崩壊の後の再生して混同した世界
・・・ルークとシンクは基本的にギルドの中でも働き者ではあるが、黒い環境で絶え間無く働く程働きづめな訳ではない。ちゃんと休む時は休むくらいには分別はある。
ルルーシュの料理に舌鼓を打った後、二人はギルドの仕事を受けることなくしばらく休むことにした。
ルーク「・・・あ~・・・本当に飯うめぇわ、ここの世界・・・」
シンク「本当だよね。たまに来るには最適な場所だよ」
ココ(トリコより)「たまにとは言わず、いくらでも来ていいんだよ?君達ならグルメ細胞が適応してもしなくても、美食屋としても十分にやれるだろうし」
ルーク「お前単に美食屋の数を増やしたいだけだろ」
シンク「ここの食べ物と言うか食材は別世界から見ても、ダントツの旨さ・・・けど旨さに比例するかのよう、旨いもの程すさまじく採集するのに苦労する・・・だから美食屋って食材専門のいわゆるハンターみたいな職業があるんだろうけど、こんな世界になって圧倒的に人員が不足してるんだろ?」
ココ「それは否定出来ないね・・・二人が言ったよう元々この世界は他の世界に比べて美味しい物が格段に多いけど、美味しいが故に動物達は基本的にこの世界を離れようとしない・・・わざわざ不味いものを食べに外に出るような事はしないんだよ」
シンク「ま、そりゃそうだろ。どうしようもない状況ってんならともかく、わざわざ自分で不味いものを食べるためにどっかに行くなんて物好きそうそういないさ。動物なら尚更だろうしね」
ココ「そう・・・その上で他の世界からこの世界の旨い食材の事を聞いて、調達やらをやたら依頼されるようになったんだ。こうやって君達みたいに自ら食べに来る分には全然構わないが、やはり美食屋として忙しくなったことには変わりはないからね。手練れが増えるのはこちらとしてもありがたいんだよ」
ルーク「・・・そんなこと言ってるけど、お前断られること自覚して言ってるだろ。つーか元々俺らに接触してきた目的はギルドがその運び屋をやってくれることを頼みに来たって自分自身で言ってたくせによ」
ココ「フフ、僕は本音しか話していないさ」
ルーク「・・・ま、依頼を受けりゃ余程じゃなけりゃ断らないのがうちの方針だからな。帰ったら上層部には伝えといてやるよ」
ココ「済まないね」
とある店の中、食事をしながら話すルークとシンクに対してココは食えない笑みを浮かべる。
・・・さて、ココが二人の元に現れた理由は自身で言ったようにギルドとの繋がりを作るためだ。この世界の食べ物は他の世界においても絶大な人気を誇るが、それを運ぶためのインフラというものは確立されていない。
故にココは自身が得意とする占いで二人が来ることを察知し、わざわざ自身で迎えに行ったのだ。ギルドと渡りをつけるために。
マニゴルド(聖闘士星矢LCより)「へへっ、こんな美味いもんを食えんなら美食屋になんのも悪くねぇかもな」
ココ「はは、そうしてくれるなら僕としても大助かりなんだけどね」
アルバフィカ(聖闘士星矢LCより)「マニゴルド、何を言っている。それにココもだ」
マニゴルド「分かってるって。冗談だよ冗談」
ココ「僕は冗談ではないけれど・・・どうだいアルバフィカ、こちらの食事の味は?」
アルバフィカ「・・・確かに美味いが、まさか私が公の面前でこうやって食事を取れるとはな・・・君の毒の力の応用には正直舌を巻く」
ココ「僕も君と似たような体質だとは直観で分かったからね。ただ僕より強力な上で制御は出来てないとも分かったから、君の周りに毒のフィールドを作って周りに飛沫感染をしないようにしているのさ。同じ毒なら触れ合っても大した影響はないし、僕なら少なからず対処は出来るからね」
アルバフィカ「・・・本当に、君の力には頭が下がる」
そんな時に隣のテーブルで食事をしていた男二人から話し掛けられ、アルバフィカという男性は何とも言い難そうに表情を歪める。
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ルルーシュの料理に舌鼓を打った後、二人はギルドの仕事を受けることなくしばらく休むことにした。
ルーク「・・・あ~・・・本当に飯うめぇわ、ここの世界・・・」
シンク「本当だよね。たまに来るには最適な場所だよ」
ココ(トリコより)「たまにとは言わず、いくらでも来ていいんだよ?君達ならグルメ細胞が適応してもしなくても、美食屋としても十分にやれるだろうし」
ルーク「お前単に美食屋の数を増やしたいだけだろ」
シンク「ここの食べ物と言うか食材は別世界から見ても、ダントツの旨さ・・・けど旨さに比例するかのよう、旨いもの程すさまじく採集するのに苦労する・・・だから美食屋って食材専門のいわゆるハンターみたいな職業があるんだろうけど、こんな世界になって圧倒的に人員が不足してるんだろ?」
ココ「それは否定出来ないね・・・二人が言ったよう元々この世界は他の世界に比べて美味しい物が格段に多いけど、美味しいが故に動物達は基本的にこの世界を離れようとしない・・・わざわざ不味いものを食べに外に出るような事はしないんだよ」
シンク「ま、そりゃそうだろ。どうしようもない状況ってんならともかく、わざわざ自分で不味いものを食べるためにどっかに行くなんて物好きそうそういないさ。動物なら尚更だろうしね」
ココ「そう・・・その上で他の世界からこの世界の旨い食材の事を聞いて、調達やらをやたら依頼されるようになったんだ。こうやって君達みたいに自ら食べに来る分には全然構わないが、やはり美食屋として忙しくなったことには変わりはないからね。手練れが増えるのはこちらとしてもありがたいんだよ」
ルーク「・・・そんなこと言ってるけど、お前断られること自覚して言ってるだろ。つーか元々俺らに接触してきた目的はギルドがその運び屋をやってくれることを頼みに来たって自分自身で言ってたくせによ」
ココ「フフ、僕は本音しか話していないさ」
ルーク「・・・ま、依頼を受けりゃ余程じゃなけりゃ断らないのがうちの方針だからな。帰ったら上層部には伝えといてやるよ」
ココ「済まないね」
とある店の中、食事をしながら話すルークとシンクに対してココは食えない笑みを浮かべる。
・・・さて、ココが二人の元に現れた理由は自身で言ったようにギルドとの繋がりを作るためだ。この世界の食べ物は他の世界においても絶大な人気を誇るが、それを運ぶためのインフラというものは確立されていない。
故にココは自身が得意とする占いで二人が来ることを察知し、わざわざ自身で迎えに行ったのだ。ギルドと渡りをつけるために。
マニゴルド(聖闘士星矢LCより)「へへっ、こんな美味いもんを食えんなら美食屋になんのも悪くねぇかもな」
ココ「はは、そうしてくれるなら僕としても大助かりなんだけどね」
アルバフィカ(聖闘士星矢LCより)「マニゴルド、何を言っている。それにココもだ」
マニゴルド「分かってるって。冗談だよ冗談」
ココ「僕は冗談ではないけれど・・・どうだいアルバフィカ、こちらの食事の味は?」
アルバフィカ「・・・確かに美味いが、まさか私が公の面前でこうやって食事を取れるとはな・・・君の毒の力の応用には正直舌を巻く」
ココ「僕も君と似たような体質だとは直観で分かったからね。ただ僕より強力な上で制御は出来てないとも分かったから、君の周りに毒のフィールドを作って周りに飛沫感染をしないようにしているのさ。同じ毒なら触れ合っても大した影響はないし、僕なら少なからず対処は出来るからね」
アルバフィカ「・・・本当に、君の力には頭が下がる」
そんな時に隣のテーブルで食事をしていた男二人から話し掛けられ、アルバフィカという男性は何とも言い難そうに表情を歪める。
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