善意は必ずしも報われるとは限らない

はい、来ていただいてありがとうございます。今回のこの話はもしアクゼリュスの危険の際に預言など関係無く純粋に救助活動をする事になった際、原作のナタリアの行動を端から見たならと自国の目線から見たらどういうものになるのか?という話になります。

ただこの感じだとクロスオーバーにならないんじゃないか?みたいに思う方もいらっしゃる方もいると思いますので、まずは設定をご覧ください。






・舞台はTOW3世界。と言ってもパラレル世界で、ラザリスやウリズンや星晶などの戦争や世界が滅びると言ったようなピリピリした問題は取り立てて起きていないし、エネルギー問題もそんなにない。

・アドリビトムに関しては存在はしている。ただそんな世界観の為に元々からいたメンバーにモブのメンバーがいるくらいで、バンエルティア号も空を飛べるまでの仕様ではない。

・各国のルークやウッドロウ達などの王族や貴族に連なる面々と、それに付き従うメンバーは国と国の関係が穏やかな為に国交もつつがなく行われていて度々顔を会わせている。その為、人がいない場では気安い言葉をかけあえるくらいには良好な関係を結べている。

・TOW3世界ではあるがアクゼリュスがある。と言っても外殻大地ではないのでアクゼリュスは崩落の危険があるわけでないしマルクトの領土でもなく、国と国の交通の要衝で各国の中立地帯として知られる島の中の鉱山の街として知られていて、世界中に鉱石などを輸出している為に重宝されている。また、アクゼリュスがある島の名前はキュビ半島。









・・・と言った感じです。大雑把な設定になりますが、これくらいがちょうどいいと思いましたので。

と言ってもまだ本編に入る前に言わなければならないことがあるんですが、まずこの話を思い付いたきっかけはTOA世界でアクゼリュス救助を純粋に成し遂げた際にナタリアの行動を他国の人物が見たならどうなるのか?と考えたからなんです。ですがキムラスカにマルクトにダアトと、世界を統べる二大国に唯一残る中立宗教自治区と全部出きった状態でそれは無理だろうと私も考えたんです。そこでならば!とTOW3世界ならイケるんじゃないかと考えたんです、似たようなシチュエーションを作ればいいんだと。

ただそれでも出演するのはTOW3世界のルーク達だけなのでクロス作品と言い難いと思う方もいらっしゃると思いますが、状況をクロスさせたのでそれでいいかと寛大な心で見ていただければ幸いです。



それでは次のページから本編になりますが、その前に注意事項としてこの作品はナタリアだけがほぼ厳しい目に会いジェイドもナタリアを詰める事になります。その上で本来だったらいるわけないみたいな人物もパラレル世界だからいることをご了承下さい。そして他の私が作るTOW3での作品の時と同じくライマの陛下はピオニーになりますが、設定の中でインゴベルトは前陛下で崩御してるというようになっていることもご了承を。



それでは読まれる方は次のページへお進み下さい。










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