危機感の喪失に対する対処(後日譚)

後書きです。後日譚まで書く事にしたのは書かないと色々と消化不良になると思った上で、分けないと一話で書く分が滅茶苦茶多くなると思ったからです。それと月日の経ち方とかを考えると後日譚って扱いの方が分かりやすいと思ったんですよね。書いた私としてはそれで良かったと思います。何だかんだで長くなりましたし。



取り敢えず補足ですが、まぁ志保に関しては阿笠邸から離れるエンドなのは鉄板ですが・・・赤井にしたのは単純に一番志保からして自身の気持ちの面はともかくとして、新一からちゃんと距離として離してくれる人物は誰かと考えたが故です。安室ではないのは日本の公安では日本内という下手すると出会しかねない危険性があったからということからですね。



続けてですが英理に関しては心情的におっちゃんの方に大分寄りはしてはいるものの、復縁とかそういった話の流れにならなかったのは養子縁組の話を裏でしていて関係を戻しても不安だったのもありますが、もう結婚式前くらいで下手に復縁して一緒に暮らしたとしたなら蘭や新一達が顔見せに来る頻度が増えるだろうから、復縁しない方がいいと考えたからです。英理もおっちゃんやその母親の気持ちが分かった上で本気だという事が伝わった事や、自分も事件に巻き込まれたことは少なくない上にもうそうならないようにしたいと思って、離婚はしないけど共に暮らすことはしないというようにと。



その上で大殿と話の中でだけ出てきた隆景に関してですが、話の流れに組み込むと長くなるということから省くことにしたんですが・・・この後日談でハッキリとは言わなかったものの、過去の記憶持ち転生者です。ただここで隆景こと小早川隆景は名前を出しただけなのは出しても中身が長くなることを考えると、良くないと思ってです。というかここだけの話として元々はBASARAの元就も出してダブル元就プラス隆景の三人で行こうかと考えていたんですが、それをやると長すぎてまとまりがなくなると思って止めたんです。



まぁBASARA元就が出てた場合は生まれ変わって時間が経っていて時代が変わっていることに、大殿がいることから互いに認め会う中で親類に関して甘くなっていったみたいな性格になって大殿と共に行動をしていったとだけ思っていただければいいです。話が長くなるからそうしなかっただけなんで。



ただやはりというか蘭の性格を考えるとこういったように触れない所ってどうしても大事というか、線引きしないといけないなとなると思うからこそこういったんですよね。工藤家三人はキツい目に合うのは報いとしては受けないといけないと思うけど、それでおっちゃんまでもが辛い目に合うのは・・・ということになるからこそ、こんな風に遠回しでいて工藤家側に蘭も別角度から自重させるように苦心させる形になりました。この後日譚以降もそんな形で過ごしていくことが続くということで納得していただければ幸いです・・・まぁそもそも本当に危機管理能力といったもの完全にバグってるとしか言いようがないのを理解してないのも問題なんですよね、タイトル通り。だからこその結果にしました。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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