焔と渦巻く忍法帖 番外編
焔に向けられる視線(ルークに対する印象をナルトと関わるメンバー達にある人物視点で聞いた物。時間軸的には波の国~中忍試験までの間)
アスマ班メンバー
シカマル「ルークさんっすか?たまに親父達の所に顔出しに来ますから、少しは知ってますよ。たまに暇な時将棋とか打ってます、アスマより強いからやり甲斐あるっすね」
チョウジ「ルークさん?あの人いい人だよ!時々作りすぎたって料理おすそ分けしにきてくれるし、その料理おいしいし!火影の養子じゃなくてうちの養子だったら僕毎日ごはんおいしく食べれそうだよ!」
イノ「ルークさん?・・・年上じゃ有望株よね、断然(グッと握りこぶし)!クールなサスケ君とは違った意味で今風にイケてるから、私もどっちに狙いを定めるか迷ったわ!・・・ただどっちもライバル多いから、せめて年が近い方にってサスケ君一筋になろうって思ったの・・・」
アスマ「ルーク?まぁ一応俺と兄弟になるからな、知らない訳はねぇよ。ただこっちは上忍で向こうは中忍、立場もあってあまり顔を合わせる機会はないからそこまで色々知ってる訳じゃない。話してみる分には感じは全然悪くはないけどな」
紅班メンバー
シノ「ルークさん・・・森でたまに見かけるが、食べられる野草や薬草など取っていたな。それに、その草についていた虫などは潰さずに気を使ってちゃんとどけていた。あの人はいい人だ・・・」
キバ「ルークさん?ああ、話のわかる人だな俺的に。別にナルト達と一緒にサボってた俺を叱る訳でもなかったし、赤丸もかわいがってくれるし」
ヒナタ「ルークさん・・・いつもナルト君と一緒にいて仲が良さそう・・・羨ましい・・・」
紅「ルーク?特に知らないけど、子供達とは仲は良さそうに見えるわね」
カカシ班
サクラ「ルークさん?悪い人じゃないわね、特に問題があるわけじゃないし。サスケ君がいなかったら多分私もいいなぁとは思うんだろうけれどね」
サスケ「ルーク・・・あぁ、ナルトといつも一緒にいるやつか。別に特に印象はないな」
「フンフン、成程ね」
人の姿もない建物の屋根の上で今まで得た情報を統括し、どこにでもいそうな姿をした忍は解の印を組む。煙に包まれ、現れた姿はカカシ。
「特に評価も悪くない、勤務態度も好評。優良物件だね、確かに。まぁサスケは例外としてもね・・・だからこそ気になるんだよなぁ、ルークがナルトと親しい理由がね・・・」
変化を解いてからもブツブツとカカシは思考を深めていく。
カカシがルークの事を探っている理由、それは里からほとんどの人間にいい感情を持たれていないナルトと深く仲がいい訳を探しているからだ。
ルークの身分は孤児で三代目火影の義理の息子で七年前に里に来て、歳も17と聞き特に九尾の事を知っているように思える年齢ではない。
「仮にも火影様の子供なんだから、その辺の教育はしっかりしてるのかな?やっぱり・・・それか俺以外にナルトを止める役をルークが・・・?」
どこか釈然としない様子でブツブツ言いながらも、カカシはそこから一瞬で姿を消す。
「んー、感心感心。流石に里1番の忍だけあるってば」
「元々はお前が発端じゃないのか、ナルト?」
カカシが消えた後、そこに物陰から姿を現したのはナルトとルークの二人。
「まぁあの時は九尾の力使わないと『うずまきナルト』じゃ勝てなかったしね。いくら俺が力コントロール出来るって言っても、あのチャクラ感じて何も気にならないようなら逆にカカシ先生の忍の資質を疑うってばよ」
「『虚空』の力使って圧殺じゃ不自然なのは確かにそうだな。ただあの人こう言った事に粘着質だから俺の身の潔白を確信するまで面倒臭そうなんだよな、表の生活じゃ・・・」
『うずまきナルト』と『虚空』、この二つのワードが指し示しているのは先日の波の国での話だ。そこでの戦いの時、ナルトは表向き絶体絶命の苦境に陥った。その時状況を『うずまきナルト』として打破するために九尾のチャクラを使ったのだが、その時から封印が危ないのではないかと怪しんだカカシがナルトの近辺を気にしだしたのである。そしてカカシが調査していく内にルークの存在があると知り色々変化の術で変化しながら聞き回っていたのであるが、うちはサスケの監視を命じられていたナルトの視界に入りカカシの行動を二人が知った訳である。
「気にしない気にしない、皆のいい評価聞けたんだからそれでよしとするってばよ」
「・・・ま、そうだな」
ナルトからそう言われてしまえば、ルークも反論もなくなる。確かに自らの評価が聞けたのもだが、ナルトに対していい声を聞けたのもある。これはこれでいいかと、ルークは思ってしまった。
END
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アスマ班メンバー
シカマル「ルークさんっすか?たまに親父達の所に顔出しに来ますから、少しは知ってますよ。たまに暇な時将棋とか打ってます、アスマより強いからやり甲斐あるっすね」
チョウジ「ルークさん?あの人いい人だよ!時々作りすぎたって料理おすそ分けしにきてくれるし、その料理おいしいし!火影の養子じゃなくてうちの養子だったら僕毎日ごはんおいしく食べれそうだよ!」
イノ「ルークさん?・・・年上じゃ有望株よね、断然(グッと握りこぶし)!クールなサスケ君とは違った意味で今風にイケてるから、私もどっちに狙いを定めるか迷ったわ!・・・ただどっちもライバル多いから、せめて年が近い方にってサスケ君一筋になろうって思ったの・・・」
アスマ「ルーク?まぁ一応俺と兄弟になるからな、知らない訳はねぇよ。ただこっちは上忍で向こうは中忍、立場もあってあまり顔を合わせる機会はないからそこまで色々知ってる訳じゃない。話してみる分には感じは全然悪くはないけどな」
紅班メンバー
シノ「ルークさん・・・森でたまに見かけるが、食べられる野草や薬草など取っていたな。それに、その草についていた虫などは潰さずに気を使ってちゃんとどけていた。あの人はいい人だ・・・」
キバ「ルークさん?ああ、話のわかる人だな俺的に。別にナルト達と一緒にサボってた俺を叱る訳でもなかったし、赤丸もかわいがってくれるし」
ヒナタ「ルークさん・・・いつもナルト君と一緒にいて仲が良さそう・・・羨ましい・・・」
紅「ルーク?特に知らないけど、子供達とは仲は良さそうに見えるわね」
カカシ班
サクラ「ルークさん?悪い人じゃないわね、特に問題があるわけじゃないし。サスケ君がいなかったら多分私もいいなぁとは思うんだろうけれどね」
サスケ「ルーク・・・あぁ、ナルトといつも一緒にいるやつか。別に特に印象はないな」
「フンフン、成程ね」
人の姿もない建物の屋根の上で今まで得た情報を統括し、どこにでもいそうな姿をした忍は解の印を組む。煙に包まれ、現れた姿はカカシ。
「特に評価も悪くない、勤務態度も好評。優良物件だね、確かに。まぁサスケは例外としてもね・・・だからこそ気になるんだよなぁ、ルークがナルトと親しい理由がね・・・」
変化を解いてからもブツブツとカカシは思考を深めていく。
カカシがルークの事を探っている理由、それは里からほとんどの人間にいい感情を持たれていないナルトと深く仲がいい訳を探しているからだ。
ルークの身分は孤児で三代目火影の義理の息子で七年前に里に来て、歳も17と聞き特に九尾の事を知っているように思える年齢ではない。
「仮にも火影様の子供なんだから、その辺の教育はしっかりしてるのかな?やっぱり・・・それか俺以外にナルトを止める役をルークが・・・?」
どこか釈然としない様子でブツブツ言いながらも、カカシはそこから一瞬で姿を消す。
「んー、感心感心。流石に里1番の忍だけあるってば」
「元々はお前が発端じゃないのか、ナルト?」
カカシが消えた後、そこに物陰から姿を現したのはナルトとルークの二人。
「まぁあの時は九尾の力使わないと『うずまきナルト』じゃ勝てなかったしね。いくら俺が力コントロール出来るって言っても、あのチャクラ感じて何も気にならないようなら逆にカカシ先生の忍の資質を疑うってばよ」
「『虚空』の力使って圧殺じゃ不自然なのは確かにそうだな。ただあの人こう言った事に粘着質だから俺の身の潔白を確信するまで面倒臭そうなんだよな、表の生活じゃ・・・」
『うずまきナルト』と『虚空』、この二つのワードが指し示しているのは先日の波の国での話だ。そこでの戦いの時、ナルトは表向き絶体絶命の苦境に陥った。その時状況を『うずまきナルト』として打破するために九尾のチャクラを使ったのだが、その時から封印が危ないのではないかと怪しんだカカシがナルトの近辺を気にしだしたのである。そしてカカシが調査していく内にルークの存在があると知り色々変化の術で変化しながら聞き回っていたのであるが、うちはサスケの監視を命じられていたナルトの視界に入りカカシの行動を二人が知った訳である。
「気にしない気にしない、皆のいい評価聞けたんだからそれでよしとするってばよ」
「・・・ま、そうだな」
ナルトからそう言われてしまえば、ルークも反論もなくなる。確かに自らの評価が聞けたのもだが、ナルトに対していい声を聞けたのもある。これはこれでいいかと、ルークは思ってしまった。
END
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