ワールドトラベラールーク君シリーズ

・・・その世界に飛んだ時、俺はやけに文明が進んだ機械がいっぱいある世界に飛んだんだなって思ったんだ。それと同時にいきなり機械が襲ってくるなんてなんて世界だって。

それでまぁその襲ってきた機械の群れと戦って先に進んでたら、道路が崩れて俺はその場に取り残されたんだよ。で、崩れた道路の先が精一杯飛んでようやく崩れた先が壁っていう孤立無援のピンチに立たされたんだよ。ただ、何もせず終わるくらいなら一か八か飛んでやろうって思って対岸に飛ぼうとしたんだ・・・そうしたらそこになんか全身青い鎧みたいなものを身に纏った男がいきなり現れて、俺に大丈夫かって言って俺をいきなり担ぎ上げたと思ったらその向こう岸に飛んだんだよ・・・正直俺は飛ぶ距離から対岸に飛べず壁にぶつかる!って思ってたらそいつはその壁にぶつかる前に壁を蹴って、どんどんと壁を蹴りながら上に登ってったんだ。それで上に登りきった時、俺はお前は誰なんだって聞いたらこう答えたんだ。


















『俺はエックス、ロックマンエックスだ』












アクセル「ロックマンエックス・・・?」

ルーク「俺にはエックスの方が馴染みがあるし昔にロックマンっていたらしいからエックスって呼んでくれって言われたんだけどさ」

アクセル「で、そのエックスに話に出てたけどさっきのを習ったの・・・?」

ルーク「うーん、正確にはエックスとエックスの相方のゼロをサポートしてるケイン博士にこの靴を作ってもらってさ(見た目普通な自身の靴を指差す)。それで出来るようになったんだよ。エックス達みたいな三角飛びに壁滑りが」

アクセル「・・・いくらサポートがあるからってよく出来たよね、三角飛び」

ルーク「つってもアクセルも出来るじゃん、二段飛びに壁蹴り飛び」

アクセル「いやいや、断崖絶壁を手を使わず足だけで登りきって、尚且つ断崖絶壁を滑りながら滑降するなんて俺には出来ないから。チップなら頑張れば三角飛びはマスター出来そうだけどさ」

ルーク「チップ?」

アクセル「俺の知り合いの日本をはき違えたイメージで見てる日本かぶれのアメリカ人忍者だよ。でもその世界って凄いよね。パッと聞くと機械がいっぱいあってレプリロイド・・・だっけ?意志を持った人型のロボットが普通にいるんだからさ」

ルーク「・・・でもそのレプリロイドが反乱を起こしたから俺は戦いに巻き込まれたんだよなぁ・・・人じゃいけないような場所ばかりあったから、俺は戦えずにケイン博士のとこにずっといたんだけどさ」

アクセル「人じゃいけないような場所ってどんなとこ?」

ルーク「水がメチャメチャ入ったでっかいダムの水の中の一番下とか、活火山の中とか・・・他にも・・・」

アクセル「いや、もういい。人じゃ絶対行けないよ、よくわかった・・・活火山の中も大概ひどいけどダムの水が張ってる中の、一番下まで行くなんて、人間じゃ圧がかかって潰れちゃうから物理的に無理無理・・・流石に人間じゃそんなとこには行けないよ」

ルーク「だから歯痒かったんだよな・・・エックスやゼロの手助けを直接出来ずに、見てただけなのがさ・・・それでせめて行けるところを増やすためにもと思って三角飛びが出来るようにならないかってケイン博士に相談したら、俺が壁走りが出来る程の身体能力があるならなんとかなるかもってこの靴を開発してくれたんだ。ただ三角飛びが出来る事を確認していざ反乱したレプリロイドの頭のシグマのとこに行く前に別のとこに飛んじゃってさ・・・エックス達ならシグマを倒せるって信じてるけどせめてどうなったかを知ってから行きたかったなぁ・・・」

アクセル「・・・色々あったんだねぇ。ただあまり人前じゃ三角飛びを見せない方がいいよ、普通に引かれるから」

ルーク「いや、別に引かれないよ。ぶっ飛んだ世界に行けば行くほど三角飛びが普通の技術に成り下がるから」

アクセル「・・・さいですか」






END






(ロックマンX世界では戦えはするものの、行けない場所がいっぱいすぎて基本ケイン博士の助手を務めていたルーク。ゼロとはよく手合わせはしたが、互いに手加減していたため本気で戦ったことはない。ゼロは剣友だが、エックスは純粋に友達になる感じ)






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