ワールドトラベラールーク君シリーズ TOW編
・・・それでユーリと別れて部屋に戻った俺。
ルーク「よう、どこに行ってたんだ?」
ベル「あ・・・起きてたのか?」
ルーク「いや、つい目が覚めてな。それで起き上がって見たらお前が部屋を出てたもんだから、何かって気になったんだよ」
ベル「そっか・・・んじゃちょうどいいし、何で部屋を出てたか話をしていいか?」
ルーク「話?まぁいいけど・・・」
・・・起きてたんなら話はするべきかと思った俺はさっきのユーリからの話をしようと、首を傾げるルークに俺は話を始める・・・
ベル「・・・って訳だ」
ルーク「エステルが、か・・・あぁ、くそっ。あいつのほっとけない病を忘れてたな・・・」
・・・それで話をし終わった後、ルークは頭をかいて失念していたとボヤく。
ベル「・・・正直まずいんじゃないのか?今のまんまじゃ・・・」
ルーク「・・・まぁ確かに今の状態だとどうなるか、わかんない。エステルはまだユーリとフレンが抑えちゃくれるだろうけど、他がどう動くかってのも怖いんだよな。そしてレイヴンの依頼人がどういった展開を望んでるか分からないのがな・・・それになんか状況をお膳立てされてるのも気に食わねぇ・・・」
ベル「お膳立て?」
ルーク「・・・なんつーか、あからさまに俺対アッシュの構図を作らされてる感じがすんだよ。今の状況が正にって感じでな・・・それで多分今の流れのままだったら衝突は避けられないし、周りもそれを自然と望むだろうしな。いい加減ケリをつけるか仲直りをするか決めろってな。でもアッシュからすりゃ俺と仲良くなんて妥協するわけねぇから、確実に対決なんて流れになるのは目に見えてる・・・普通に見たら一気に決着をつけられるいい機会に思うけど、それをまんまの形で受け取ったらまずいことになりそうにしか思えないんだよな・・・」
ベル「それは・・・レイヴンの依頼人が何かしそうって意味だよな?」
ルーク「まぁな・・・下手に行動したら確実にドツボにハマるのが目に見えてるし、かといってそれを回避する手立ても見つかんない・・・くっそ、どうすりゃいいんだよ・・・」
・・・天井を仰ぎ見るルークの顔は本気でまいったと弱り疲れていた。確かにこのままだとレイヴンの依頼人の思い通りって展開になりかねないしな。突破口が見つかんないと・・・あっ、ちょっと待てよ・・・
ベル「・・・手掛かりがあった」
ルーク「えっ、手掛かり・・・?」
ベル「ユーリだよ、ユーリ。あいつならなんか知ってそうな気がするんだよ、さっきなんか思わせ振りな態度とってたし・・・」
ルーク「そう、なのか・・・?」
ベル「うん、ただ知ってるかどうかの確信はないけど・・・少なくてもレイヴンの側じゃないとは思う。噂について意味深な感じだったし」
これについちゃ俺も自信はある、ユーリのあの様子はどうかって言葉で言うなら・・・何か思うところがあるって感じだったし・・・
ルーク「・・・そう聞くとワラでもすがりたい気持ちが出てくるな・・・でも普段の俺とアイツは仲悪いし、どうすっかな・・・」
ベル「それは心配しないでいいよ。俺がユーリにもう一度話をしに行くからさ・・・今は俺を頼ってくれよ、な?」
ルーク「・・・わりぃ、頼らせてもらう。お前がいてくれてよかった・・・」
ベル「気にすんなよ、俺に任せてくれ」
・・・ホッとした笑顔を浮かべるルークになんか俺も自然と笑みがこぼれると同時に、やる気が出てきた・・・頑張らねぇとな、俺が・・・!
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ルーク「よう、どこに行ってたんだ?」
ベル「あ・・・起きてたのか?」
ルーク「いや、つい目が覚めてな。それで起き上がって見たらお前が部屋を出てたもんだから、何かって気になったんだよ」
ベル「そっか・・・んじゃちょうどいいし、何で部屋を出てたか話をしていいか?」
ルーク「話?まぁいいけど・・・」
・・・起きてたんなら話はするべきかと思った俺はさっきのユーリからの話をしようと、首を傾げるルークに俺は話を始める・・・
ベル「・・・って訳だ」
ルーク「エステルが、か・・・あぁ、くそっ。あいつのほっとけない病を忘れてたな・・・」
・・・それで話をし終わった後、ルークは頭をかいて失念していたとボヤく。
ベル「・・・正直まずいんじゃないのか?今のまんまじゃ・・・」
ルーク「・・・まぁ確かに今の状態だとどうなるか、わかんない。エステルはまだユーリとフレンが抑えちゃくれるだろうけど、他がどう動くかってのも怖いんだよな。そしてレイヴンの依頼人がどういった展開を望んでるか分からないのがな・・・それになんか状況をお膳立てされてるのも気に食わねぇ・・・」
ベル「お膳立て?」
ルーク「・・・なんつーか、あからさまに俺対アッシュの構図を作らされてる感じがすんだよ。今の状況が正にって感じでな・・・それで多分今の流れのままだったら衝突は避けられないし、周りもそれを自然と望むだろうしな。いい加減ケリをつけるか仲直りをするか決めろってな。でもアッシュからすりゃ俺と仲良くなんて妥協するわけねぇから、確実に対決なんて流れになるのは目に見えてる・・・普通に見たら一気に決着をつけられるいい機会に思うけど、それをまんまの形で受け取ったらまずいことになりそうにしか思えないんだよな・・・」
ベル「それは・・・レイヴンの依頼人が何かしそうって意味だよな?」
ルーク「まぁな・・・下手に行動したら確実にドツボにハマるのが目に見えてるし、かといってそれを回避する手立ても見つかんない・・・くっそ、どうすりゃいいんだよ・・・」
・・・天井を仰ぎ見るルークの顔は本気でまいったと弱り疲れていた。確かにこのままだとレイヴンの依頼人の思い通りって展開になりかねないしな。突破口が見つかんないと・・・あっ、ちょっと待てよ・・・
ベル「・・・手掛かりがあった」
ルーク「えっ、手掛かり・・・?」
ベル「ユーリだよ、ユーリ。あいつならなんか知ってそうな気がするんだよ、さっきなんか思わせ振りな態度とってたし・・・」
ルーク「そう、なのか・・・?」
ベル「うん、ただ知ってるかどうかの確信はないけど・・・少なくてもレイヴンの側じゃないとは思う。噂について意味深な感じだったし」
これについちゃ俺も自信はある、ユーリのあの様子はどうかって言葉で言うなら・・・何か思うところがあるって感じだったし・・・
ルーク「・・・そう聞くとワラでもすがりたい気持ちが出てくるな・・・でも普段の俺とアイツは仲悪いし、どうすっかな・・・」
ベル「それは心配しないでいいよ。俺がユーリにもう一度話をしに行くからさ・・・今は俺を頼ってくれよ、な?」
ルーク「・・・わりぃ、頼らせてもらう。お前がいてくれてよかった・・・」
ベル「気にすんなよ、俺に任せてくれ」
・・・ホッとした笑顔を浮かべるルークになんか俺も自然と笑みがこぼれると同時に、やる気が出てきた・・・頑張らねぇとな、俺が・・・!
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