ワールドトラベラールーク君シリーズ TOW編
・・・その後、俺達は気を取り直しひとまず場は解散という流れになって皆は散り散りに部屋に戻っていった。ただその中で俺はルークとリタに部屋にいるように言って一人アンジュに付いていき、アッシュ達の様子を見に行った・・・けどそこで部屋の入口の前に立っていた師匠とジェイドが俺達を見てすぐ何も言わず首を横に振った姿から、俺達はそれ以上先に行くことを止めエントランスに戻った。変につついても何にもならないとそう感じてしまったから・・・
・・・それでバンエルティア号の進路をライマの方に向けてしばらくしていたら、憔悴したようなアッシュ達がエントランスに来てジェイドが代表して自分達を降ろすように言った・・・そしてしばらくして、アッシュ達をバンエルティア号から降ろした。その際アッシュ達は何か一言も発する様子を見せなかった・・・余程ルークの事が衝撃だったのだと、その様子で語るような形で・・・
ルーク「・・・行ったのか?」
ベル「うん・・・何にも言わずに行ってしまったけどな・・・」
・・・それで部屋に戻ると、ルークからの声がかかり俺は素直にそれに首を縦に振る。
ベル「・・・つーかなんでレイヴンもジュディスもここにいるんだ?」
レイヴン「ちょっ!酷くない、ベル君!?そもそもオッサンもリタっちとルーク君とのことに結構関わってたのに、なんで今回オッサンを全く関わらせてくんなかったのよ!オッサン、ルーク君とリタっちが婚約したなんて今さっき知ったのよ!?」
ベル「いや、それ俺に言われても・・・それに今回の事の発端はジュディス達からなんだし、文句はジュディスに言ってくれよ」
ジュディス「ごめんなさいね、オジサマ?」
レイヴン「うん、オッサン許しちゃう!」
リタ「バカっぽい・・・」
・・・それで何故か普通にいるレイヴンとジュディスに首を傾げたけど、勢いのあるレイヴンの百面相ぶりにリタが呆れた声を上げる。まぁ耳元で囁かれて即行で意見翻すんじゃあな。
ベル「ま、それはともかくとしても・・・これでひとまず着いたな。アッシュとの決着」
ルーク「あぁ・・・多分ライマに戻ったら色々うるさく言われそうな気はするけど、もうあいつの後塵をわざわざ拝する気はない。つってもそれも本国に帰ったらの話だ。今は帰る日が来るまでアドリビトムで俺の役目を果たすさ」
ベル「うん・・・」
そんな空気に改めて決着の事を言えばルークもやるべきことはやると返し、俺は頷く・・・そう、これからはルークが自分自身の道を歩くために自分で事に挑まなきゃいけないんだ。俺が関与出来るのは精々ここにいる間までだから・・・
レイヴン「・・・ま、そう言うことならいいんじゃないの?それよっか婚約を公表したってことは皆にもこの事言うんでしょ?だったらリーダーにこの事を全員に話すように言った方がいいんじゃない?」
‘ドンドンッ!’
レイヴン「・・・と思ったら早速誰か来たみたいね。多分ついさっき二人の事を知った誰かじゃない?それで二人の事聞こうとして・・・」
ルーク「ニヤニヤしてんじゃねーよ、レイヴン・・・ま、いいや。ちょっと俺とリタとレイヴンは外出て事情説明してくる。ベルとジュディスはここで待ってていいぞ」
レイヴン「え?なんでオッサンは連れていってくれるの?」
ルーク「壁役」
レイヴン「壁役!?隠す気全くないじゃん!オッサン利用する気!」
リタ「ほら行くわよ壁」
レイヴン「リタっちまで!?て言うか完璧な壁扱い!?・・・あーっ、もうわかったわよ!二人の幸せの為にオッサンも一肌脱いじゃうから!・・・じゃあね、お二人さん!」
‘ガチャッ、バタン’
ベル「・・・大丈夫か、レイヴン?」
ジュディス「フフ・・・大丈夫よ、オジサマなら」
なんかいきなりすごいノックが来てから怒濤の流れで三人出てったけど、いいのかな。レイヴンはあれで・・・
ベル「・・・でも二人で、か。そう言われっと何をすりゃいいのかな・・・」
ジュディス「フフ、何をしていいかわからないなら一緒のベッドに寝る?そうすればすぐに時間は過ぎると思うけれど、どうかしら?」
ベル「なっ・・・何言ってんだよ・・・そ、そうだ。ちょっと聞きたいこと思い出したから聞いていいか・・・?」
ジュディス「えぇ、いいわよ」
い、いきなり何を言い出すかと思ったら・・・まぁ思い出したこともあるし、話題変えよう・・・
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・・・それでバンエルティア号の進路をライマの方に向けてしばらくしていたら、憔悴したようなアッシュ達がエントランスに来てジェイドが代表して自分達を降ろすように言った・・・そしてしばらくして、アッシュ達をバンエルティア号から降ろした。その際アッシュ達は何か一言も発する様子を見せなかった・・・余程ルークの事が衝撃だったのだと、その様子で語るような形で・・・
ルーク「・・・行ったのか?」
ベル「うん・・・何にも言わずに行ってしまったけどな・・・」
・・・それで部屋に戻ると、ルークからの声がかかり俺は素直にそれに首を縦に振る。
ベル「・・・つーかなんでレイヴンもジュディスもここにいるんだ?」
レイヴン「ちょっ!酷くない、ベル君!?そもそもオッサンもリタっちとルーク君とのことに結構関わってたのに、なんで今回オッサンを全く関わらせてくんなかったのよ!オッサン、ルーク君とリタっちが婚約したなんて今さっき知ったのよ!?」
ベル「いや、それ俺に言われても・・・それに今回の事の発端はジュディス達からなんだし、文句はジュディスに言ってくれよ」
ジュディス「ごめんなさいね、オジサマ?」
レイヴン「うん、オッサン許しちゃう!」
リタ「バカっぽい・・・」
・・・それで何故か普通にいるレイヴンとジュディスに首を傾げたけど、勢いのあるレイヴンの百面相ぶりにリタが呆れた声を上げる。まぁ耳元で囁かれて即行で意見翻すんじゃあな。
ベル「ま、それはともかくとしても・・・これでひとまず着いたな。アッシュとの決着」
ルーク「あぁ・・・多分ライマに戻ったら色々うるさく言われそうな気はするけど、もうあいつの後塵をわざわざ拝する気はない。つってもそれも本国に帰ったらの話だ。今は帰る日が来るまでアドリビトムで俺の役目を果たすさ」
ベル「うん・・・」
そんな空気に改めて決着の事を言えばルークもやるべきことはやると返し、俺は頷く・・・そう、これからはルークが自分自身の道を歩くために自分で事に挑まなきゃいけないんだ。俺が関与出来るのは精々ここにいる間までだから・・・
レイヴン「・・・ま、そう言うことならいいんじゃないの?それよっか婚約を公表したってことは皆にもこの事言うんでしょ?だったらリーダーにこの事を全員に話すように言った方がいいんじゃない?」
‘ドンドンッ!’
レイヴン「・・・と思ったら早速誰か来たみたいね。多分ついさっき二人の事を知った誰かじゃない?それで二人の事聞こうとして・・・」
ルーク「ニヤニヤしてんじゃねーよ、レイヴン・・・ま、いいや。ちょっと俺とリタとレイヴンは外出て事情説明してくる。ベルとジュディスはここで待ってていいぞ」
レイヴン「え?なんでオッサンは連れていってくれるの?」
ルーク「壁役」
レイヴン「壁役!?隠す気全くないじゃん!オッサン利用する気!」
リタ「ほら行くわよ壁」
レイヴン「リタっちまで!?て言うか完璧な壁扱い!?・・・あーっ、もうわかったわよ!二人の幸せの為にオッサンも一肌脱いじゃうから!・・・じゃあね、お二人さん!」
‘ガチャッ、バタン’
ベル「・・・大丈夫か、レイヴン?」
ジュディス「フフ・・・大丈夫よ、オジサマなら」
なんかいきなりすごいノックが来てから怒濤の流れで三人出てったけど、いいのかな。レイヴンはあれで・・・
ベル「・・・でも二人で、か。そう言われっと何をすりゃいいのかな・・・」
ジュディス「フフ、何をしていいかわからないなら一緒のベッドに寝る?そうすればすぐに時間は過ぎると思うけれど、どうかしら?」
ベル「なっ・・・何言ってんだよ・・・そ、そうだ。ちょっと聞きたいこと思い出したから聞いていいか・・・?」
ジュディス「えぇ、いいわよ」
い、いきなり何を言い出すかと思ったら・・・まぁ思い出したこともあるし、話題変えよう・・・
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