世界の確かな歩みが始まる
「・・・と言うわけです。プラネットストームを停止させないとしたら、障気はいずれ止めることが出来なくなります。いや、それでもと止めれなくなるギリギリまででも音素の恩恵に預かろうとしたなら、一つ取る措置が遅れただけで一気に世界が危機に陥りかねません・・・ですからその上で外殻大地を降ろした後で障気の影響を確認した後に皆様に選んでいただきたいのです。障気の危険性を認知してでもそうしたいかどうかを」
‘‘‘‘・・・’’’’
そのローレライの流れを引き継ぎ選択といった意味はこういうことと明らかにするアイオロスに、人々は沈痛してしまう・・・安定して第七音素に頼る生活はまず送れないが、それでも第七音素にすがり危険を犯すか・・・オールドラントの人間にとって最初に最後とも呼べるレベルで、あまりにも重い選択を投げ掛けられた為に。
「・・・この選択の返答については外殻大地降下から三日後、バチカルにグランコクマとダアトの3ヶ所で同時に皆様方に再びこのような形で問い掛けたいと思います。そしてその返答次第でプラネットストームの制止及び、セフィロトの破壊を行いたいと思っています・・・では私からは以上です。後は導師お願いします」
「はい・・・と言っても言うべきことはアイオロスさんが大体言いましたので改めて外殻大地降下に関してはキムラスカにマルクトの上層部の方々も理解していることと、バチカルとグランコクマでも後にここと同じような事をしてから実行に移すということだけお伝えします・・・出来るならその時には皆さんがこの星の未来の為によき選択を選ぶことを願い、この場を終了させていただきます。では私達はこれで失礼します」
‘‘‘‘・・・’’’’
そして少し言葉を紡いでからアイオロスはイオンにバトンタッチして後ろに下がり、切にこちらの望みを聞いてほしいと願う声を残した後に頭を下げてからカノン達と共に場を後にしていく。その姿を人々はなんとも言い難い表情と沈黙で、ただ見送るばかりであった。
「・・・お疲れ様でした、皆さん」
「いえ、それよりもこの後すぐにバチカルに向かわせていただきます。この数日、お世話になりました」
「いえ、それはこちらのセリフです・・・貴殿方がいなければオールドラントがどうなっていたか分からないのですから、このくらいは安い物です」
それでカノン達が使っていた部屋に戻ってきた一同は聖衣を脱いだ状態でイオンとアニスと向かい合い、穏やかな笑顔で会話を交わす。が、そこでイオンの顔が悲し気に歪んだ。
「・・・ですがあぁいった風に言っても、聞かないかもしれない人がいるかもしれないんですよね?」
「・・・絶対に出てくるとも限りませんが、かといって出てこないとも限りません。あれだけ言って障気の中に身を置けば大多数の人々は納得してもらえるとは思いますが、それも絶対というわけではありません・・・場合によっては反対と言う名の武力行使に出てくる者もいるかもしれません。もし各国内でそういった人々が現れたなら鎮圧はそこの方々に任せることが出来ますが、私達の元に直接現れたなら・・・その方々には気の毒な事になるでしょうが、その場で命を失ってもらう事になります。加減をして気絶させて近い位置にある街や村などにそう言った人々を引き渡すことも出来ないことはありませんが、人の目を逃れてまでそのようなことをしてきた者達の意識は並の事で変えられるとは思えませんからね」
「・・・やはりそうですよね・・・」
そこで言うことを聞かない人の事についてを口にするイオンにカノンは対応は変えないと真剣に口にし、更に悲しく表情を歪める・・・会談の時にカノン達が危惧して上げた反対する者達に対しての対応、その中でもカノン達を直に・・・それも人目のつかない所で狙ってきた者達に関しては後の禍根になりかねないため、そのまま始末してもいいと決まったことに。
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そのローレライの流れを引き継ぎ選択といった意味はこういうことと明らかにするアイオロスに、人々は沈痛してしまう・・・安定して第七音素に頼る生活はまず送れないが、それでも第七音素にすがり危険を犯すか・・・オールドラントの人間にとって最初に最後とも呼べるレベルで、あまりにも重い選択を投げ掛けられた為に。
「・・・この選択の返答については外殻大地降下から三日後、バチカルにグランコクマとダアトの3ヶ所で同時に皆様方に再びこのような形で問い掛けたいと思います。そしてその返答次第でプラネットストームの制止及び、セフィロトの破壊を行いたいと思っています・・・では私からは以上です。後は導師お願いします」
「はい・・・と言っても言うべきことはアイオロスさんが大体言いましたので改めて外殻大地降下に関してはキムラスカにマルクトの上層部の方々も理解していることと、バチカルとグランコクマでも後にここと同じような事をしてから実行に移すということだけお伝えします・・・出来るならその時には皆さんがこの星の未来の為によき選択を選ぶことを願い、この場を終了させていただきます。では私達はこれで失礼します」
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そして少し言葉を紡いでからアイオロスはイオンにバトンタッチして後ろに下がり、切にこちらの望みを聞いてほしいと願う声を残した後に頭を下げてからカノン達と共に場を後にしていく。その姿を人々はなんとも言い難い表情と沈黙で、ただ見送るばかりであった。
「・・・お疲れ様でした、皆さん」
「いえ、それよりもこの後すぐにバチカルに向かわせていただきます。この数日、お世話になりました」
「いえ、それはこちらのセリフです・・・貴殿方がいなければオールドラントがどうなっていたか分からないのですから、このくらいは安い物です」
それでカノン達が使っていた部屋に戻ってきた一同は聖衣を脱いだ状態でイオンとアニスと向かい合い、穏やかな笑顔で会話を交わす。が、そこでイオンの顔が悲し気に歪んだ。
「・・・ですがあぁいった風に言っても、聞かないかもしれない人がいるかもしれないんですよね?」
「・・・絶対に出てくるとも限りませんが、かといって出てこないとも限りません。あれだけ言って障気の中に身を置けば大多数の人々は納得してもらえるとは思いますが、それも絶対というわけではありません・・・場合によっては反対と言う名の武力行使に出てくる者もいるかもしれません。もし各国内でそういった人々が現れたなら鎮圧はそこの方々に任せることが出来ますが、私達の元に直接現れたなら・・・その方々には気の毒な事になるでしょうが、その場で命を失ってもらう事になります。加減をして気絶させて近い位置にある街や村などにそう言った人々を引き渡すことも出来ないことはありませんが、人の目を逃れてまでそのようなことをしてきた者達の意識は並の事で変えられるとは思えませんからね」
「・・・やはりそうですよね・・・」
そこで言うことを聞かない人の事についてを口にするイオンにカノンは対応は変えないと真剣に口にし、更に悲しく表情を歪める・・・会談の時にカノン達が危惧して上げた反対する者達に対しての対応、その中でもカノン達を直に・・・それも人目のつかない所で狙ってきた者達に関しては後の禍根になりかねないため、そのまま始末してもいいと決まったことに。
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