焔の再度の来訪に海は色めきたち出す
・・・そして翌日、続々と目覚めだしたばかりの元白ひげ海賊団のクルーの姿の中にエースの姿を見つけたニューゲートは1人エースだけを呼び寄せルークの新世界行きへの同行を言い渡した。そしてその同行の中でこれからどうするべきかを考えるようにも言い渡して。
最初そのニューゲートの言葉にルークに付いていく事はともかく・・・と微妙な表情をしていたエースだったが横入りしたレイリーが補足という名目でニューゲートの本心を暴露したため、エースも話を聞いて自身の道をその旅で決めると了解してくれた。
尚、勝手に自分の事を言われカンに触ったニューゲートがレイリーに結構な勢いで斬りかかり、レイリーもその攻撃を受け止めた後軽いケンカを始めたが・・・周りからすれば‘白ひげ’と‘冥王’の激突なので本人達の間では軽くとも迂闊には入れないと皆あたふたとして、ルークが起き上がって二人の間に割って入るまでは誰も動けなかった(その事からルークの評価はまた元白ひげ海賊団のクルーの間でうなぎ登りに上がった事をルークは知らない)。
「・・・じゃあオヤジ、行って来るぜ」
「あァ、行ってこい」
・・・そんな騒ぎも一段落しルークにもエースの同行の旨を伝えてルークも喜んで了承したところで、場を片付けた後見送りにとニューゲートとマルコを先頭にした元白ひげ海賊団が集まる中でエースと会話をした後、ニューゲートはルークに視線を向ける。
「ルーク、これから先の海にいるおれの息子達に会ったら遠慮なく頼れ。お前ならジョズ達も歓迎する」
「あァ分かった、ありがとう」
「それともし、赤髪に会う事が出来・・・・・・ここにまた来れるなら、麦わらも赤髪も連れてこい。赤髪もその面子で飲みてェと言っていたからな、その時はまたお前を盛大に歓迎する・・・・・・だから、死ぬんじゃねェぞ」
「・・・うん、わかった!!ありがとう、ニューゲートのオッサン!!!」
そこからジョズ達を頼れと言うニューゲートにルークは素直に頷くが、続いた自身の身の上を知った上で暗に示した心配と再会を願う声に、ルークは白ひげではなくニューゲートと呼べと言われた事に従いながらもその気遣いに晴れやかな笑顔を浮かべ礼を言う。
「・・・おい、レイリーに小娘。その時はお前らも来い。特にレイリー・・・お前とはまた飲みてェ」
「あァ、その時は私も行かせてもらう」
「ま、まァせっかく誘いを受けたんだ。その時は私も行かせてもらおうか・・・!!」
そしてさっきのケンカはなかったかのようニューゲートは真剣にレイリーとペローナにも誘いを出す。レイリーは特別な想いのこもった誘いに穏やかに即答し、ペローナはまたニューゲートに虚勢を張り強めな口調で返す。
「・・・では行こうか、シャボンディ諸島に」
「はい!!!」
一通り話も全員に通った。その空気に出発を言い出したレイリーにルークは元気よく返し、一同は乗ってきた船の方へと歩き出す。
・・・その後ろ姿をニューゲート達は笑みを浮かべ声援を送りながら見送る、まるで本当の家族かのように・・・
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最初そのニューゲートの言葉にルークに付いていく事はともかく・・・と微妙な表情をしていたエースだったが横入りしたレイリーが補足という名目でニューゲートの本心を暴露したため、エースも話を聞いて自身の道をその旅で決めると了解してくれた。
尚、勝手に自分の事を言われカンに触ったニューゲートがレイリーに結構な勢いで斬りかかり、レイリーもその攻撃を受け止めた後軽いケンカを始めたが・・・周りからすれば‘白ひげ’と‘冥王’の激突なので本人達の間では軽くとも迂闊には入れないと皆あたふたとして、ルークが起き上がって二人の間に割って入るまでは誰も動けなかった(その事からルークの評価はまた元白ひげ海賊団のクルーの間でうなぎ登りに上がった事をルークは知らない)。
「・・・じゃあオヤジ、行って来るぜ」
「あァ、行ってこい」
・・・そんな騒ぎも一段落しルークにもエースの同行の旨を伝えてルークも喜んで了承したところで、場を片付けた後見送りにとニューゲートとマルコを先頭にした元白ひげ海賊団が集まる中でエースと会話をした後、ニューゲートはルークに視線を向ける。
「ルーク、これから先の海にいるおれの息子達に会ったら遠慮なく頼れ。お前ならジョズ達も歓迎する」
「あァ分かった、ありがとう」
「それともし、赤髪に会う事が出来・・・・・・ここにまた来れるなら、麦わらも赤髪も連れてこい。赤髪もその面子で飲みてェと言っていたからな、その時はまたお前を盛大に歓迎する・・・・・・だから、死ぬんじゃねェぞ」
「・・・うん、わかった!!ありがとう、ニューゲートのオッサン!!!」
そこからジョズ達を頼れと言うニューゲートにルークは素直に頷くが、続いた自身の身の上を知った上で暗に示した心配と再会を願う声に、ルークは白ひげではなくニューゲートと呼べと言われた事に従いながらもその気遣いに晴れやかな笑顔を浮かべ礼を言う。
「・・・おい、レイリーに小娘。その時はお前らも来い。特にレイリー・・・お前とはまた飲みてェ」
「あァ、その時は私も行かせてもらう」
「ま、まァせっかく誘いを受けたんだ。その時は私も行かせてもらおうか・・・!!」
そしてさっきのケンカはなかったかのようニューゲートは真剣にレイリーとペローナにも誘いを出す。レイリーは特別な想いのこもった誘いに穏やかに即答し、ペローナはまたニューゲートに虚勢を張り強めな口調で返す。
「・・・では行こうか、シャボンディ諸島に」
「はい!!!」
一通り話も全員に通った。その空気に出発を言い出したレイリーにルークは元気よく返し、一同は乗ってきた船の方へと歩き出す。
・・・その後ろ姿をニューゲート達は笑みを浮かべ声援を送りながら見送る、まるで本当の家族かのように・・・
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