと言うならあんたらはそんな便利なスキルや物を持ってるのに、そういった事が出来ない僕達が何とか命を賭けて戦った結果についてを残酷だなんだと責めるのかい?持つ者は持たざる者の気持ちが分からないとはよく言ったものだね、本当に」
なのは、フェイト「・・・っ!」
ルーク「ま、そういう訳だ。俺達とあんたらじゃ立場も違うし、やることも違う・・・あんたらが非殺人を貫こうってのは別に構わねぇよ。俺らには関係無い事だしな。けどだからってあんたらがやれることにやりたいことを誰もがやれる訳じゃねぇし、それをこっちに押し付けられてこっちが死ぬようなことになるなんかそれこそごめんだっつーの」
フェイト「で、ですけどギルドのやり方が酷いという報告もこちらには入ってきてます!この前は銃で殺されたにしては規格外の威力で破壊された死体が荒野に転がっていたという話もありました!」
ルーク「規格外の威力の銃・・・それ、アーカードだよな?」
シンク「だろうね。あいつが敵相手に情けをかけるっていうか、むしろ敵の体をグチャグチャにしない戦い方なんか無いだろ。素手に素足でも魔物の体を引きちぎってたり足を砕き折ってたりしたの、前に見たからね」
ルーク「あぁ、確かにな・・・流石上位の吸血鬼なだけあったよな。今思い返しても」
なのは「何でそんな普通に会話を交わしてるんですか!?仲間が人を殺してるのに、そんな気軽なように言えるなんて・・・!」
シンク「・・・人の生き死にに関して、あんたらは潔癖な考えを持ってるようだね。けどさ、あんたらのお仲間までそう言った潔癖な考えで染まってる訳じゃないのを知ってるかい?」
なのは「えっ・・・?」
フェイト「ど、どういうことですか・・・?」
非難の声を上げてきた二人だが、シンクからの声に動揺する。何故仲間の事が出てくるのかと。
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シンク「・・・あのさ、さっきも言ったよね?僕達に何か言うんじゃなくて、ギルドの上層部にかけあえって」
なのは(リリカルなのはシリーズより)「それは聞きました・・・でも私達は貴方達とお話がしたいんです」
フェイト(リリカルなのはシリーズより)「そうです・・・もっとやり方を変えることは出来ないんですか?」
ルーク「・・・確かあんたら時空管理局っつったっけ?あんたらのやり方に仕事っぷりはこっちにもよく聞こえてくるよ。大抵の犯罪者をボロボロにはするけどちゃんと生かして連れて帰るとある世界の組織だって・・・で、やり方を変えろってのはギルドもそうだけど俺達にも個人としてそっちみたいに人殺しはせず、捕らえるだけに留めろとでも言いてぇのか?」
フェイト「そうです」
・・・それで目的地であるとある温泉地に来たのだが、そこの施設内にて二人は女性二人とピリピリとした空気を滲ませていた。
・・・さて、ルーク達がどうしてこのような状況になっているのかと言えばこの温泉地に来た時に今目の前にいる女性二人に見つかったからだ。その時は二人旅は危ないと言われただけなのだが、ルーク達がギルドの一員だと答えた瞬間女性達は空気を変えたのだ。使命を見つけたと、そう言わんばかりの表情を浮かべて互いを見合せる形で。
シンク「生憎だけど、僕らはあんたらみたいに空を飛べて一方的な攻撃・・・それも非殺傷設定なんか組み込めるような高度な武器も持ってないんだよ」
フェイト「えっ!?どうしてその事を・・・!」
ルーク「ギルドにはギルドの情報網があるって事だよ。それに表向き敵対してるって訳でもないけど、こっちの事を快く思ってなさそうな組織についてギルドが全く調査してないとでも思ったか?」
なのは「つまり・・・その中で私達のデバイスについても、調べはついてると・・・」
シンク「まぁそういうことだよ。それでもっと言うならあんたらはそんな便利なスキルや物を持ってるのに、そういった事が出来ない僕達が何とか命を賭けて戦った結果についてを残酷だなんだと責めるのかい?持つ者は持たざる者の気持ちが分からないとはよく言ったものだね、本当に」
なのは、フェイト「・・・っ!」
ルーク「ま、そういう訳だ。俺達とあんたらじゃ立場も違うし、やることも違う・・・あんたらが非殺人を貫こうってのは別に構わねぇよ。俺らには関係無い事だしな。けどだからってあんたらがやれることにやりたいことを誰もがやれる訳じゃねぇし、それをこっちに押し付けられてこっちが死ぬようなことになるなんかそれこそごめんだっつーの」
フェイト「で、ですけどギルドのやり方が酷いという報告もこちらには入ってきてます!この前は銃で殺されたにしては規格外の威力で破壊された死体が荒野に転がっていたという話もありました!」
ルーク「規格外の威力の銃・・・それ、アーカードだよな?」
シンク「だろうね。あいつが敵相手に情けをかけるっていうか、むしろ敵の体をグチャグチャにしない戦い方なんか無いだろ。素手に素足でも魔物の体を引きちぎってたり足を砕き折ってたりしたの、前に見たからね」
ルーク「あぁ、確かにな・・・流石上位の吸血鬼なだけあったよな。今思い返しても」
なのは「何でそんな普通に会話を交わしてるんですか!?仲間が人を殺してるのに、そんな気軽なように言えるなんて・・・!」
シンク「・・・人の生き死にに関して、あんたらは潔癖な考えを持ってるようだね。けどさ、あんたらのお仲間までそう言った潔癖な考えで染まってる訳じゃないのを知ってるかい?」
なのは「えっ・・・?」
フェイト「ど、どういうことですか・・・?」
非難の声を上げてきた二人だが、シンクからの声に動揺する。何故仲間の事が出てくるのかと。
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