恵まれた環境にあれば完全なヒトとなり得るか 前編

後書きです。今回の話だけでは書きたいところを全部賄えなかったので、後編に話を行かせます。すみません。



その上で私が書きたいところは何なのかについて何なのかということを言いますと、まずこの前編で優作夫妻が考えを改めたらというのを書きたかったんです。そもそもコナンとしてあんな形で新一が活動してるのってどう控え目に言ったところで、新一が原作で言ったように引かないという意志を見せたことでそれならとあっさり引くばかりか度々協力していくといった始末・・・ただそんな二人が変わった上での原作の初登場のタイミングで書いてみたんです。新一もそうですし蘭も甘やかすようなことをしない二人だったらどうなるかについてを。



その結果として二人があんな感じになったんですが、新一はもう腕ずくでどうこうはあの体なら楽には出来るんですけどやっぱり蘭は丁寧に一個一個段階を踏んで納得させないと、後で地雷にしかならなそうというのがどうしてもネックになるから話が長くなるんですよね・・・理屈ではなく感情で考えるからこそ、その感情を叩き伏せると言ってもいいくらいの質と量を備えた理屈をぶつけないといけなくなるから。



なら蘭には言わないみたいな形で省けば書きたいところ減ったんじゃないかみたいな指摘もあると思いますが、今回のテーマが身内や交流関係といったものだった事もそうですけどこの前編で話した理屈についてを沈黙したい部分は沈黙して、言いたい部分だけを話してもう決定したことだから覆りませんなんて形で蘭が納得なんて到底しないのは確実だと思います。そういった時の蘭は理屈なんか抜いた勘めいた物が異常に鋭くなりますし、新一が辛くなるのは嫌だというでしょうからね。



そんな蘭にも今回色々言ってきたわけですが、後編でも新一だけでも蘭にも色々と言っていきますしセフィロスから色々な話をしてもらいます。見られる方はお楽しみを。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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