崩壊の後の再生して混同した世界
シンク「でもそれを言うならあんたらこそ普通にだったり平穏に暮らそうと思えば暮らせるような立場だったり、能力もあるじゃないか。その気になればどこかの世界に行って身分を偽って過ごせない訳じゃないんだろ?」
ヒイロ「・・・デュオなら出来るだろうが、俺にはもうこんな生き方しか出来ない。そしてこういった事をしている方が性にあっている」
デュオ「ま、その点で俺はヒイロよっか愛想はいいって自信はあるけど、今更他の生き方をしようなんて思えないんだよな。なんつーか、俺にしか出来ないことがあるのにそこから逃げ出してるようでよ」
ルーク「・・・ヒイロもデュオも強く自分を持ってんだな。まぁそれくらいなきゃ元の世界で世界が相手でも引かずに戦い続けることは出来なかったってことか」
シンク「ホント、アーカードだったら今頃あんたらを誉めちぎってる所だったろうね」
デュオ「おいおい、怖いことを言うなよ。あの旦那は別に嫌いじゃないが、だからってフラグを立てられておじゃんなんて俺はゴメンだぜ」
それで逆にヒイロ達に自分達はどうかと問い掛けるシンクに二人はもう選んだことと、軽い様子で後悔の見えないよう言い切る。
・・・それで風呂に入りながら話していたが、いい頃合いになったという所で四人は風呂から出て自分達の部屋へと戻る。
ヒイロ「・・・これで後は数日後にお前達が今来た人物達を引き連れ、目的の場まで護衛すれば任務完了だ」
ルーク「分かってるって・・・ただ流石にこんな宿で話し合いをするとは思っちゃいなかったぜ」
デュオ「そりゃまぁここがスポンサーの経営する宿の一つだからな。そういった背景もあるけどセキュリティも万全に整ってるんだぞ、ここ?」
シンク「そうなの?僕らからすると普通の宿にしか見えないんだけど」
デュオ「パッと見ただけでも壁には防音効果がある素材が使われてるし、盗聴なんか出来ないように細工してあるのが分かる。見た目は老舗旅館にしか見えないけどな」
ルーク「そうなのか」
その部屋の中で浴衣姿でくつろぎながら食事をつつきつつ話す四人はこの旅館について話し合う。
・・・ギルドのスポンサーは各世界に散らばっている。今ルーク達がいる旅館はそのスポンサーの中の一人の所有物なのだが、その施設は外観とはうって代わりハイテクな出来となっている。
そしてギルドに所属している人間達にはそういった施設は極端に長居をしたり極端な贅沢をしなければ、有事以外でも無料で使用することが許される。勿論有事の時でも使用は可能で、今のようにギルドの役に立つなら優先的に使用する許可は出るのだ。
シンク「しかし、本当にスポンサーは太っ腹だよね。ギルドも儲からないって訳じゃないとは思うけど、物資提供もそうだしこんな宿を平然とタダで使わせるなんてさ」
ヒイロ「向こうには向こうの思惑があるのは否定は出来んだろうが、それでも向こうに利があるからこそそうしているのだろう」
デュオ「俺らとしても油断しちゃなんねぇとは思っちゃいるさ。けどギルドに協力してるって建前もあるし、一年もしない内に結果が出ないから止めた・・・なんて事はやり手の経営者じゃまずはやらない馬鹿な手だ。それに俺達の活動も順調だからな。今手を引くなんて事はまずしないだろうから、しばらくは何か妙な事はしないだろうよ」
ルーク「ま、そういうことならちゃんと仕事してりゃ当面はスポンサーも手は引かねぇだろうし今まで通りやりゃいいか」
そこから話はスポンサーの方に進み、大丈夫かとルークは笑う。別に問題はないならいいと。
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ヒイロ「・・・デュオなら出来るだろうが、俺にはもうこんな生き方しか出来ない。そしてこういった事をしている方が性にあっている」
デュオ「ま、その点で俺はヒイロよっか愛想はいいって自信はあるけど、今更他の生き方をしようなんて思えないんだよな。なんつーか、俺にしか出来ないことがあるのにそこから逃げ出してるようでよ」
ルーク「・・・ヒイロもデュオも強く自分を持ってんだな。まぁそれくらいなきゃ元の世界で世界が相手でも引かずに戦い続けることは出来なかったってことか」
シンク「ホント、アーカードだったら今頃あんたらを誉めちぎってる所だったろうね」
デュオ「おいおい、怖いことを言うなよ。あの旦那は別に嫌いじゃないが、だからってフラグを立てられておじゃんなんて俺はゴメンだぜ」
それで逆にヒイロ達に自分達はどうかと問い掛けるシンクに二人はもう選んだことと、軽い様子で後悔の見えないよう言い切る。
・・・それで風呂に入りながら話していたが、いい頃合いになったという所で四人は風呂から出て自分達の部屋へと戻る。
ヒイロ「・・・これで後は数日後にお前達が今来た人物達を引き連れ、目的の場まで護衛すれば任務完了だ」
ルーク「分かってるって・・・ただ流石にこんな宿で話し合いをするとは思っちゃいなかったぜ」
デュオ「そりゃまぁここがスポンサーの経営する宿の一つだからな。そういった背景もあるけどセキュリティも万全に整ってるんだぞ、ここ?」
シンク「そうなの?僕らからすると普通の宿にしか見えないんだけど」
デュオ「パッと見ただけでも壁には防音効果がある素材が使われてるし、盗聴なんか出来ないように細工してあるのが分かる。見た目は老舗旅館にしか見えないけどな」
ルーク「そうなのか」
その部屋の中で浴衣姿でくつろぎながら食事をつつきつつ話す四人はこの旅館について話し合う。
・・・ギルドのスポンサーは各世界に散らばっている。今ルーク達がいる旅館はそのスポンサーの中の一人の所有物なのだが、その施設は外観とはうって代わりハイテクな出来となっている。
そしてギルドに所属している人間達にはそういった施設は極端に長居をしたり極端な贅沢をしなければ、有事以外でも無料で使用することが許される。勿論有事の時でも使用は可能で、今のようにギルドの役に立つなら優先的に使用する許可は出るのだ。
シンク「しかし、本当にスポンサーは太っ腹だよね。ギルドも儲からないって訳じゃないとは思うけど、物資提供もそうだしこんな宿を平然とタダで使わせるなんてさ」
ヒイロ「向こうには向こうの思惑があるのは否定は出来んだろうが、それでも向こうに利があるからこそそうしているのだろう」
デュオ「俺らとしても油断しちゃなんねぇとは思っちゃいるさ。けどギルドに協力してるって建前もあるし、一年もしない内に結果が出ないから止めた・・・なんて事はやり手の経営者じゃまずはやらない馬鹿な手だ。それに俺達の活動も順調だからな。今手を引くなんて事はまずしないだろうから、しばらくは何か妙な事はしないだろうよ」
ルーク「ま、そういうことならちゃんと仕事してりゃ当面はスポンサーも手は引かねぇだろうし今まで通りやりゃいいか」
そこから話はスポンサーの方に進み、大丈夫かとルークは笑う。別に問題はないならいいと。
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