ワールドトラベラールーク君シリーズ

アクセル「年も明けたねぇ・・・って言っても俺は時代時代飛んでて、年末に近い位置にいたからこの年越しの瞬間に立ち会えたんだけど」

ルーク「まぁ俺もそうなんだけどさ、アクセルはこの店を選んだのってどうしてなんだ?(露店の中華料理屋をイメージ、二人の座るテーブルには何品かの中華料理がある)」

アクセル「ここの店主と知り合いなのよ、何回か戦ったこともあるしね。なんだったら戦ってみる?強いよ、ジャムは」

ジャム「呼んだアルか?(ミニスカツインテールチャイニーズ娘を想像してください)」

ルーク「えっ、この女の人がジャムって人?強いのか?」

ジャム「強いアルよ、私。なんだったら戦ってみるカ?私に勝ったら、食事代タダにしてもいいアルよ」

ルーク「いや、いいよ。折角年が明けたのにいきなり戦うのって嫌だしな。美味しいメシを食わせてくれるって聞いたからここに来ただけだし、俺そもそも。あ、なんかオススメくれねぇ?ここ美味しいし、まだ食いたいしさ」

ジャム「嬉しい事言ってくれるね!今日は年も明けたばかりだから特別に取って置きの食材使った料理をサービスするヨ!お代はいいからいっぱい食べるアル!(機嫌良さそうに退出)」

アクセル「・・・気前いいな、俺がここでメシ食べる時奢るなんて言ってくれた事ないのに」

ルーク「ま、いいんじゃねぇ?奢ってくれるって言ってんだし・・・それよっか食おうぜ、旨いメシは食える内に食っとかないといつ食えるかわかんねーしさ」

アクセル「ご飯食べられない世界とかってあったの?」

ルーク「うん、まぁ食糧がないって言うか世界のほとんどの地がラヴォスって言う化物に破壊しつくされた世界があったんだけど・・・ラヴォスのせいで土地も痩せてるし日が射さないからまともに口に出来る食材すらほとんど何もなかったから、すっげぇ腹へったんだよな・・・あそこの世界・・・」

アクセル「世界が化物に、か・・・荒廃しきってないこの世界ってまだマシなんだな・・・」

ルーク「まぁその後時間移動してきたクロノって奴らと会って、色々な時代飛び越えてようやくラヴォスを倒す事が出来たんだけどさ」

アクセル「えぇぇぇっ!?時間移動ぅぅぅっ!?そんなこと出来る奴らいんのぉっ!?」

ルーク「正確に言えばマールって子の持ってたペンダントが時間移動を引き起こすための物なんだけどさ。それ使っていくつもの時代行き来したんだよ俺」

アクセル「ドラえもんと言い、そのペンダントと言い・・・なんか俺別世界に行った方がこの体質どうにかなりそうな気がする・・・」

ルーク「止めた方がいいぞ~。万が一直ってもこっちにまず戻ってこれなくなるから」

アクセル「うん、わかってる・・・どうにかルークに連れてってもらっても、帰りの保証がないよね・・・こっちにまた来るって保証がね・・・」

ルーク「・・・まぁ今日は食おうぜ。折角ジャムがサービスしてくれんだしさ」

アクセル「・・・そうしよっか、折角年が明けたんだしね」

ジャム(何アルか、アクセル達・・・いきなり暗くなったヨ・・・)






END






(クロノトリガー世界に来たルークの飛んだ時代はラヴォス襲来後の荒廃した時代。しばらく手持ちの食糧でなんとかしていて、クロノ達と出会い明らかに綺麗な服装のクロノ達に異質な人物だと思いクロノ達に付いていく)










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