ワールドトラベラールーク君シリーズ TOW編
ジュディス「ごめんなさいね、ベル。ちょっと聞きたいことを聞いたらすぐに帰してあげるから」
ベル「・・・何を聞きたいんだよ?」
・・・そんな風に思ってたら多分このメンバーの首謀者だろうジュディスから声がかかったことに、覚悟をして俺は真意の見えない笑みのジュディスを見上げながら答える。
ジュディス「ルークに手紙が届いたでしょう?その中身がなんなのか教えてほしいの」
ベル「・・・は?いや、ゼロスに言っただろ。報告が来ただけだって」
シェリア「だからその中身を聞きたいの。ベルも聞いてるんじゃないの?」
ベル「いや、意味わかんないんだけど・・・なんでお前らがそれを知りたいんだよ?」
アニー「それは、その・・・ルークさんがこれからどうなるのかなって思って・・・」
ベル「・・・何か胡散臭いな・・・っつっても答えるまで帰してくれそうにないよな、ホント・・・」
・・・なんかこの場にいる女性陣全員本気で俺から話を聞くまで帰さないって感じだよな、それでいて向こうは何も言いたくないって感じだし・・・仕方ない、少しだけ話すか。
ベル「・・・あんま詳しい事は言えねぇんだけどさ。一時帰国しようかってルークがその手紙で考えてるだけだよ」
ナナリー「一時帰国?」
ベル「俺から言えんのはここまでだ・・・それ以上言ったらルークの事もだけどライマの事も勝手に言ってしまう事になるから、ここまでしか言えない」
ジュディス「・・・そう、なら仕方ないわね」
しいな「いいのかい、ジュディス?」
ジュディス「ベルはこれ以上言わないって目で語ってる。それを無理矢理言わせる事は出来ないわ」
しいな「・・・そうかい。済まなかったね、ベル。無理矢理ここに連れてきちまって」
ベル「あぁ・・・んじゃな・・・」
一体なんなんだ、こいつら。変に一体感を見せて・・・まぁとりあえずルークにこの事は伝えないとな・・・
ルーク「・・・ジュディス達が、ねぇ・・・」
ベル「正直何が狙いがわかんないから怖いんだけど・・・」
ルーク「確かにな・・・」
・・・それで部屋に戻ってさっきまでの流れを話したけど、やっぱどうするかって事になるよな・・・
ルーク「・・・まぁこっちは前と違って特にトラブルを起こす気はないから、自然にしてりゃいいだろ。それにジュディスもある程度国の事とかエステル通じてわかっちゃくれてるみたいだし、変な騒ぎは起こさないって信じたい所だな・・・」
ベル「・・・そうなってほしいな」
希望と不安、どっちもこもったルークの声に俺は同意するしか出来なかった。あんな大事のようなこと、出来れば避けたいと思うから・・・
・・・そんな嫌な流れを確かに感じつつ、俺達はアドリビトム内で数日時を過ごしていた。その間また何かジュディス達が変なことをしてくるんじゃないかって思ったんだけど、特に何もしてこなかった。
ロックス「・・・失礼します、ルーク様。手紙をお持ちしました」
ベル「・・・来たか」
・・・そんな時にロックスが部屋に来て手紙を持ってきた事に、俺はこの微妙な状態が終わる事を期待していた。その手紙の中身で・・・
.
ベル「・・・何を聞きたいんだよ?」
・・・そんな風に思ってたら多分このメンバーの首謀者だろうジュディスから声がかかったことに、覚悟をして俺は真意の見えない笑みのジュディスを見上げながら答える。
ジュディス「ルークに手紙が届いたでしょう?その中身がなんなのか教えてほしいの」
ベル「・・・は?いや、ゼロスに言っただろ。報告が来ただけだって」
シェリア「だからその中身を聞きたいの。ベルも聞いてるんじゃないの?」
ベル「いや、意味わかんないんだけど・・・なんでお前らがそれを知りたいんだよ?」
アニー「それは、その・・・ルークさんがこれからどうなるのかなって思って・・・」
ベル「・・・何か胡散臭いな・・・っつっても答えるまで帰してくれそうにないよな、ホント・・・」
・・・なんかこの場にいる女性陣全員本気で俺から話を聞くまで帰さないって感じだよな、それでいて向こうは何も言いたくないって感じだし・・・仕方ない、少しだけ話すか。
ベル「・・・あんま詳しい事は言えねぇんだけどさ。一時帰国しようかってルークがその手紙で考えてるだけだよ」
ナナリー「一時帰国?」
ベル「俺から言えんのはここまでだ・・・それ以上言ったらルークの事もだけどライマの事も勝手に言ってしまう事になるから、ここまでしか言えない」
ジュディス「・・・そう、なら仕方ないわね」
しいな「いいのかい、ジュディス?」
ジュディス「ベルはこれ以上言わないって目で語ってる。それを無理矢理言わせる事は出来ないわ」
しいな「・・・そうかい。済まなかったね、ベル。無理矢理ここに連れてきちまって」
ベル「あぁ・・・んじゃな・・・」
一体なんなんだ、こいつら。変に一体感を見せて・・・まぁとりあえずルークにこの事は伝えないとな・・・
ルーク「・・・ジュディス達が、ねぇ・・・」
ベル「正直何が狙いがわかんないから怖いんだけど・・・」
ルーク「確かにな・・・」
・・・それで部屋に戻ってさっきまでの流れを話したけど、やっぱどうするかって事になるよな・・・
ルーク「・・・まぁこっちは前と違って特にトラブルを起こす気はないから、自然にしてりゃいいだろ。それにジュディスもある程度国の事とかエステル通じてわかっちゃくれてるみたいだし、変な騒ぎは起こさないって信じたい所だな・・・」
ベル「・・・そうなってほしいな」
希望と不安、どっちもこもったルークの声に俺は同意するしか出来なかった。あんな大事のようなこと、出来れば避けたいと思うから・・・
・・・そんな嫌な流れを確かに感じつつ、俺達はアドリビトム内で数日時を過ごしていた。その間また何かジュディス達が変なことをしてくるんじゃないかって思ったんだけど、特に何もしてこなかった。
ロックス「・・・失礼します、ルーク様。手紙をお持ちしました」
ベル「・・・来たか」
・・・そんな時にロックスが部屋に来て手紙を持ってきた事に、俺はこの微妙な状態が終わる事を期待していた。その手紙の中身で・・・
.