英雄と呼ばれた男は真実を知り、仲間と共に堕ちる道を選び幻想になる 後編

後書きです。四人は話のような形で幻想入りして吹っ切った訳ですがいかがでしたでしょうか?



まず最初に何で四人が厳密に言えば入口という場ではあるけど、魔法の森という場所になったのかと言うと四人が何処かの勢力に肩入れするのは何かイメージがつかなかったからであり、目立って何人か固まった勢力がいない場が魔法の森でちょうどよかったからです。この辺りは他にもあるのではと思われるかもしれませんが、私としてはこれがいいと思ったので勘弁を。



その上で四人を本編の『クラウド』と出会わせることにしたのは、互いが互いにここまで違う世界線の自分達の事を知るのっていいんじゃないかと思ったことからです。四人からすれば『クラウド』の世界のような事にならずに済んだのはいいと言えばいいけど複雑で、『クラウド』からすればセフィロスを始めとして状況が変わればこんなことになっていたのかもしれないという複雑さ・・・両者共にあるのがいいと思ったからです。



後、ライフストリームでアリスとレミリアが死ぬ云々言っていた事に関しては精神が重要になるというのが東方での妖怪だとの事ですので、人も普通なら死ぬけど妖怪が入ったら特効効果で確実に死ぬくらいの物だと思ったからです。その辺りは納得していただければ幸いです。



後、この話をそもそも思い付いたのはセフィロスの闇落ちを回避するのと共にちゃんと暮らせるだけの場ってあの世界にあるかな~・・・?と考えた結果として、セフィロス達のやってきたこととか名声に立場なんか関係無いみたいな所じゃないといけないなと思ったんです。それでこの幻想入りシリーズに入れ込もうと思ったんですが、いかがでしたでしょうか?



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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