復讐するは我のみあらず

はい、どうも。短編の部屋になります。今回は鋼の錬金術士のスカーinアビスになりますが設定というか、これからの本編に繋がるスカーの概要はこんな感じです。









元々はヴァンと同い年のホド出身で兄がいた。しかしホドの崩落でホド共々兄が亡くなり、ヴァンと共にユリアシティに辿り着いた。だがそうしてユリアシティに辿り着く前に顔にバツ印のでかい傷がついたが、当時は治療する暇もなく逃げることに集中してすぐに傷を治すことが出来なかった為に傷の痕はそのまま残ることになった。

そうしてヴァンと共に時を過ごしてきたスカー(この時はまだ名前は捨ててない)は預言の事実を知るが、ヴァンが復讐の時はまだだと言い聞かせた上で共に行動をしようと言った為に二人は共に神託の盾で動くようになった。

しかし元々スカーは直情的であって預言にダアトがホドが崩落する原因であったことから、色々我慢が出来ずに問題行動を起こしていき・・・流石のヴァンもスカーを見捨てることにし、ディストに完全同位体の研究の実験材料としてくれと拘束された状態で引き渡される。身体情報を抜いたら死ぬ可能性があることを承知で、完全同位体を作れる可能性を少しでも上げれるようにするために死んでも構わない被験者として。

だがヴァンが見ていない所で実験されていた時に何度も身体情報を抜かれていたスカーの完全同位体が完成するが、それから程無くして弱った体になっていて大爆発を起こしたスカーがレプリカの体になると、拘束が解けたこと及び自由になれたことで即座にディストを脅して内密にヴァンの元から抜け出すことに成功し、ヴァンの目論見も叩き潰すことを決める形で復讐をすると決める・・・









・・・こんな感じで、スカーは大爆発済みのレプリカの体になっています。こういったようにスカーがなった理由はヴァン側の事情をある程度知っていて、味方でも敵でもない存在を出したいと思って考えた結果、設定を考えていく内にイメージもあってスカーが出てきたんです。今回の話はそもそも復讐がお題で、ガイが厳しめというか色々と突き付けられることになるので。ただこういった話ですが、最初くらいしかスカーの出番無いのはご愛嬌。

そんな概要を承知した上でここから先の本編をご覧くださいと言う前に、概要のような経験を経た為にこのスカーは慎重性を手に入れると共に兄の遺したかつてオールドラントでも限られた者しか使わなかった技術・・・ハガレンの錬金術のノウハウをフルに活用していくという設定になっていて、元々のスカーの使っていた分解だけではなくとある錬金術も使うことになります。スカーらしくないと思われるかもしれませんが、そういった経験があるからということである程度のキャラの違いについてはご了承ください。



それでは先に行かれる方はどうぞ、本編になります。













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