様々な決着
「・・・取り敢えずこの事に関してはこのグランコクマを出た後にでもバチカルの後か前かにでもダアトに行くだろうから、どうするべきかを詠師達も交えて考えてみた方がいいだろう。勿論そうしろと俺は強制している訳ではないし、ダアトが何かまた別の良案があるというならそれを元に動くのも良いだろうからな」
「それはそうはさせてはもらいますが今後どうするんですか?ヴァン達は倒し、モースもいなくなった事に外殻大地の降下を済ませる事は出来ましたが・・・」
「・・・俺としてはアルビオールも二機あることだし、首脳会談を開けるように段取りを組めるようにしてもらいたいと考えている。話に出たが外殻大地の降下に関しては一先ずは落ち着きはしたが、民の間では何が起きたのかという騒ぎに少しなっていたのでな。その理由について話すというのもそうだが、キムラスカとマルクトの和平を結ぶためにも様々に分かりやすいきっかけは必要だと思うからな」
「・・・首脳会談ですか・・・確かにそうしてもいい時期になってきたと思えますね・・・」
そうしてその事について話題をまとめるピオニーにイオンがどうするかという疑問を向けると、首脳会談という中身に理解したというように声を漏らす。
「そういうことだ。まぁいつに開催するとかというのは、最悪俺が護衛の兵士を伴ってアルビオールに乗ってバチカルに向かっても構わんと思ってるから、キムラスカにダアトの都合に合わせると言ってくれ。ただ出来る限り早くそう出来るようにしてほしいとも言ってもらいたいがな」
「・・・それは、どうしてですか?」
「外殻大地の降下に関しては少し混乱したというように言ったが、あれが何だったのかという事に関してを早めに説明したいからだ。あれがどういった理由からの物なのかは出来る限り早くでなければ、いずれ人々は大したことない事だったと認識しかねん。目立った被害が無かったことも相まってだ」
「だから早くこういった理由があって外殻大地の降下があったと話せるようにしたい、ということですか・・・」
「そういうことだ。だからこちらとしては早く会談を行うことに関してを進めたいんだ」
「そういうことならダアトもそう出来るように進めた方がいいですね・・・」
そうしていかにピオニーが首脳会談を重要視して早く進めたいのかを話していき、イオンもその理由にまた納得していく。
(『なんつーか、さっきまでのティアとかの話題で暗くなってたのが嘘みたいだな・・・』)
(あ~、その辺りに関してはずっと引きずってる訳にもいかないからだろうな・・・ティア達の事に関しちゃ先にもうケテルブルクで話してたってのもあったし、これからの事について考えないと失敗しちゃまずいしな)
(『決着が着けば、また新たな勝負が始まるからか・・・まぁまだ悲しそうな表情で話をするよりはマシだって思うしかないか』)
そんな風に進み行く話に『ルーク』がイオンの様子にポロリと漏らすが、返ってきた答えに納得しつつ前向きな方がいいといった言葉を漏らす。これでいいかと。
異なる師達との決着はついた
予定外の事がありつつも
だが終わりがあれば始まりもある・・・次の始まりが
next story
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「それはそうはさせてはもらいますが今後どうするんですか?ヴァン達は倒し、モースもいなくなった事に外殻大地の降下を済ませる事は出来ましたが・・・」
「・・・俺としてはアルビオールも二機あることだし、首脳会談を開けるように段取りを組めるようにしてもらいたいと考えている。話に出たが外殻大地の降下に関しては一先ずは落ち着きはしたが、民の間では何が起きたのかという騒ぎに少しなっていたのでな。その理由について話すというのもそうだが、キムラスカとマルクトの和平を結ぶためにも様々に分かりやすいきっかけは必要だと思うからな」
「・・・首脳会談ですか・・・確かにそうしてもいい時期になってきたと思えますね・・・」
そうしてその事について話題をまとめるピオニーにイオンがどうするかという疑問を向けると、首脳会談という中身に理解したというように声を漏らす。
「そういうことだ。まぁいつに開催するとかというのは、最悪俺が護衛の兵士を伴ってアルビオールに乗ってバチカルに向かっても構わんと思ってるから、キムラスカにダアトの都合に合わせると言ってくれ。ただ出来る限り早くそう出来るようにしてほしいとも言ってもらいたいがな」
「・・・それは、どうしてですか?」
「外殻大地の降下に関しては少し混乱したというように言ったが、あれが何だったのかという事に関してを早めに説明したいからだ。あれがどういった理由からの物なのかは出来る限り早くでなければ、いずれ人々は大したことない事だったと認識しかねん。目立った被害が無かったことも相まってだ」
「だから早くこういった理由があって外殻大地の降下があったと話せるようにしたい、ということですか・・・」
「そういうことだ。だからこちらとしては早く会談を行うことに関してを進めたいんだ」
「そういうことならダアトもそう出来るように進めた方がいいですね・・・」
そうしていかにピオニーが首脳会談を重要視して早く進めたいのかを話していき、イオンもその理由にまた納得していく。
(『なんつーか、さっきまでのティアとかの話題で暗くなってたのが嘘みたいだな・・・』)
(あ~、その辺りに関してはずっと引きずってる訳にもいかないからだろうな・・・ティア達の事に関しちゃ先にもうケテルブルクで話してたってのもあったし、これからの事について考えないと失敗しちゃまずいしな)
(『決着が着けば、また新たな勝負が始まるからか・・・まぁまだ悲しそうな表情で話をするよりはマシだって思うしかないか』)
そんな風に進み行く話に『ルーク』がイオンの様子にポロリと漏らすが、返ってきた答えに納得しつつ前向きな方がいいといった言葉を漏らす。これでいいかと。
異なる師達との決着はついた
予定外の事がありつつも
だが終わりがあれば始まりもある・・・次の始まりが
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