ワールドトラベラールーク君シリーズ TOW編
・・・翌日俺は早速ユーリに会うため、部屋まで行こうとした。けどその時にはユーリはアンジュからクエストを受ける時だったから、慌てて俺は一緒に行くと言って結構強引に同行することに成功した。それで他に誰が行くかってなった時にユージーンとルーティがちょうどいたから、二人も同行することになった。
あ、ちなみにルークを一人にするのはどうかと思ったからジューダスとレイヴンに部屋にいてもらうことになった・・・正直ジューダスだけがよかったんだけど、一緒にいてもらうことを了承してくれたジューダスが部屋に入る場面を見たレイヴンが、なら自分もって言ったことでなし崩しにそうなってしまった。
・・・そんなやり取りがあった後、俺達が向かった場所はシフノ湧泉洞でよくわかんない組み合わせの三品を探すクエストだった。
ユーリ「・・・なぁ、なんで急に俺の依頼に付いてこようと思ったんだ?」
ベル「え・・・あぁ、ちょっと聞きたいことがあってさ・・・」
・・・それでその三品を見つけ終わった後、ユージーンとルーティの二人がいない時に会話の機会を伺ってた俺にユーリからいきなり声がかかったことで戸惑いながら正直に答えることにした。二人の存在は仕方ないものとして。
ベル「あのさ、正直に聞くけど・・・なんかユーリが噂について知ってるような感じだったけど、なんか知ってるのか?」
ユーリ「あぁ、その事か・・・」
ルーティ「あら?ユーリ、あんたあの噂についてなんか知ってんの?」
ユーリ「・・・まぁ知ってるっちゃ知ってるな。誰が流したのかってのは。けど言う気はねぇよ」
ベル「え・・・なんでだよ?」
ユーリ「あのお坊ちゃんの化けの皮が剥がれるから黙って見てろって言われたからさ」
ベル「なっ!?」
それって、まさか・・・!
ユージーン「ユーリ・・・お前、噂を流したのが誰か知って・・・いや、それもだが化けの皮とはもしやルークの事か・・・?」
ユーリ「その質問についちゃどっちもYESだ。まぁ正確には後半はどうなのかって疑っちゃいるがね・・・そこんとこ色々知ってそうなのが、俺の目の前にいるけどな」
ベル「・・・っ!」
まずい・・・ユージーンとルーティの視線がすげぇ俺に突き刺さってくるから、なんとかしねぇと・・・!
ベル「・・・何言ってんだよ、ユーリ。つーかなんでユーリはそんなこと知ってんだよ・・・噂を流したのが誰かってのを・・・」
ルーティ「・・・そう言えばそうね。噂が誰から出たのかあたしも聞いたことないし・・・」
ユーリ「あぁ、それか?簡単だよ、当人が噂を流した発端の場面を俺が見ててな。それで何のためにんなことしたのかって聞いたらあのお坊ちゃんの事を聞いたんだよ。そしたら『ルークは嘘をついてるからその化けの皮ひっぺがす為だ』って返されたからな」
ユージーン「・・・それでお前は噂を流した者が誰かを言わず事を静観していた、という訳か」
ユーリ「まぁな・・・つっても俺はアドリビトム内があんな風になるなんて思っちゃいなかったんでね。出来るなら早く問題を解決してもらいたいって思ってる・・・ま、本当に化けの皮があるんならさっさとひっぺがして欲しいもんだ。そうなりゃ俺も事態を納めるために誰が噂を流したか、その正体くらい言う気はあるんだがな」
ベル「・・・っ・・・」
誤魔化せない。つーかそれ以前にユーリは俺を試して探ってる・・・本当にルークに裏の顔があるかどうかを、俺の反応から・・・多分ユーリは本当に正体を知ってる、そう思う・・・けどこれは、もう・・・悪い、ルーク・・・
ベル「・・・化けの皮なんてないよ、ユーリ。ルークはあのままのルークだ」
ユーリ「・・・そうか」
表情を変えずただ一言返すユーリ・・・多分俺が答えを正直に返したら、ユーリは正直に答えてはくれたと思う。けど俺はルークを裏切りたくはないから、もうこれ以上深くは聞けない・・・
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あ、ちなみにルークを一人にするのはどうかと思ったからジューダスとレイヴンに部屋にいてもらうことになった・・・正直ジューダスだけがよかったんだけど、一緒にいてもらうことを了承してくれたジューダスが部屋に入る場面を見たレイヴンが、なら自分もって言ったことでなし崩しにそうなってしまった。
・・・そんなやり取りがあった後、俺達が向かった場所はシフノ湧泉洞でよくわかんない組み合わせの三品を探すクエストだった。
ユーリ「・・・なぁ、なんで急に俺の依頼に付いてこようと思ったんだ?」
ベル「え・・・あぁ、ちょっと聞きたいことがあってさ・・・」
・・・それでその三品を見つけ終わった後、ユージーンとルーティの二人がいない時に会話の機会を伺ってた俺にユーリからいきなり声がかかったことで戸惑いながら正直に答えることにした。二人の存在は仕方ないものとして。
ベル「あのさ、正直に聞くけど・・・なんかユーリが噂について知ってるような感じだったけど、なんか知ってるのか?」
ユーリ「あぁ、その事か・・・」
ルーティ「あら?ユーリ、あんたあの噂についてなんか知ってんの?」
ユーリ「・・・まぁ知ってるっちゃ知ってるな。誰が流したのかってのは。けど言う気はねぇよ」
ベル「え・・・なんでだよ?」
ユーリ「あのお坊ちゃんの化けの皮が剥がれるから黙って見てろって言われたからさ」
ベル「なっ!?」
それって、まさか・・・!
ユージーン「ユーリ・・・お前、噂を流したのが誰か知って・・・いや、それもだが化けの皮とはもしやルークの事か・・・?」
ユーリ「その質問についちゃどっちもYESだ。まぁ正確には後半はどうなのかって疑っちゃいるがね・・・そこんとこ色々知ってそうなのが、俺の目の前にいるけどな」
ベル「・・・っ!」
まずい・・・ユージーンとルーティの視線がすげぇ俺に突き刺さってくるから、なんとかしねぇと・・・!
ベル「・・・何言ってんだよ、ユーリ。つーかなんでユーリはそんなこと知ってんだよ・・・噂を流したのが誰かってのを・・・」
ルーティ「・・・そう言えばそうね。噂が誰から出たのかあたしも聞いたことないし・・・」
ユーリ「あぁ、それか?簡単だよ、当人が噂を流した発端の場面を俺が見ててな。それで何のためにんなことしたのかって聞いたらあのお坊ちゃんの事を聞いたんだよ。そしたら『ルークは嘘をついてるからその化けの皮ひっぺがす為だ』って返されたからな」
ユージーン「・・・それでお前は噂を流した者が誰かを言わず事を静観していた、という訳か」
ユーリ「まぁな・・・つっても俺はアドリビトム内があんな風になるなんて思っちゃいなかったんでね。出来るなら早く問題を解決してもらいたいって思ってる・・・ま、本当に化けの皮があるんならさっさとひっぺがして欲しいもんだ。そうなりゃ俺も事態を納めるために誰が噂を流したか、その正体くらい言う気はあるんだがな」
ベル「・・・っ・・・」
誤魔化せない。つーかそれ以前にユーリは俺を試して探ってる・・・本当にルークに裏の顔があるかどうかを、俺の反応から・・・多分ユーリは本当に正体を知ってる、そう思う・・・けどこれは、もう・・・悪い、ルーク・・・
ベル「・・・化けの皮なんてないよ、ユーリ。ルークはあのままのルークだ」
ユーリ「・・・そうか」
表情を変えずただ一言返すユーリ・・・多分俺が答えを正直に返したら、ユーリは正直に答えてはくれたと思う。けど俺はルークを裏切りたくはないから、もうこれ以上深くは聞けない・・・
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