焔と渦巻く忍法帖 第十九話

オマケ



「ところでナルト、煙デコ達凹ました後一日近くバチカルに帰ってこなかったけどどこ行ってた?」
「ちょっと強い魔獣いるって聞いたからイニスタ湿原って所行って来たってば。でもそれらしいベヒモスってでっかい奴は俺を見た瞬間逃げ出したから、倒れ込むまで追っかけっこしてたってばよ」
「動物虐待じゃねぇか、止めてやれよ」
「んー、俺もそう思ったから潰れた時に近寄って優しく頭撫でてやったんだけどまた立ち上がったから余力あんじゃんと思って、もう一回ベヒモスを追っかけてやったってば。いやー二回目は長かったなぁ、日が暮れるまでベヒモスはずっとイニスタ湿原を逃げ回ってたってばよ」
(命の危険感じて逃げてるって分かっててあえて追い掛けんなよ、この真性ドS)






・・・ナルトがイニスタ湿原に遊びに行って以降、ベヒモスはその姿をイニスタ湿原に入った者に見せる事はなくなった。ベヒモスの末路はナルトのみが知る・・・



「あの様子じゃ普通の人すら襲えなくなるってばね。俺から逃げて弱そうな人間見つけて襲おうとしたらいきなり俺に変化するんだし、しかも複数」
「トラウマ植え付けてんじゃねぇ、野生の動物に」






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