共通点は少なく違いは多い

後書きです。レオナinさせたのに当人の発言が無いことに関してはあくまで他者視点で違いを強調させようと思ってのことですので、そこは勘弁しておいてください。



まずレオナを選んだ理由に関してですが、突発的に感情的になりやすいティアとは逆に元から感情表現が薄いキャラがいいなと感じたからなんです。そこでまず浮かんだのはエヴァの綾波さんですが、戦闘技術に関して接近戦をしそうにないなと思ったんです。銃器の扱いは刷り込みがされてる可能性はありましたが・・・それでならモデルが綾波さんで接近戦が出来るレオナならいいんじゃないのと思って採用となったわけです。



続いてヴァンとリグレットのキャラが違うというか若干性格的に劣化しているように見えたかもしれませんが、これはレオナがいるからこその影響になります。得てして優秀であることが分かるからこそレオナと比較して、ティアがどうしても見劣りしてしまう・・・そんな状態の為にヴァンからすれば愛情に差はつけはしないとは言いつつもティアの方に向ける時間や言葉などの比重を多くしなければならず、リグレットとしては教え子がその妹に劣るという事実をまざまざと見せつけられた現状がショックなんです。



そして二人にとってのしかかる事実は何かと言えば、レオナ自身は何もティアに対して悪いことを一つもしていないから批難も出来ないということです。だから出来ない娘の方に心情として肩入れをして、若干の性格の劣化になります。



それでティア当人がレオナにどう思っているのかに関しては単に悪い関係ではないと、普通の姉妹だと思っている程度です。ただ先に勝手に相談もなく神託の盾に入った事に関して、寂しい思いをさせられたと考えると同時にそんなことしなくても良かっただろうと考えていましたが、本編開始時にはまた長い間会わなくなっていたこととヴァンの事を考える時間が長くなっていたためにレオナに対して考えることは少し少なくなっています。



後カンタビレに関してですが・・・いかがでしたでしょうか?キャラが著しくかけ離れていると思われなければよろしいのですが・・・とにかく本編を読まれたなら分かるかと思われますが、後々にカンタビレはこの話ではガッツリとメンバーに絡んできます。この話が続いたらの話ですがね(笑)。



それと比較物というか立場が近いからこそやりたいことでもあるのですが・・・この話に関してはNTRと言うか、ヒロインの立場をティアからレオナが奪うことになります。そしてティアが散々な目に合っていく訳です。軍人としても一人の人間としても・・・そして女性としても。まぁこれは作品の特性上仕方ありませんが。



とりあえず後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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