最後の陸の黒船の剣の使い手と天剣の使い手

後書きです。るろ剣より比古と宗次郎の二人の幻想入りでしたが、いかがでしたでしょうか?



まずこの二人にした理由なんですが、冒頭のページにも書きましたよう北海道編を見る前に星霜編を見て考えたことなんですこの話。そしてその中で宗次郎に言及していなかったなということから話を考えていったんです。宗次郎って結局剣心と再会してなかったんじゃないかって事に、もし宗次郎が剣心の元に行っても死んだ後の話なんじゃないかって。



ただ私個人としてはなんというか宗次郎のイメージとして話の中で出てましたが、一人で旅をしても結論って出ないんじゃないかなって感じるんですよね。自分だけで何かをすることに不馴れすぎてまだ結論が出ないってなる内に、まだまだ旅をしていこうってなってずっと旅しようって。



なのでというのに加えて星霜編の感じからして佐之助は多分日本に帰ってくることはないだろうし、斎藤とも会うことなかっただろうしろくに顔を会わせてない弥彦達と会話をさせてもなぁ・・・と思う内にこの戦わない幻想入りシリーズを考えていく中、比古の存在が頭の中にポンと浮かんできたんです。飛天御剣流継承者として幻想入りする条件は満たしているだろうこともありますが、人格的に相性は宗次郎とは悪くないだろうなという様子が。



それで今回の話を考えていったんですが、萃香がこの話に出てきたことに関しては比古にシャカ達だけで全部片付けるにはちょっと無理な部分があると感じたので、その分を補う為です。まぁなんというか比古と萃香が絡む姿がいいなと思い浮かんだから、萃香にしたんですけどね。人選誰にするかって所で。



そういうわけで二人の絡みがあって二人が暮らすことになった訳なんですが、この辺りは二人も人間だからということで納得してほしいんですが・・・私としては宗次郎が旅をしてどういう結論を出すのかは分からないと思ったので、敢えて結論を出さないという形にしたのは私の力不足と思ってくださいそこは。



さて、次は二人が別の人物と出会う話になりますのでよろしくお願いいたします。後書きは以上です、お読みいただきありがとうございました。









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