ワールドトラベラールーク君シリーズ TOW編
ルーク「・・・だから言わなかったんだよ、俺は」
ジュディス「・・・だったらルーク、これからどうするつもり?貴方の考え次第で自分の気持ちを伝えようとしてたのよ、リタは」
ルーク「・・・は?」
それでルークが暗くうつむく中でジュディスからまさかと言った言葉を受け、呆気に取られた様子で声を上げる。
リタ「ちょっ!?ちょっとジュディス・・・!?」
ジュディス「元々そうするって決めたのは貴女でしょう、リタ?今ここでハッキリと自分の意志を伝えなくてはもう二度とルークは貴女に近付かず終わるわ。引くと決めたら徹底的に引く・・・そう言う人よ、ルークは」
リタ「う・・・」
たまらず顔を上げる慌てた様子のリタだけど、冷静なジュディスの返答にたまらずたじろいだ様子になってしまう。
ジュディス「それでどうするの?・・・もし貴女が何も言わないなら、私がルークの事を誘惑しようかしら?」
リタ「えっ!?」
ジュディス「だって私から見てもいい男よ、ルークは。そんな彼が婚約者を募集してるのなら、立候補してもいいと思わない?」
リタ「う・・・うぅぅ・・・」
それでジュディスから余裕と艶の込められた笑みが向けられると、リタはプルプル震えうつむき加減でジュディスを見上げながら涙目になる。
クラトス「・・・ジュディス、リタをからかうのはよせ」
ジュディス「私は別にからかっていないわよ?ただリタから言ってほしいだけ。リタの本音をね・・・それとも私から言った方がいいかしら?」
リタ「・・・うぅぅ・・・分かったわよ、言うわよ!・・・ルーク!」
ルーク「えっ・・・?」
リタ「わ・・・私も、あんたの事・・・好き、好きよ!」
ルーク「・・・えっ?・・・えっ!?えぇぇぇっ!?」
ベル「はあぁぁぁっ!?マジそれっ!?」
マジか・・・!?ジュディスに変に煽ってるからなんだって思ったら、リタが・・・リタがルークの事好きって・・・信じらんねぇ、こんなことになるなんて・・・!
ルーク「・・・ちょっ、ちょっと待て!リタ、お前それ・・・本気で言ってるのか・・・?」
リタ「ほ・・・本気に、決まってるじゃない・・・こんなこと冗談でも言えないから、何度も言わせないでよ・・・」
ルーク「・・・っ!」
それで驚きからなんとかルークが間違いでないのかと確認するように問えば、赤い顔のまま恥ずかしそうに答えるリタにたまらず手で口元を押さえる。
ルーク「・・・いや、ちょっと待て・・・そうリタから聞けたってのは正直、俺は嬉しい・・・嬉しいけど、この状況どうしろってんだ・・・?」
ジュディス「折角ここまで来たんだから婚約者になって欲しいって言ったらどうかしら?リタも貴方の苦悩を分かってそう言ったのだから、リタも覚悟してるはずよ。城の中での生活に入ることになっても貴方と一緒にいることをね」
ルーク「・・・そう、なのか、リタ?」
リタ「・・・ま、まぁ私だってやれば出来ない事はないわよ・・・窮屈なのは確かに嫌いだけど、あんたと一緒なら・・・べ、別にいいかなって・・・」
ルーク「・・・そうか、わかった」
それで急激に冷静になったルークにジュディスからの声とリタの言いにくそうながらも確かな本音を受け、ルークは決心を決めたように手を口元からどける。
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ジュディス「・・・だったらルーク、これからどうするつもり?貴方の考え次第で自分の気持ちを伝えようとしてたのよ、リタは」
ルーク「・・・は?」
それでルークが暗くうつむく中でジュディスからまさかと言った言葉を受け、呆気に取られた様子で声を上げる。
リタ「ちょっ!?ちょっとジュディス・・・!?」
ジュディス「元々そうするって決めたのは貴女でしょう、リタ?今ここでハッキリと自分の意志を伝えなくてはもう二度とルークは貴女に近付かず終わるわ。引くと決めたら徹底的に引く・・・そう言う人よ、ルークは」
リタ「う・・・」
たまらず顔を上げる慌てた様子のリタだけど、冷静なジュディスの返答にたまらずたじろいだ様子になってしまう。
ジュディス「それでどうするの?・・・もし貴女が何も言わないなら、私がルークの事を誘惑しようかしら?」
リタ「えっ!?」
ジュディス「だって私から見てもいい男よ、ルークは。そんな彼が婚約者を募集してるのなら、立候補してもいいと思わない?」
リタ「う・・・うぅぅ・・・」
それでジュディスから余裕と艶の込められた笑みが向けられると、リタはプルプル震えうつむき加減でジュディスを見上げながら涙目になる。
クラトス「・・・ジュディス、リタをからかうのはよせ」
ジュディス「私は別にからかっていないわよ?ただリタから言ってほしいだけ。リタの本音をね・・・それとも私から言った方がいいかしら?」
リタ「・・・うぅぅ・・・分かったわよ、言うわよ!・・・ルーク!」
ルーク「えっ・・・?」
リタ「わ・・・私も、あんたの事・・・好き、好きよ!」
ルーク「・・・えっ?・・・えっ!?えぇぇぇっ!?」
ベル「はあぁぁぁっ!?マジそれっ!?」
マジか・・・!?ジュディスに変に煽ってるからなんだって思ったら、リタが・・・リタがルークの事好きって・・・信じらんねぇ、こんなことになるなんて・・・!
ルーク「・・・ちょっ、ちょっと待て!リタ、お前それ・・・本気で言ってるのか・・・?」
リタ「ほ・・・本気に、決まってるじゃない・・・こんなこと冗談でも言えないから、何度も言わせないでよ・・・」
ルーク「・・・っ!」
それで驚きからなんとかルークが間違いでないのかと確認するように問えば、赤い顔のまま恥ずかしそうに答えるリタにたまらず手で口元を押さえる。
ルーク「・・・いや、ちょっと待て・・・そうリタから聞けたってのは正直、俺は嬉しい・・・嬉しいけど、この状況どうしろってんだ・・・?」
ジュディス「折角ここまで来たんだから婚約者になって欲しいって言ったらどうかしら?リタも貴方の苦悩を分かってそう言ったのだから、リタも覚悟してるはずよ。城の中での生活に入ることになっても貴方と一緒にいることをね」
ルーク「・・・そう、なのか、リタ?」
リタ「・・・ま、まぁ私だってやれば出来ない事はないわよ・・・窮屈なのは確かに嫌いだけど、あんたと一緒なら・・・べ、別にいいかなって・・・」
ルーク「・・・そうか、わかった」
それで急激に冷静になったルークにジュディスからの声とリタの言いにくそうながらも確かな本音を受け、ルークは決心を決めたように手を口元からどける。
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