崩壊の後の再生して混同した世界
デフテロス「アスプロスよ・・・お前が俺の事も想い、邁進してきたことは嬉しく思う・・・だがこのような世界になりアテナや教皇の厚意により表に出ることになった俺は、いつしか考えるようになったのだ・・・俺はこのままアスプロスも含め、守られるような形で聖域にいてもいいのかとな・・・」
アスプロス「守られるだと・・・?」
デフテロス「・・・元々俺の監視についていた奴らは処分を受けたが、それでも俺が凶星の者だという見られ方をされていることには変わりはない。いや、こうやって公の場に出てくるようになって凶星の者と知られるような事となり色眼鏡で見られることが多くなった・・・誰もいない場になれば、よりそれが分かりやすい形で向けられることもな」
アスプロス「何だと・・・?」
デフテロス「・・・表に出られることになったことは嬉しく思うが、今の状態ではアスプロスも含めて迷惑をかける範囲が増えるだけだ・・・だからこそ俺は近々考えるようになった。ここから出て守られる事もアスプロスに頼ることもなく、一人で生きていくべきなのではないかとな」
アスプロス「デフテロス・・・」
マニゴルド「・・・ま、そういうことならギルドに行くのは渡りに船って所じゃねーか?」
アルバフィカ「そうだな・・・ギルドなら余程妙なことをせずに働いていれば問題なく過ごせるだろうし、デフテロスの強さなら問題なくいけるだろう」
シジフォス(聖闘士星矢LCより)「後はデフテロスがギルドに行くかどうか答えるだけだが・・・どうする?」
デフテロス「・・・こうして聖域から出る機会も得られたことだ。俺は、ここから出てギルドに所属しよう」
アスプロス「デフテロス・・・!」
デフテロス「・・・兄さん。俺を今まで想い、守ってくれ救い上げようとしてくれたことは感謝している。だが俺も兄さんにいつまでも守られていたい訳でも迷惑をかけたいわけでもない。だから俺はここを出る・・・俺自身の為と兄さんの茨を断ち切る為にも」
アスプロス「・・・決意は、固いのだな・・・」
デフテロス「あぁ・・・俺は外の世界で生きる、兄さんに心配をかけないように強くな。だからこれからは自分の為に兄さんは生きてくれ。俺の事など気にせずな」
アスプロス「・・・分かった。だがお前が戻りたいと思ったならいつでも戻ってこい。その時にはお前が凶星の存在というような扱いを受けることのない場所に俺はこの聖域を変えてみせるからな」
デフテロス「戻る時はそうしよう」
兄弟同士の何かを越えた爽やかな笑顔でのやり取りに、周りの面々の表情も柔らかい物となる。
デフテロス「・・・というわけだ。色々迷惑をかけると思うが、よろしく頼む」
シンク「まぁしばらくは僕らが付いて仕事の仕方を教えるから、心配しなくてもいいよ。あんたの強さなら仕事に慣れればソロで依頼もこなせるだろうしね」
ルーク「まぁ一応ギルドには入団審査はあるけど、ギルドのメンバーが口利きすればまず問題なく入れるから心配はしなくて大丈夫だからな」
サーシャ「二人とも・・・デフテロスの事をよろしくお願いします」
シンク「それは勿論」
セージ「・・・さて、デフテロスについての話はついたが君達にはまだ聞きたい事がある。付き合ってもらえるかな?」
ルーク「・・・マニゴルド、あんたの予想通りの状態になったな」
マニゴルド「だから言ったろ?ジジィが素直に帰すわけないって」
セージ「マニゴルド、お前何を言っている・・・だがそれなら話は早い。どうかな?」
ルーク「いいですよ、時間はありますし」
デフテロスの件も一件落着となり、セージからの要望に素直にルークは頷く。デフテロスの事がついでというわけではないが、ある意味これからが本番の話をするために。
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アスプロス「守られるだと・・・?」
デフテロス「・・・元々俺の監視についていた奴らは処分を受けたが、それでも俺が凶星の者だという見られ方をされていることには変わりはない。いや、こうやって公の場に出てくるようになって凶星の者と知られるような事となり色眼鏡で見られることが多くなった・・・誰もいない場になれば、よりそれが分かりやすい形で向けられることもな」
アスプロス「何だと・・・?」
デフテロス「・・・表に出られることになったことは嬉しく思うが、今の状態ではアスプロスも含めて迷惑をかける範囲が増えるだけだ・・・だからこそ俺は近々考えるようになった。ここから出て守られる事もアスプロスに頼ることもなく、一人で生きていくべきなのではないかとな」
アスプロス「デフテロス・・・」
マニゴルド「・・・ま、そういうことならギルドに行くのは渡りに船って所じゃねーか?」
アルバフィカ「そうだな・・・ギルドなら余程妙なことをせずに働いていれば問題なく過ごせるだろうし、デフテロスの強さなら問題なくいけるだろう」
シジフォス(聖闘士星矢LCより)「後はデフテロスがギルドに行くかどうか答えるだけだが・・・どうする?」
デフテロス「・・・こうして聖域から出る機会も得られたことだ。俺は、ここから出てギルドに所属しよう」
アスプロス「デフテロス・・・!」
デフテロス「・・・兄さん。俺を今まで想い、守ってくれ救い上げようとしてくれたことは感謝している。だが俺も兄さんにいつまでも守られていたい訳でも迷惑をかけたいわけでもない。だから俺はここを出る・・・俺自身の為と兄さんの茨を断ち切る為にも」
アスプロス「・・・決意は、固いのだな・・・」
デフテロス「あぁ・・・俺は外の世界で生きる、兄さんに心配をかけないように強くな。だからこれからは自分の為に兄さんは生きてくれ。俺の事など気にせずな」
アスプロス「・・・分かった。だがお前が戻りたいと思ったならいつでも戻ってこい。その時にはお前が凶星の存在というような扱いを受けることのない場所に俺はこの聖域を変えてみせるからな」
デフテロス「戻る時はそうしよう」
兄弟同士の何かを越えた爽やかな笑顔でのやり取りに、周りの面々の表情も柔らかい物となる。
デフテロス「・・・というわけだ。色々迷惑をかけると思うが、よろしく頼む」
シンク「まぁしばらくは僕らが付いて仕事の仕方を教えるから、心配しなくてもいいよ。あんたの強さなら仕事に慣れればソロで依頼もこなせるだろうしね」
ルーク「まぁ一応ギルドには入団審査はあるけど、ギルドのメンバーが口利きすればまず問題なく入れるから心配はしなくて大丈夫だからな」
サーシャ「二人とも・・・デフテロスの事をよろしくお願いします」
シンク「それは勿論」
セージ「・・・さて、デフテロスについての話はついたが君達にはまだ聞きたい事がある。付き合ってもらえるかな?」
ルーク「・・・マニゴルド、あんたの予想通りの状態になったな」
マニゴルド「だから言ったろ?ジジィが素直に帰すわけないって」
セージ「マニゴルド、お前何を言っている・・・だがそれなら話は早い。どうかな?」
ルーク「いいですよ、時間はありますし」
デフテロスの件も一件落着となり、セージからの要望に素直にルークは頷く。デフテロスの事がついでというわけではないが、ある意味これからが本番の話をするために。
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