兄弟の分かたれた道の選択 前編

後書きです。今回はカイの生存紹介とその狙いを明かす場面までに留まり、続く後編にて本格的に動きます。



まず最初にですがカイという人選にした理由を言いますと、実は最初はヴェスペリアのフレンにこの役目を担ってもらおうかと思って考えていたんです。何かの作品でもガイと似てるみたいな事を言ってた記憶はありましたし。



ですがどうにもフレンで考えていくと人をまとめるみたいな立場は兵士としては出来ても、貴族や王といった責任者としての立場では本人のキャラ的に弱いなと感じたんです。それでヴェスペリアではかなり振り回されていた訳ですからね。



ですからこそ誰か金髪キャラで誰かいいのいないかを考えていって、この話を考えている最中にようつべでギルティギアXrdの一連のストーリー動画が公開されててそれを見てたことからカイになったんです。理想論者ではあってもやるべきことを見失わず、それでいて目を反らしたい筈の事実にも目を向けて毅然と動けるカイという人選に。



その上でチップやザトーといった名前が出てきましたが、同じホド出身者の中にカイの持つ手勢としてアサシン組織に忍者勢・・・更にはジョニー辺りの人外系以外のギルティギア面々も大体いると見てもらっていいですが、次の話も含めて名前やエピソードくらいしか出てきませんのでそんな物だと思ってください。



その上でファブレと共に向かうのではなくマルクトの方に向かうという展開にしたのは、復讐を目指すガイと真逆な存在にしたいなと考えてです。というかまともな復讐キャラと言っていいかは分かりませんが、そういったキャラならガイの惑いやヴァンが都合が悪いから制止をかける・・・みたいな物に惑わされず、早い時期でファブレが滅びて色々な意味でバッドエンドが早まるといった展開にしかならないと思ったからです。特にヴァンの自分の都合が悪いからの制止なんて聞かないでしょうからね・・・



それでまぁここまで話はしましたが、ここから先は後編になります。そちらでガイ達を始めとした面々はどうなるのか・・・お楽しみください。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









.
15/15ページ
スキ