危機感の喪失に対する対処(裏)

後書きです。裏編いかがでしたでしょうか?



今回この裏編を書くにあたって何故分けたのかに関してですが、話が長くなることもそうですが変に一緒くたにまとめるとまとまりがないかなと思ったからなんですが、いかがでしたでしょうか?



それで補足なんですが、おっちゃんが実は大殿と裏で協力していて蘭に何も言わないみたいな展開になったのは二人の性格を考えると、むしろ当然だと思ったからです。おっちゃんは話せば新一達に対する不信感を抱くでしょうが、蘭に関しては絶対に最初こそはどうしてみたいに言っても理由を聞けば新一達に寄るだろうなと。そういった性格を考えると共にどっちを味方につけるかを考えれば、おっちゃん以外いないよねという話です。



その上でおっちゃんの母親が新一というかコナンの事を新一と同じ見た目にしか見えないと見たことに関しては、嫌いという関心の感情が強くなればこそ有り得ることと見ているというか蘭やおっちゃんとの対比のつもりでも言ったことなんです。原作の初期の頃に眼鏡を外した新一の姿を見て蘭は新一の小さい頃とそっくりと思い、一緒の場で寝ていて眼鏡を外した寝顔をよく見ているおっちゃんは関心がないから新一と結び付かない・・・新一に対する関心があるかないかでこの差ですが、強烈に嫌うならばこそ眼鏡があっても似ているというように考えてもおかしくないと思ったんです。コナンが来てから事件に出会しやすくなったというのも併せてです。その辺りの感情の強さからと見ていただければ幸いです。



そしてというかなんというか・・・やっぱり灰原に関してはどうしても常識人寄りにならざるを得なかったからこうなりました。これに関しては灰原も新一側同様な感じで大丈夫だろうというような考えに寄せることなんか想像出来ないんですよね・・・というかストッパーがいなかったら引き続きおっちゃんの元にいるようにという画策だったり、それこそ金を出すとか情で協力してくれと言いそうだというのが目に見えるんですよね。



ただそうなれば将来的に新一は元に戻った所で関係性は絶対におっちゃんとは壊れて戻らないままになるでしょうし、灰原はそんな風になるような選択は話を聞いていったこともあって選ばない・・・そう思ったからこそ、灰原がこの話でストッパーとなると共に気持ちがなくなっていった訳ですがいかがでしたか?



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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