崩壊の後の再生して混同した世界
無印シオン「いや、少し待ってくれ・・・聖闘士達の行動について問題があったとは聞いたが、どこでそういった事があったのか情報をくれないか?そちらに関しては我々が注意と共に処分をしておきたい」
ルーク「それはいいですけど、書くものか情報を受け取れる機械の媒体はありますか?こっちの道具は機械であればある程度なら融通が利く造りになってるんで、あると手早くて助かるんですが・・・」
沙織「それでしたらこれにお願いします。私が個人で使っている物です。後、出来るなら連絡先の交換もお願いします」
無印シオン「アテナ!?」
沙織「いいではありませんか、シオン。私個人の連絡先の交換くらいは・・・それに彼らは信用出来ます」
無印シオン「むぅ・・・」
ルーク「・・・というか、神と連絡先交換っていいのかな・・・」
沙織「いいんですよ、私から言い出した事ですから」
ルーク「・・・じゃあ手続きをしますんで、ちょっと時間をもらいます」
沙織「はい」
シンク「・・・何かホント、とんでもない繋がりが出来たね・・・」
無印シオン「・・・すまない、少しいいか?聞きたいことがある」
シンク「何ですか?」
無印シオン「・・・このような形で自分自身と私達は出会った訳だが、君達には平行世界の同一人物はいないのか?ギルドの情報網に活動の領域なら知っていてもおかしくはないと思うが・・・」
シンク「・・・知らない訳ではありませんが、かといって自分から会いに行きたい訳ではありません。我々二人がギルドに所属しようと決めたのは元の世界と縁を切りたかったからというのが理由ですから」
無印シオン「・・・そうなのか・・・」
シンク「はい。それに少なくとも我々の立場では平行世界の存在と会ってもロクな事にならないと思いますから、尚更会いたくありません」
LCシオン「・・・ハッキリと物を言うな、本当に・・・」
ムウ「ですが会いたくもない人に無理に気を使い、会おうとするようなことはしない方がいいですよ。実際私もそれで13年、聖域を離れてましたから」
LCシオン「13年聖域を離れてた・・・?」
レグルス「一体何があったんだよ、ムウ・・・?」
ムウ「それはまた後程お話ししますよ・・・ですが双子座の双子の片割れが聖域を離れる、ですか・・・その経緯に加えて目的が目的ですし、そちらのアテナが許可を出したのですからこちらが止めようは無いのですが・・・そこはかとなく妙な気持ちになりますね・・・」
童虎「うむ・・・わしとしてはそちらのわしが何も知らなかったと思うと、歯痒い気持ちになるのう・・・」
サーシャ「すみません、童虎・・・私が至らない所が多くて・・・」
童虎「いやいや、アテナは謝られずとも・・・というより、二人アテナがおられるという状況に戸惑いますな・・・」
サーシャ「でしたら私の事はサーシャとお呼びください。こういった世界になってこうやって会ったことですし、これからもそちらと交流したりしたいですから」
ムウ「・・・よろしいのですか?」
サーシャ「・・・駄目なのですか?」
ムウ「いえ、そういうわけでは・・・」
サーシャ「ではいいではありませんか!これからもよろしくお願いしますね!」
ムウ「え、えぇ・・・よろしくお願いします・・・」
デフテロス「・・・どちらのアテナも押しが強いことに変わりは無いようだな・・・」
シンク「正確には物怖じしない人柄なんだろうけどね・・・何て言うか、こういう話をすると嫌な予感がするね・・・」
デフテロスに話し掛けられ、目の前のサーシャの喜びようを見つつそっとシンクは後半だけ静かに漏らす・・・何か自分達に起きるのではないかと・・・
.
ルーク「それはいいですけど、書くものか情報を受け取れる機械の媒体はありますか?こっちの道具は機械であればある程度なら融通が利く造りになってるんで、あると手早くて助かるんですが・・・」
沙織「それでしたらこれにお願いします。私が個人で使っている物です。後、出来るなら連絡先の交換もお願いします」
無印シオン「アテナ!?」
沙織「いいではありませんか、シオン。私個人の連絡先の交換くらいは・・・それに彼らは信用出来ます」
無印シオン「むぅ・・・」
ルーク「・・・というか、神と連絡先交換っていいのかな・・・」
沙織「いいんですよ、私から言い出した事ですから」
ルーク「・・・じゃあ手続きをしますんで、ちょっと時間をもらいます」
沙織「はい」
シンク「・・・何かホント、とんでもない繋がりが出来たね・・・」
無印シオン「・・・すまない、少しいいか?聞きたいことがある」
シンク「何ですか?」
無印シオン「・・・このような形で自分自身と私達は出会った訳だが、君達には平行世界の同一人物はいないのか?ギルドの情報網に活動の領域なら知っていてもおかしくはないと思うが・・・」
シンク「・・・知らない訳ではありませんが、かといって自分から会いに行きたい訳ではありません。我々二人がギルドに所属しようと決めたのは元の世界と縁を切りたかったからというのが理由ですから」
無印シオン「・・・そうなのか・・・」
シンク「はい。それに少なくとも我々の立場では平行世界の存在と会ってもロクな事にならないと思いますから、尚更会いたくありません」
LCシオン「・・・ハッキリと物を言うな、本当に・・・」
ムウ「ですが会いたくもない人に無理に気を使い、会おうとするようなことはしない方がいいですよ。実際私もそれで13年、聖域を離れてましたから」
LCシオン「13年聖域を離れてた・・・?」
レグルス「一体何があったんだよ、ムウ・・・?」
ムウ「それはまた後程お話ししますよ・・・ですが双子座の双子の片割れが聖域を離れる、ですか・・・その経緯に加えて目的が目的ですし、そちらのアテナが許可を出したのですからこちらが止めようは無いのですが・・・そこはかとなく妙な気持ちになりますね・・・」
童虎「うむ・・・わしとしてはそちらのわしが何も知らなかったと思うと、歯痒い気持ちになるのう・・・」
サーシャ「すみません、童虎・・・私が至らない所が多くて・・・」
童虎「いやいや、アテナは謝られずとも・・・というより、二人アテナがおられるという状況に戸惑いますな・・・」
サーシャ「でしたら私の事はサーシャとお呼びください。こういった世界になってこうやって会ったことですし、これからもそちらと交流したりしたいですから」
ムウ「・・・よろしいのですか?」
サーシャ「・・・駄目なのですか?」
ムウ「いえ、そういうわけでは・・・」
サーシャ「ではいいではありませんか!これからもよろしくお願いしますね!」
ムウ「え、えぇ・・・よろしくお願いします・・・」
デフテロス「・・・どちらのアテナも押しが強いことに変わりは無いようだな・・・」
シンク「正確には物怖じしない人柄なんだろうけどね・・・何て言うか、こういう話をすると嫌な予感がするね・・・」
デフテロスに話し掛けられ、目の前のサーシャの喜びようを見つつそっとシンクは後半だけ静かに漏らす・・・何か自分達に起きるのではないかと・・・
.