ワールドトラベラールーク君シリーズ TOW編
ベル「一体どうして・・・?」
レイヴン「わかるっしょ?三日後の結果でルーク君かアッシュかどっちかが正当王位継承者になる・・・そんな時なもんだからオッサンも見物してくれって頼まれたのよ。どうなるのかってのをね」
ルーク「お前の依頼人にか・・・」
レイヴン「そうそう。そしてその依頼に誰が行くのかってのは早い者勝ちらしいから、急いでさっき登録してきたのよ。だからオッサンは誰かからその依頼を寄越せって言われても辞退しろって言われても行くことになったから、よろしくね~」
ルーク「早い者勝ち・・・そうか、分かった」
レイヴン「んじゃ伝えたい事も伝えたし、またね。お二人さん」
・・・依頼人から、そう言われたから自分も観戦する。そう言うだけ言ってレイヴンは部屋からさっさと去っていく。
ルーク「・・・悪い、ベル。ちょっと頼まれてくれないか?」
ベル「え?なんだよ?」
ルーク「ジューダスの所に行って急いで三日後の試験の事を伝えて参加してくれるように言ってほしい」
ベル「ジューダスを?うん、分かった・・・行ってくる」
・・・なんでジューダス?正直そう思った俺だけど、とりあえずは協力を願いに俺は部屋を出る・・・
・・・それでカイル達の部屋に行きジューダスに協力を求め、クエストの受付に行ってもらった。ただ何故こんなことをと受付をした後に言ってきたので、それは本人から語ってもらおうと俺はジューダスを部屋に連れていった。
ルーク「・・・お、戻ってきたか」
ジューダス「その様子では僕が来るのを予想していたようだが・・・僕に何をさせたい?わざわざ継承者を決める場に付き合わせるなど・・・」
ルーク「・・・いや、何もしなくていい。ただ来てくれるだけでいいんだ。その場に」
ジューダス「何・・・?」
それで部屋に戻ってきたら単刀直入に訳を聞かせろってジューダスは言ったけど、そのルークの返答に訝しげに眉を寄せる。
ルーク「いや、なんつーかな・・・もしかしてってレベル程度だけど、出てくるんじゃねーかなって思ってんだよ。レイヴンの依頼人がな」
ベル「えっ・・・それってどう言うことだよ?」
ルーク「さっきのレイヴンの話じゃ自分も結果を目の前で見ろみたいに言われたとか言ってたけど、これって解釈次第じゃ自分もその場にいるって捉える事も出来ないか?」
ベル「え・・・あ、確かに・・・」
ジューダス「・・・もしやそれだけで依頼人もその場に来ると思っているのか、お前は?」
ルーク「違う違う、あくまでもしかしてってレベルって言っただろ。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないってくらいでな。ただもしそうだったらって場合を考えた時、少しでも確率を上げたいんだよ・・・誰がレイヴンの依頼人なのかっていう確率を」
ジューダス「・・・成程、そう言うことか」
ルーク「あぁ・・・お前がいてくれたらウッドロウにレイヴンにベル、予測可能な人数が減ることになるんだよ。12人から8人にまでな」
ジューダス「だから僕に来てくれ、という事になる・・・か。まぁいいだろう、そういうことなら断る理由も特にない。それに三日後には決着がつくなら、最後に付き合ってやるのも悪くはない」
ルーク「・・・あんがとな、ジューダス」
・・・ジューダスのさりげない気遣いにルークは軽く頭を下げ、礼を言う・・・そうだよな、三日後にはルークのこれからが決まるんだ。良くも悪くも・・・
.
レイヴン「わかるっしょ?三日後の結果でルーク君かアッシュかどっちかが正当王位継承者になる・・・そんな時なもんだからオッサンも見物してくれって頼まれたのよ。どうなるのかってのをね」
ルーク「お前の依頼人にか・・・」
レイヴン「そうそう。そしてその依頼に誰が行くのかってのは早い者勝ちらしいから、急いでさっき登録してきたのよ。だからオッサンは誰かからその依頼を寄越せって言われても辞退しろって言われても行くことになったから、よろしくね~」
ルーク「早い者勝ち・・・そうか、分かった」
レイヴン「んじゃ伝えたい事も伝えたし、またね。お二人さん」
・・・依頼人から、そう言われたから自分も観戦する。そう言うだけ言ってレイヴンは部屋からさっさと去っていく。
ルーク「・・・悪い、ベル。ちょっと頼まれてくれないか?」
ベル「え?なんだよ?」
ルーク「ジューダスの所に行って急いで三日後の試験の事を伝えて参加してくれるように言ってほしい」
ベル「ジューダスを?うん、分かった・・・行ってくる」
・・・なんでジューダス?正直そう思った俺だけど、とりあえずは協力を願いに俺は部屋を出る・・・
・・・それでカイル達の部屋に行きジューダスに協力を求め、クエストの受付に行ってもらった。ただ何故こんなことをと受付をした後に言ってきたので、それは本人から語ってもらおうと俺はジューダスを部屋に連れていった。
ルーク「・・・お、戻ってきたか」
ジューダス「その様子では僕が来るのを予想していたようだが・・・僕に何をさせたい?わざわざ継承者を決める場に付き合わせるなど・・・」
ルーク「・・・いや、何もしなくていい。ただ来てくれるだけでいいんだ。その場に」
ジューダス「何・・・?」
それで部屋に戻ってきたら単刀直入に訳を聞かせろってジューダスは言ったけど、そのルークの返答に訝しげに眉を寄せる。
ルーク「いや、なんつーかな・・・もしかしてってレベル程度だけど、出てくるんじゃねーかなって思ってんだよ。レイヴンの依頼人がな」
ベル「えっ・・・それってどう言うことだよ?」
ルーク「さっきのレイヴンの話じゃ自分も結果を目の前で見ろみたいに言われたとか言ってたけど、これって解釈次第じゃ自分もその場にいるって捉える事も出来ないか?」
ベル「え・・・あ、確かに・・・」
ジューダス「・・・もしやそれだけで依頼人もその場に来ると思っているのか、お前は?」
ルーク「違う違う、あくまでもしかしてってレベルって言っただろ。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないってくらいでな。ただもしそうだったらって場合を考えた時、少しでも確率を上げたいんだよ・・・誰がレイヴンの依頼人なのかっていう確率を」
ジューダス「・・・成程、そう言うことか」
ルーク「あぁ・・・お前がいてくれたらウッドロウにレイヴンにベル、予測可能な人数が減ることになるんだよ。12人から8人にまでな」
ジューダス「だから僕に来てくれ、という事になる・・・か。まぁいいだろう、そういうことなら断る理由も特にない。それに三日後には決着がつくなら、最後に付き合ってやるのも悪くはない」
ルーク「・・・あんがとな、ジューダス」
・・・ジューダスのさりげない気遣いにルークは軽く頭を下げ、礼を言う・・・そうだよな、三日後にはルークのこれからが決まるんだ。良くも悪くも・・・
.