焔に触れお嬢様の目は変わる

後書きです。今回いかがでしたでしょうか?新一達だけじゃなく子ども達についても言及したんですが・・・



ただ今回の短編に関して園子の常識人化もそうですが子ども達に色々と言っていこうとしたんですが、考えていけばいくほど子ども達には理論立てた説明は効かないと思ったんです。それこそ本編で出てきたよう自分達に実力があったからだとか、無事だったからいいじゃんみたいな事で大して気にしないだろうと。



ただだからと言ってなら最初のシーンでだったりルークから戒めの為に暴力を受けるというのは流石にと思って書いたシーンを書き直し、新一が異常だからということから話を発展させました。まぁそもそも新一が小さな子どもとして端から見たなら自分がいかに異質かなんてのを考えてないのかとか、後始末の事を絶対考えてないからこそ先のような展開にしたんですしすんなりと書けたんですけどね。



それでもう一つのテーマであった園子の常識人化ですが、この話を考える際に調べた結果の元々の関係として蘭と幼稚園時代からの仲なんですよね。園子って。ただなんか幼馴染みみたいな感じで描かれる事が少ない感じがしましたし、やっぱり優先順位は新一も蘭も園子ではないといった感じなんですよね。そして園子もそこを理解しているからこそ敢えて外から蘭にちょっかいをかけるくらいにして、あまり新一の方には蘭の事があるから変につつかないようにしようみたいにどこか冷静に考えて。



だからこそなんというか園子ってちょっときっかけがあれば変わるんじゃないかなって感じたんですよね。新一や蘭との関係を重要視したりしないだったり、事件があってもそれを当然としたりケロッとした考えにはならないようになるんじゃないかと。そこで誰がいいかって考えていくとこのサイトの主役でもあるルークに行き着いた訳です。事件を普通の物とする訳ではなく、慣れる筈もない人物に。



ただその辺りに関して他のコナン物と違って転生者みたいなエピソードを入れなかったのは長くなるのもありますし、このサイトに来ているならルークがどんな風に歩んできたかは分かる方ばかりだと思うので省かせていただきました。まぁクローンの件に関しては他の方が似たようなことを書いているかは正確に把握していませんが、ルークだからこそ言えることだろうと入れ込みました。小さくなったよりはルパコナの世界線ならルパンで十分にクローン人間は作れることは有り得ると思いますからね。



それで園子とのカップリングみたいに言ってましたがラスト辺りくらいにしかその要素が薄くしか無かったのは、蘭とのやり取りが頭の中でどんどん発展して長くなっていったことから省く事になったんです・・・特に園子が蘭をビンタをするところとか省けないなと思って。この辺りってやっぱり新一が不利になればなるほど蘭は正論より新一の味方に回る絵しか浮かばなかったんですよね~・・・だからこその決別の結果になったんですし、ここまで話が長くなりました。園子の常識人化及びおっちゃんの将来的な境遇の事を考えるならばこそ。



それでこの後の展開ですが、まぁ毎度の如く新一達は元の体に戻りますが園子達とは元の関係には戻れないと簡潔に思っていただくくらいで構いません。それと子ども達との関係はその時にはもうほとんど切れている物と見てください。ただ阿笠に関しては事件に関わってはいないけれど子ども達との縁は切れてないので、どうなるのか・・・といった感じですね。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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