揺れぬ正義を持つ狼の目 後編

後書きです。前編に納めるようにまとめようとしていたら40以上のページになると見越して後編を作ったんですが、後編に分けるんなら追加要素加えて書けばいいじゃない・・・って開き直って考えてこんな量になりました。まぁ書ける分は書いたので良しとします。



前編後編併せての本編の補足になりますが、新一ってコナンの時の体の事を考えると少年院に入れることが出来ないし、かといって新一の体に戻っても少年院に入れるならどんな罪で入れるのか・・・みたいなことを考えると、どうしたってまともな感じには出来ないと思うんですよね~。普通に考えると。なのでその辺りは公安の用意していた広めの隠れ家がどこかにあるという設定になった上で、本編上のような処置になりました。この辺りはご了承を。



次に学校が進級させることが一般的に認められないとして留年と定める期間は本編で出したよう三分の一か、厳しい所では四分の一日分の出席日数の欠席だとの事だそうです。この辺ってサザエさん時空みたいなもんだからという方もいらっしゃるかもしれませんが、サザエさんと違って登場人物が増えていっている事に加えて話の時系列を辿っていくとその時その時によって季節が変わるから季節感の統一がなく、本当に作品内での時間の流れってどうなってるの?・・・としか思えなくなってきます。



なのでその辺りの時間関係については詳しく追求することはなく留年確定の出席日数はこの作品内では大幅に越えている物とした上で、他の漫画でも見たような留年したくないならこの課題をこなせといったような処置が取られたという感じになりましたが・・・この辺りをコナンの作者が描くかどうかは分かりませんが、多分描いたとしてもさもコメディチックにこれやんねーと蘭と一緒に進級出来ねーからな・・・みたいな感じの絵をちょいと出すみたいな場面をエンドロールで描くんじゃないかと思います。多分その辺りは少年誌だからって事でリアルな感じには描かないと思いますけどね。



・・・まぁその辺りも含めて新一の行動に考えがあまりにも不用意というか、都合が良すぎる事は散々前編後編も含めて書かせていただきましたが・・・やはり一番効くのっておっちゃんのダメージを与えたのは自分って突き付けられる事にあると思います。ただこの話で何でその後の詳細が無いのかに関しては、どうなったかは皆様のご想像にお任せします・・・まぁ斎藤が何にも新一の事を聞かなかったがヒントみたいな物ですがね。



その上で斎藤という人選にしたのは何故かと言えば、辛辣な言葉を平気で吐ける上で芯がある人物を出したいと思った時に誰がいいかとなった時に斎藤が思い浮かんだんです。ただ転生したなら斎藤の場合は四角四面で悪即斬を貫く程頭は固くないと思ったので、こんな考え方になると思っていくとより面白く感じていったのでこうなっていきました。



ただ最後に補足というよりは志々雄の事と共に北海道編の敵達の事も出そうかと考えたんですが、この短編を作ってる時はまだ途中だったので変にならないようにそこは省きました。まぁ志々雄だけでも分かるかと思いましたし、その志々雄達が現代の環境を見たらこの短編のようなことを考えるかと思います。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。










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