きっかけとボタンのかけ違いがもたらす関係

後書きです。正直元々書こうとしていた物と結構かけ離れてしまいました。



元々この話はガイがルークと思うところなく立場を超えた友達となれたなら、というのを単純に考えて作ろうと思って書き始めたんですが・・・いやぁ出てくる出てくる、他の面々に関しても追加して書きたいことがどんどんと。特にヴァンに関しては入れ込まないと色々無理だと思ったんですよね・・・ガイ含めたガルディオスだけを助けて、ヴァン達を放っておくのは辻褄が合わないと。



ただそうして考えていくにつれてそもそもヴァンとガイの関係というかヴァンが原作のままだったら、ルークとのこと云々以前に復讐をしないでマルクトの為にもファブレに入り込んでるみたいな事は、ヴァンからしたらガイの事を色々と許せないみたいな気持ちを始めとした感情やら考えが生まれると思うんです。そういったことを考えるとルークと仲良くなる云々ではなくなるだろうというのもあって、ヴァンも完全に引き込むという流れになりました。そうでないとジャキ達を出したのもあって、不自然だと思ったのもありです。



ただここでようやくというか何故クロノトリガーからジャキにサラの二人なのかと言えば、予知能力がジャキにあることもなんですがガイ達と時間の流れを共に過ごすことから少年から青年の姿になる事を考え、少年と青年二つの姿があるジャキが想像するのに丁度よかったからなんです。予知ありでそんなキャラそうそういませんからね。あ、ちなみに流石にジャキは魔王コスチュームではなく、ペールのような服に身を包んでいると見てください。魔王の服は流石に場違いにも程がありますので・・・



まぁそんなこんなでヴァンやラルゴ達を始めとした面々を仲間にしていって、ルークと仲良くといったようになっていったんですが・・・やっぱりというかガイはTOA本編のような感じでファブレに対しての負の念を持った状態では、真に仲良くしようなんて気持ちを抱けないと思うんです。当人からすればこの気持ちは確かだとはいうようには言うけど、憎いのも確かにあると。



なのでこの話のように始めからルークの裏事情込みで全て知っていた上で、ファブレへの復讐をする意味はないと完全に思ってないといけないんじゃないかと考えたからこそあんなガイになりました。納得していただければ幸いです。



後この話は続きというか、モースやティア達のような存在がいますのでTOA本編のような展開は一応あります。この話ではイオンの事は出してはいませんでしたが、一応イオンに関してはダアト式封呪の扉の事があることから扉を開けるためにイオンを造らないといけないから造り、モースにもイオンを導師に置くようにと言うと共にフォミクリー技術の存在を秘密裏に明かしたので導師として存在しています。ただイオンやシンクも含めたレプリカイオン達はちゃんと無事に暮らしていますし、事情も知ってますのでティア達の味方にはならないです。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。










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