得られた平穏と望まぬ平穏の二つの平穏

どうも。この部屋は弱虫ペダル世界に転生した小五郎のおっちゃんと新一の対比物になります。転生した二人の設定というか概要は下の感じです。


















小五郎



・(この短編を出した時点での)原作では出てきてない坂道の父親にして、小野田家の稼ぎ頭。

・仕事は東京で一人暮らしをする中で大企業のビジネスマンをしている。千葉に住む妻と坂道を養えるのもそうだが、1K程度の狭さとはいえ東京に部屋を借りて暮らしても十分大丈夫なくらいには稼げている。

・そんな生活をしているため、基本的に千葉には長期休みが無ければ帰ってこない事から小野田家にいないことが普通。その上で前世で色々ありすぎた事にその大本の原因である新一達と比較すると、比べることすらおこがましいと思えるようなレベルで会う時間は少ないが今生の妻と坂道を愛している。ただ英理に関しての気持ちは消えたとは言わないが、周りに英理どころか誰一人知り合いが転生していなかった事で英理はもういないものとして区切りをつけたから、小野田家を存続させる意味合いも兼ねて妻と結婚した。









新一



・真波家の長男として転生。山岳とは二つ離れた兄弟関係だが、箱学や神奈川県内の高校には通わず東京の学校にアパートを借りて一人暮らしで通っている。

・前世の記憶があることに加えて子どもの小遣い程度では物足りないことを含め、様々な事情からミステリー小説家として中学生の頃から隠れて活動している。その小説家としての活動がある為、親を通さずに入るようにした自分の金でアパートの家賃や生活費は払えるくらいには金は持っている。

・前世と違い、事件に出くわす機会はほぼない。あっても謎の解明が必要な事件はない上、一般人扱いされる。

・真波家の人間との関係は悪くはないが、前世の恵まれ過ぎた環境に比べて色々と物足りなさを感じている。









・・・大体こんな感じです。その上で先に進む前に注意させていただきますが、対比物と言いましたがこの話は事件に出会いやすいという特性を転生したことにより失ったならどうなるのかという話でもあります。更には厳しめという感じからは少し外れたような話になりますので、そこはご留意ください。後、時期としては一年目のインハイの後で巻島がイギリスに行くと明かす前くらいと思ってください。



それでは読まれる方は先へどうぞ。本編になります。









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