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でも漫画家っていうか紅蓮が言いそうみたいに考えたことは分からないでもないかも・・・今までの話の流れもあるけど、事件が起きた時のあいつの様子を思い返すと謎が解けた時、一部の例外を除いて解けたって嬉しそうな笑みを浮かべてたし



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確かにな・・・それを紅蓮が言いそうっていうのは理解出来るけど、まず間違いなくバーローはそれを言われてもそんなことはないって否定するだろうな・・・俺は事件を楽しんでなんかないだとかってな



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あれは事件を楽しんでるんじゃなく事件を解決させる事が出来るって思って出た笑みだってバーローなら言うんだろうけど、紅蓮は推理が出来ることに心が踊っている事は確かだろうと言いそうだし・・・俺もそうだろうなとしか思えないんだよな、事件が起きて推理が出来て謎を解けることを楽しんでるだろうって



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むしろ今となっちゃそうとしか思えないよな・・・バーローが否定するのは前提にしてもこのスレの流れを見てきた俺らからしたら、どんな風な事を言われるかだとかどんな目で見られるかみたいな事を考えてなかったのを踏まえると、事件を解決に導けるという部分はあったとしても推理が出来ることや謎を解けたってことに対する喜びが強い笑顔だなあれ・・・って



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でもバーローはそれを認めない上でさっきの話のようにマジで何を言われてもだとか強い気持ちを持ち合わせることもそうだけど、マイナス面な諸々を考えてないってのも分かる・・・漫画家の性格的にあまり気に入る感じじゃ無さそうなのもな



３２０　天国漫画家

≫３１９
確かに僕は彼の事は気に入らないね。話の中で大方その理由は出てきたが、そのもっとも足る物はやはり批判やら好奇の目やらを覚悟どころか考えすらしていなかった所さ・・・これに関してはあの世界にいたことや親の活躍といった外的な要因もあるんだろう。彼があんな形での探偵稼業を行う事が出来た大きな理由としてね。



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あの世界や親、か・・・親に関しちゃあの親もあの世界だったからあんな風に警察と協力やらしてきたんだろうけど、そもそもあんな世界じゃなかったら親含めてバーローがあんな活動なんか出来てなかっただろうな



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うん。つーかあんな事件ばっか起こる世界って他から見てもおかしいんだよ・・・それを言うと孫一とか推理物の世界は同じようなもんだろって言われるだろうけど、バーローに関してはあぁやって数えきれない事件が起きることやそれを解決することが周りも含めて普通になる環境っていうのがな



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孫一とはその点でもなんつーか作品の違いっていうか対比な感じが出てるよな・・・事件に出会しやすいって部分はあっても孫一は推理したり謎を解けたことに笑顔を浮かべたことなんかイメージないし、何なら事情があったのも相まって事件に出会いたくないって心底から嫌がるんだし



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それで孫一は何だかんだで事件に巻き込まれた３７の頃はやることはやってたけど、バーローはなぁ・・・色々あったことを差っ引いてもそれでも探偵としてってことを辞められなかったのはな・・・



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そんでもって話の中では出てこなかったけど、何だかんだ事件に出会うことだとか推理すること自体を忌避するような様子は全く無いどころか、むしろ前のように戻れば心置きなく以前のように出来るのに・・・みたいなのを心待ちにしてるのを感じるんだよな。事件を解決したいけど前の通りに自分が褒め称えられるであったり、おっちゃんを始めとして周りと仲良くといいかわだかまりがないようにしたいみたいな感情や考えが強いだろうし



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色々言うだろうけど、そういった気持ちは間違いなくほとんど心中を占めてるだろうな・・・









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