知りたいものを知れることが幸せに繋がるとは限らない

後書きです。おっちゃんと蘭の二人が出会う話に新一が来たのはなんで、みたいな声が出てくると思いますが・・・実はこの話って元々から新一を出す事を念頭に置いて作ろうと思った話なんです。ですが新一が最初から出るということを言うとつまらないというか、見所が無くなるかと思ったので敢えて言うことはしませんでした。ごめんちゃい(雉並感)。



その上でもう一つこの話を書こうと思ったきっかけとしてスパロボ30をやってて、ゾルタンの言葉にすっごいやる気を刺激されたんですよね。新一っていう探偵を成功者かもしくは完成品、小五郎という探偵は新一がいることもあって失敗作・・・みたいな感じに新一に蘭達は当時思っていただろうことを、おっちゃんが坂道を経て好きになったアニメから言葉にするって展開が頭に浮かんだ時に。



それで話を展開していった訳ですが・・・新一が隠密に隣の席に座るのは出来るのかという話は出るかもしれませんが、蘭もですし過去に関して諦めるような殊勝な考え方をするとは到底思えないんですよね~・・・ただ流石にいくら引きずるとは言え常日頃から蘭を追い回すようよさなストーカーになるような事はしないとは思いますが、だからと言っておっちゃんと一緒にいる場面を見たなら、そんなことをやっちゃいけないみたいな気持ちは微細な感じにしか頭にない形で、平気で尾行するという選択を取ると思います。これに関しては自分は探偵だからとかって考えも加わってですね・・・だから尾行により隣に座って話を聞くまでは、蘭とも仲を戻しておっちゃんともまた交流出来ると思っていたんですが、結果は話の通りというわけです。



ただこの話に関して服部を出せないのかみたいな意見があったんですが、これに関してはまず第一に弱ペダキャラでメインに近い誰かの家族という縛りで考えると広島に熊本か、雉達マウンテンバイク勢の中からということで考えたんです・・・しかしどれもパッとしない上で、服部を入れても蛇足にしかならないなと感じたんです。おっちゃん側に考えが寄っても言葉が増えるだけというのもそうですが、新一側に考えが寄ったら似た者同士が寄り添うことで衝撃が半減して傷の舐めあいになって中途半端な結果になるといったように。なので服部もそうですが、他の面々に関しては出すのは止めにしました。



それで最後の展開というか対比としての形にしたのはまぁ前の話からおっちゃんに蘭はある程度はそうなるのは分かると思われますが、新一に関しちゃやっぱりどうしようもないと思うんですよね・・・冗談抜きに自覚のある無しとかじゃなく新一は生まれ変わったとしても、推理や恵まれた環境をずっと求め続けてその気持ちや考えは変えられないだろうというのは。それで先の二作品の事から踏まえて結局どうにも考えることが出来ないという結果になったんですが、いかがでしたでしょうか?



後、もう流石にこれ以上の番外編は書きません。元々おっちゃんと新一の二人だけの話であって、それも実際は会わないっていう話でしたからね・・・それをこれ以上二人が会ってからを発展させるのはって気になりますので、そこはご了承願います。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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