崩壊の後の再生して混同した世界
・・・ギルドにて出来た仲間達とゆったりとした時間を過ごしたルーク達。そんな二人は数日後、とある世界の宿を訪れていた。
ルーク「・・・悪いな、こんなとこまでわざわざ出向いてもらって」
ヒイロ(ガンダムWより)「気にするな、元より持ちつ持たれつの関係だからな。俺達とお前達は」
デュオ(ガンダムWより)「そうそう。むしろ俺達の方が助かってるって所があんだしよ」
シンク「まぁあんたらの世界も含めてだけど、圧政を強いることや自分達の利権だけにこだわるような人間なんて山程いるわけだしね。その上で他の穏やかな世界の事を知っちゃったら、そりゃ移住したいとか考える人が出てくるのも当然さ」
・・・乳白色の湯の温泉につかりながらルークとシンクは目の前にいるヒイロとデュオの二人と会話をする、端から聞くと物騒さを感じられる会話を。
・・・こんな世界になってから、世界は比較されることが多くなった。どんな世界がよい世界で、どんな世界が悪い世界かと。その上で悪い世界の一般的な代表となっているのが、未だに圧政を行っていたり戦争を行っている世界である。
その点でヒイロ達の世界もそういった世界の一つなのだが、こちらは宇宙に進出した人々までもの争いを繰り広げている。ただこんな世界になったことで宇宙に済む人類の居住区だったコロニーは宇宙に復活するのではなく、元々の土地分+αという形で復活している。だが一応戦争こそ終わってはいるものの、元々からの仲の悪さは変わってはいない。
そんな状況になっても以前と違う形であったり規模は縮小、いや元以上に戦争が激化している世界すらもある・・・そうなれば戦争を望む者達以外にとって選択肢に上がるのは移住、である。いつの時代もどんな状況においても戦争という規模の争いを望むのは国のトップかそれにちかしい者達だけであって、下の人間にとっては望まれる物ではない為に。
そんな状況で苦しむ人々がいる・・・そういった人々の為に動いているのがヒイロ達を始めとした、ギルドと陰で連携を組んでいる組織・・・言うなら、裏ギルドというわけである。
ただ裏と付いていることからある程度予測はつくだろうが、この裏ギルドはルーク達の所属するギルドと違い公然とした扱いではない非公式の物であり、闇の存在ではある・・・が、それもあくまで形だけの物だ。現実は裏ギルドは表向きギルドでは行う事が難しい仕事を請け負い、表側の役割を果たすギルドの事を上手く進める為の裏方の役割を負っていて、スポンサーと言った存在達も内密にでこそはあるが援助もしている。つまりは立場にやることが違うだけなのだ。ギルドと裏ギルドは。
その上で裏ギルドの役割として主になるのは各世界の動向の調査であったりするが、主に先に言った世界から世界への移住の手助けである。と言っても裏ギルドもそんな易々と移住したいからとその望みを受付はせず、事情に裏がないかどうかを加味した上で判断をして移住の手助けをするのだ。そして裏ギルドで大丈夫だと決断された上で引き渡されるのである。ギルドに表の仕事として。
ルーク「でもお前らくらい力があんなら表のギルドでもやっていけそうな感じするんだけどな~。銃もそうだけど、お前ら体術もいい線全然いってるんだし」
ヒイロ「適材適所というヤツだ。お前達は確かに戦えこそするが、機械関連には俺達程強くはない。そして機械関連には強くとも、俺達はお前達程肉弾戦で戦えはしない・・・この方がちょうどいい」
デュオ「そうそう。俺達も自分の世界の普通のヤツよっかつえぇって自信はあるけど、銃を使わないと魔物と戦える自信はないしな。そういった点じゃホント情けなく感じるぜ」
シンク「それこそヒイロの言ったように適材適所だよ。僕達じゃ機械関連の事で上手くやることは無理だしね。その点じゃ僕達も君達に感謝してるさ」
その流れから話は穏やかな方へと進み、四人は和やかな空気になる・・・本来であればこのように話し合えるような間柄にはなることのなかったはずの四人が。
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ルーク「・・・悪いな、こんなとこまでわざわざ出向いてもらって」
ヒイロ(ガンダムWより)「気にするな、元より持ちつ持たれつの関係だからな。俺達とお前達は」
デュオ(ガンダムWより)「そうそう。むしろ俺達の方が助かってるって所があんだしよ」
シンク「まぁあんたらの世界も含めてだけど、圧政を強いることや自分達の利権だけにこだわるような人間なんて山程いるわけだしね。その上で他の穏やかな世界の事を知っちゃったら、そりゃ移住したいとか考える人が出てくるのも当然さ」
・・・乳白色の湯の温泉につかりながらルークとシンクは目の前にいるヒイロとデュオの二人と会話をする、端から聞くと物騒さを感じられる会話を。
・・・こんな世界になってから、世界は比較されることが多くなった。どんな世界がよい世界で、どんな世界が悪い世界かと。その上で悪い世界の一般的な代表となっているのが、未だに圧政を行っていたり戦争を行っている世界である。
その点でヒイロ達の世界もそういった世界の一つなのだが、こちらは宇宙に進出した人々までもの争いを繰り広げている。ただこんな世界になったことで宇宙に済む人類の居住区だったコロニーは宇宙に復活するのではなく、元々の土地分+αという形で復活している。だが一応戦争こそ終わってはいるものの、元々からの仲の悪さは変わってはいない。
そんな状況になっても以前と違う形であったり規模は縮小、いや元以上に戦争が激化している世界すらもある・・・そうなれば戦争を望む者達以外にとって選択肢に上がるのは移住、である。いつの時代もどんな状況においても戦争という規模の争いを望むのは国のトップかそれにちかしい者達だけであって、下の人間にとっては望まれる物ではない為に。
そんな状況で苦しむ人々がいる・・・そういった人々の為に動いているのがヒイロ達を始めとした、ギルドと陰で連携を組んでいる組織・・・言うなら、裏ギルドというわけである。
ただ裏と付いていることからある程度予測はつくだろうが、この裏ギルドはルーク達の所属するギルドと違い公然とした扱いではない非公式の物であり、闇の存在ではある・・・が、それもあくまで形だけの物だ。現実は裏ギルドは表向きギルドでは行う事が難しい仕事を請け負い、表側の役割を果たすギルドの事を上手く進める為の裏方の役割を負っていて、スポンサーと言った存在達も内密にでこそはあるが援助もしている。つまりは立場にやることが違うだけなのだ。ギルドと裏ギルドは。
その上で裏ギルドの役割として主になるのは各世界の動向の調査であったりするが、主に先に言った世界から世界への移住の手助けである。と言っても裏ギルドもそんな易々と移住したいからとその望みを受付はせず、事情に裏がないかどうかを加味した上で判断をして移住の手助けをするのだ。そして裏ギルドで大丈夫だと決断された上で引き渡されるのである。ギルドに表の仕事として。
ルーク「でもお前らくらい力があんなら表のギルドでもやっていけそうな感じするんだけどな~。銃もそうだけど、お前ら体術もいい線全然いってるんだし」
ヒイロ「適材適所というヤツだ。お前達は確かに戦えこそするが、機械関連には俺達程強くはない。そして機械関連には強くとも、俺達はお前達程肉弾戦で戦えはしない・・・この方がちょうどいい」
デュオ「そうそう。俺達も自分の世界の普通のヤツよっかつえぇって自信はあるけど、銃を使わないと魔物と戦える自信はないしな。そういった点じゃホント情けなく感じるぜ」
シンク「それこそヒイロの言ったように適材適所だよ。僕達じゃ機械関連の事で上手くやることは無理だしね。その点じゃ僕達も君達に感謝してるさ」
その流れから話は穏やかな方へと進み、四人は和やかな空気になる・・・本来であればこのように話し合えるような間柄にはなることのなかったはずの四人が。
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