崩壊の後の再生して混同した世界

・・・二つの聖域との会談のまとめも終わり、デフテロスと共にギルドへと戻ったルークとシンク。そこからギルドに正式に参入したデフテロスの補佐を務めつつ、三人でいくつかの仕事をこなしていった。












TOW3アッシュ(TOW3より)「がはっ・・・!」

TOW3ナタリア(TOW3より)「アッシュ・・・!」

シンク「ホラ、さっさとそいつを連れてどこぞへと消えなよ。これ以上やるなら個人同士の喧嘩で済ませてやる程僕は甘くないよ」

TOW3アッシュ「ぐっ・・・くそが・・・っ!」

TOW3ナタリア「アッシュ・・・!」

ルーク「止めろ、ナタリア・・・俺が言うのも何だが、ここで回復すんな。じゃねぇと本当にシンクがアッシュを殺しちまうぞ」

TOW3ナタリア「・・・っ!」

ギルドの建物の近くの平原にて、別のギルドの人物・・・それも二人と関係が少なからずある平行世界の人間達と険悪なムードで対峙している二人。






さて、何故このような状態になっているのかと言えば向こうのギルド・・・アドリビトムからの接触があったからである。ギルドにルークがいるとそう知った向こう側が二人に接触してくる形でだ。

ただ、この接触がいけなかった・・・その中にいたアッシュ、元のオールドラントでのルークの被験者はルークを見るなり屑と罵倒して口論となったのだ。それでルークも怒りを覚えたのだが、それよりも早くシンクが外に出ろと言ってタイマンの戦いとなり・・・一方的にアッシュをボコボコにしたのである。






TOW3ヴァン(TOW3より)「・・・済まぬな。このような形で迷惑をかけて・・・」

シンク「・・・あんたが僕らの知るあいつじゃないってのは分かってるけど、それでも話し掛けないでくれるかい?正直そいつもそうだけど、あんたに何か言われるのもいい気はしないんだ」

ヴァン「っ・・・それは・・・」

TOW3アンジュ(TOW3より)「・・・オールドラントの件に関しては私達も調べているわ。そして貴方達の身の上の事も・・・正直信じがたかったわ。まさかヴァンさんがそんなことをしているなんて・・・」

TOW3ティア(TOW3より)「本当にそれは兄さんが起こしたことなの?・・・貴方達の言葉は信じられないわ」

シンク「それは僕達がレプリカだからかい?それとも兄を信じたいからかい?・・・だったらオールドラント領に直に行って、そっちのヴァンとあんたに話を聞いた方が早いよ。最も、そこのあんたはそこのヴァンの企みを知って止めようとしてヴァンを刺したって話らしいけどね」

グランツ兄妹「「!?」」

TOW3ルーク(TOW3より)「・・・マジ、なのかよ・・・!?」

シンク「マジもマジ、大マジさ」

ルーク「・・・ま、気分を悪くしたくねぇなら俺はオールドラント領に行くのは勧めねぇぞ。特にそっちの俺とか向こうのあの人に何を言われるにしたって悪い予感しかしねぇからな」

TOW3ガイ(TOW3より)「・・・ちなみに、どういったことを言われたんだ?」

ルーク「・・・愚かなレプリカ、役に立たない道具にもう用はない・・・大方そんな感じだよ。まるでゴミを見るような目で言われた」

シンク「もっと言うならルークの機嫌取りに行った後、ルークに関して何か喋る時は嘲るような事ばかり言っていたよ。所詮アッシュの代わりのレプリカでしかない存在、役目を果たすまでは精々いい夢を見させてやるが早く面倒な立場から解放されたいものだ・・・といったような事をね」

TOW3陣「「「「!?」」」」

・・・二人の言葉にアドリビトムの面々は一斉に驚愕に凍り付いた。特にヴァンを筆頭とした関わりのある面々の様子はより驚きを露にしていた・・・そこまで外道な考えに発言が出来るのかといった様子で。










44/100ページ
スキ